SHUFFLE! アニメFAQ
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2クール、全24話です。
全米オープンテニス放映の為に9月1日と8日、放映休止の為に12月29日は放映がありませんでした。原作で声のなかった稟以外は同じ声優です。名前を変えている理由については総合FAQ参照。各ヒロインが抱えている問題やプロフィールなどの基本的なキャラ設定は同じものの、 その問題に直面する経緯やその後の展開など、原因と結果が異なっていて、完全なオリジナル物になっています。ドタバタラブコメや原作好きな人には、11話までがSHUFFLE!本来の雰囲気を持つとされ好評、19話以降はSHUFFLE!に非ずという評価。
重い欝展開やドロ沼好きな人には、19・20話は神、前半は空気アニメという評価。
ラストは総じて不評、15話辺りのプリムラ奪還で終わっておけばという声が多い。
2005年下半期のアニメランキングの統計によると、レビューや視聴を途中で打ち切っている人が多かった模様。2005/09/15放映の第9話から「R-15指定相当」になりました。作品全体が「R-15指定相当」となったというだけで、毎回R-15指定のシーンが出てくるわけではあり
ませんので過度な期待をするのは控えましょう。映倫規定のひとつ。15歳未満 (中学生以下) の鑑賞に不適切な表現が含まれるもの。
PG-12 (性・暴力・残酷・麻薬描写・ホラー・小学生が真似をする可能性がある作品) に加え、
いじめ描写も対象となる。映倫規定のひとつ。12歳未満 (小学生以下) の鑑賞に不適切な表現が含まれるもの。
性・暴力・残酷・麻薬描写が表現されているもの。
恐怖心をあおることを目的としたホラー映画。
小学生以下の行動で、模倣されてはいけない描写が含まれているもの。2話からです。12話からです。しかし比較的明るい話題の回だけは以前のものに戻るようです。Aパート終了時の分だけノイズのような演出が追加されたようです。 12-13話比較用アイキャッチCUTTY SARK BIL564という帆船のようです。
中国より紅茶を早く運ぶ為に作られた快速クリッパー船で、中国からイギリスを約108日間で航海しました。現在はグリニッチにて保存。 船名の由来はイギリス・ビクトリア朝時代の女性の下着の意味よりつけられたものです。
原作の場合、18禁ゲームなので登場人物は全員18歳以上、学園≠高校なのですが、アニメ版に限ってはバーベナ学園を高校と同意義とし、稟は2学年なので17歳という設定にしたようです。
プリムラの場合は、1つか2つ年下という設定は原作と同じだと思われるので、15・6歳になると思われます。以下の理由により、時雨亜沙がヒロインとなりました。
・平松巨規 (アニメーションプロデューサー)
「亜沙にしようと決めた時点ではコンプの1位は楓だった。」 (決めたあとに亜沙が1位になった)
「亜沙にしたのはゲームで一番印象に残ったから」
「楓だと神界・魔界設定の意味をなさない」
「角川のプロデューサーもそう思っていた」
・鈴木雅詞 (シリーズ構成)
「やるんだったら亜沙かシアだと思っていた」
「亜沙は動かしやすいし、積極的に動けるキャラは描きやすい」
「楓は関係が近すぎるので、そのままゴールインするか、本当にゴタゴタしたあと元のさやに収まる話になってしまう」
「ネリネは、ストーリー上、リコリスとの絡みで気持ちに変化が起こるので難しい」
「プリムラはいろんな意味で難しい」
詳しい内容は下記「スタッフインタビューの内容〜」参照アニメ製作にあたって原作のNavelは音楽関係を除きほとんどタッチしておらず、アニメ製作スタッフによる独自の解釈が盛り込まれたアナザーストーリーとなっています。
アニメ版の大きな特徴として、アダルトゲームのアニメ版にありがちなハーレムエンドではなくエンディングを迎えるヒロインが明瞭に定められた事と、そのヒロインに原作ではメインヒロインで無い時雨亜沙が選ばれた事が挙げられます。
しかし、亜沙とのエンディングに話を収斂させる反動で、主人公の土見稟の性格が話数によってまるで別人のように異なる一貫性の無いキャラクターになり、亜沙以外のヒロインとのエピソードが改変・縮小されるなどの弊害が出た為に原作のファンからの激しい反発を招く事になりました。
特に楓のエピソードが描かれた19話〜20話は原作のコンセプトを全く無視否定する、楓がさながら精神錯乱者のように描かれた陰惨なストーリーであった為、19話放送直後からNavelOHPのBBSは賛否両論の大量の書き込みで一時サーバーがダウンし、2ちゃんねるでも1スレが数十分で消費されるという大混乱を招きました。
その混乱は出演声優にも及び、楓役の後藤邑子はあまりの反響から緊急コメントをブログに掲載、インターネットラジオ「ねぶら」においてはプリムラ役のひと美が「(アニメの)19話は怖くて途中から見ていられなくなった」とコメントを寄せ、亜沙役の伊藤美紀が急遽ゲスト出演するという異例の事態となりました。
その為、このアニメについてはもはや無かったことにしての、製作会社やスタッフを完全に変更してのアニメの作り直しを希望するファンの声は現在でも少なくないです。- 516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 20:24:30 ID:1MdDZYCm
- 細田 ゲームという原作があるものをアニメ化する場合、並列した時間軸で展開する
ゲームと、ひとつの時間軸だけで進めなければならないアニメとでは、どうしても
矛盾した部分が出てくるんですよね。ゲームで起こるイベントをなるべく拾いつつ
、ストーリーを一本化することで生じる矛盾をうまくつなげなければならない。
そのためにつじつま合わせが必要になってきます。そこがアニメだけのオリジナルの
映像やセリフとして出てくるわけです。例えば、ゲームでほかのヒロインを選ばなければ
そのヒロインとの展開はストップしますが、アニメで誰かを振った場合は、あとの展開で
そのヒロインの心情を拾わざるを得ない。そこを原作に出来る限り忠実にしつつ、
どうやって成り立たせていくかという点には、気をつけて製作しました。
- 518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 20:45:03 ID:1MdDZYCm
- ―最終的なヒロインを決定するのも、かなり難しかったと思うのですが、なぜ最終的
の亜沙に決まったんでしょうか?月刊コンプティークのキャラクター人気投票で
亜沙が一番人気なので、その影響かとも思ったのですが。
平松 いえ、亜沙にしよう決めた時点では、コンプティークの人気投票の一位って楓だったんですよ。
それで次号の時に亜沙がトップに立ったんで「おお!」と思いましたね。
亜沙にしたのは、まずゲームのストーリーで亜沙が一番印象に残ったというのがあります。
楓ですと神界、魔界という設定が意味をなさない部分もありますしね。それで亜沙で行けない
かと思っていたら、角川のプロデューサーの方もそう思っていたということだったんです。それで
決まりました。
特定の女の子に決めない選択肢もあるにはあったんですが、やはり誰かに決めてほしいという
依頼もいただいていましたので。
鈴木 自分もやるんだったら亜沙かシアだと思ってました。亜沙というキャラが動かしやすい
という点もありましたね。やっぱり自分から積極的に動けるキャラというのは描きやすい
んですよ。楓は関係が近すぎるんで、そのままゴールインするか、本当にゴタゴタといろいろ
あったあと、元のさやに収まるって話になってしまう。ネリネはストーリー上、リコリスとの絡みで
気持ちに変化が起こるのでちょっと難しい。で、プリムラはいろんな意味で難しい(笑)。
プリムラENDに持っていったら「神」って言われたかも(笑)。
- 519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 20:54:22 ID:1MdDZYCm
- ―物語中では、シアがはっきりした形で振られていますよね?
細田 振られたら、やはりどこかしょんぼりしなくちゃならないっていうのがあるんですが、
しょんぼりしていると稟の性格から慰めるはずですよね。そういうのを拾っていくと
大変じゃないですか。だから振られつつもシアとしては前向きな姿勢をとって、
稟に対して気を使わせない方向にもっていくという形にするなどして、対処していきました。
- 521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 21:05:49 ID:1MdDZYCm
- 第19話から第21話までの楓エピソードについて
―稟と亜沙との関係が深まる中で、楓の精神が不安定になる描写が非常に深く
描かれていて驚きました。
細田 インパクトという意味では、シナリオも確かにキツ目に書いていただいたんですが、
演出家のあおきさんの功績が大きいですよね。これまでの恋愛もののアニメを見ていても
記憶に残らないものが多いじゃないですか。それであおきさんに視聴者がドン引き
するぐらいの演出をしてくださいと頼んだんですよ。そうしたら、想像以上のものが
出来上がってしまって。
鈴木 私も脚本の高山さんにMAXでいってくださいとは指示を出しているんですよ。
脚本でMAXまでいって、さらに演出でひねったからあそこまでいったという。
元から、楓と稟の関係があのようになることは、脚本を書く前から予定していました。
- 522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 21:23:54 ID:1MdDZYCm
- 平松 いわゆる美少女ゲームを原作としたアニメのなかで、あそこまでドロドロしたものって
いうのはあまりないと思うんですよ。通常、相手との関係が、同級生だとか、バイト先で会う
関係だったりしますよね。でも楓の場合、完全に生活を共にしている関係です。その人がいなく
なるということを、そう簡単には納得できないと思う。気持ちがそこまで受け入れられない。楓と
稟の関係だからこそ、ああいうふうに描かないとウソだと思ったんですよ。
―そこまでこだわったのは・・・。
平松 キャラを大事に描くというのが「SHUFFLE!」を作る時の大前提だったんです。
キャラの過去をしっかり描いて、さらにゲームにはない「相手を振る」こともちゃんと
描かないといけない。楓は稟と8年間、いっしょに住んでいたという事実がある。
それを断ち切るためにはどうしたらいいか。かなりのことがないと別れないですよね。
これをしっかりやらない限り、恋愛と言うものがウソになっちゃう。ウソの塊だけで
「SHUFFLE!」を作りたくなかった。そこで監督と鈴木さんに頑張っていただいた
わけです。
- 525 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 21:43:59 ID:1MdDZYCm
- ―第19話は展開もさることながら、他の回にも増して、作画、演出のレベルが
非常に高かったですよね。
細田 あまりにもうまかったから、第20、21話で、あれよりぬるい状態になってしまうとあの話だけ
浮いた状態になるので、観てても「あれ〜!」て思う部分もありましたけど(笑)。
鈴木 シナリオのほうでも、続きどないしょ、みたいな(笑)。ただ第21話で楓の気持ちを解決する
ことは考えていなかったです。プリムラという救いを残しましたけど、解決はしていない
ですよね。だから稟が引越しする日も楓はひとりで行動していますし、気持ちが落ち着くまで
稟といつものようにはもどっていないんです。
細田 気持ちの整理をつけるっていうのは映像の中にもりこめたんじゃないかな。
鈴木 整理するには時間が必要なんですよ。それはシアやネリネもそうなんです。
細田 キャラをちゃんと成長させていく物語を作っていきましたので、気持ちの整理
をつけたうえで再スタートを切るという形にしています。
鈴木 第24話のエピローグがそれぞれの再スタートですよね。
- 569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/05(土) 19:28:53 ID:Dbaw3Rx8
- [それぞれの思い入れのあるエピソード]
―思い入れのあるエピソードを教えていただけますか?
細田 僕は第11話と第15話ですね。第15話は、魔界が舞台ですけど、魔界のシーンって
原作のゲームにないんですよね。ただ、せっかく魔界、神界という特殊な設定があるので、
どうせだったら出したいと。ネーブル(編注/「SHUFFLE!」のゲームの発売元)
さんのほうから、好きなようにやっていいですよ、って言っていただいて、ほとんど
なんの制約もなく描けたんです。作ったものをオフィシャルにしてくださいとまで
言ってくださって。魔界については、中世ってキーワード以外出てなかったので、
設定はほとんど僕のほうで考えました。神王と魔王の服装とかもですね。ですので、
第15話は製作サイドのオリジナル要素が最も強い部分だと思います。
―オリジナル要素というと第24話のエンデイングで流れるシーンも、まったく原作のゲームに
ないものですよね。あれは当初から予定していたんですか?
細田 あれは・・・、僕がやりたいから勝手にやったもので・・・(笑)。
平松 騙されましたね(笑)。
細田 いいじゃないですか!原画も僕が全部描きましたし(笑)。あそこ、コンテより
先に原画が上がってましたから(一同爆笑)。原画からコンテ起こして事後承諾の流れで。
―楓とシアが化粧していましたね。
細田 あれはですねぇ、稟にいいところを見せようと思って、おめかししているんです。
声は入らないですけど、ちゃんとセリフあったんですよ。「見返してやろう」
みたいなことをキキョウが言ってます。
―もうひとつの第11話を選んだのは?
細田 第11話は前半のAパートと後半のBパートが同じ時間で流れていくんですよね。
あれ、ゲームでよくやる手法じゃないですか。2人のキャラが同じ時間に別々に
動きいて、どこかで絡むというのをやりたいと思って。麻弓と撫子と、つなぎで
カレハというサブキャラを使いました。あれが一番、僕が脚本に関わった部分です。
- 570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/05(土) 19:51:02 ID:Dbaw3Rx8
- 鈴木 私も第11話に関してはすごい苦労したんで、印象には残りましたね。作り方
自体、監督にやりたいことを出してもらってから始めるということで、ほかと
違っていましたし。11話はシリーズ構成上、なんでもありの回ということで
空欄にしてあったんですよね。ただ、なんでもありな分、一番大変で・・・。
なにせプロット作成だけで1ヶ月かかっていますから。第15話まではシナリオ
が上がっているのに、11話だけまだ残っていたという・・・。
―鈴木さんは第11話以外にありますか?
鈴木 第6、15、21、24話ですかね。第24話はもちろん、第15話は魔界編、
第21話は恋愛編の事実上の最終話ですので(笑)。第6話は、ストーリーの
色を決めた話なんですよ。第5話までは設定やキャラ紹介の部分を兼ねているん
ですが、第6話はドタバタにするのか、ドタバタも含めていい話にするのかという
ところで・・・。あそこで今後、「SHUFFLE!」という作品はこうなって
いくんだというなって見えたというか。脚本側でどうしていこうということが見えた
回ですね。
- 571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/05(土) 20:15:48 ID:Dbaw3Rx8
- ―平松さんはいかがですか。
平松 第11話も大変でしたが、実は第10話もさらに難産だったという・・・。
脚本の長谷川さんから第10話の第一稿があがった時には、あまりに当初
のプロットと違っていて、みんな爆笑しましたね。
―どんな内容だったんですか?
鈴木 第10話ってシアとの結婚式っていう話があったじゃないですか。あれが結婚式
までいっちゃったんですよ。全宇宙規模の結婚式(笑)。神王がひとりで暴走
してしまったんですね。
平松 神王、頑張ってましたね〜。全国区のテレビ放送までしていましたから(笑)。
鈴木 最後は、結婚式阻止って感じで映画の「卒業」のようになって(笑)。面白かったんですけど
さっきもいった3回に最終話に加えて、そんなところにも最終話を作ってどうするんだって(笑)。
- 683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 20:08:54 ID:RBH7OkeM
- 「お気に入りのヒロインやキャラクター」
―それぞれのお気に入りのヒロインを教えていただけますか?
細田 私はプリムラですね。ほかのキャラは恋愛戦線からどんどん離脱していくん
ですが、プリムラは初期の段階から落ちていて、あとはもうお遊びというか、
オモチャみたいな存在だったんですね。どう放置しても遊んでもいいという。
本筋があるのであまり出せなかったんですが。第24話は本当は亜沙が魔法
を使って終わりだったんですよ。でも鈴木さんに無理をお願いして、Aパート
で亜沙との話を終わりにしてもらって、Bパートをプリムラ視点の後日談に
したんですよね。そこでプリムラを使って遊ばせてもらったという(笑)。
鈴木 僕はお気に入りって言うか、一番気にかけていたのは亜沙ですね。彼女はメイン
ヒロインっていっても原作のゲーム上ではやはり、シアやネリネ、楓から
一歩引いた状態ですよね。それをいかにメインにするかということで、彼女の
いいところをどこで見せて、どうやって可愛く描いてやろうかなっていうのを、
かなり気にかけていました。それとは別に、脚本家たちのなかでは前半の頃の
プリムラが人気で、プリムラでどうやっておいしいところを持っていくか、という
のをみんな考えていました。今回は薬をゴリゴリやってる、今回は砂の城だとか
お互い考えて。
- 684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 20:20:16 ID:RBH7OkeM
- ―第5話の朝食で、プリムラがぽろぽろ、豆を落とすシーンがありますよね。
細田 (笑)。あそこは全話中でも僕のお気に入りのカット。豆を落とすところは
僕の異常なこだわりがあります。ああいうのってカワイイじゃないですか。
―平松さんはいかがですか?
平松 私は楓ですよ。5人の中で一番人間性があってドラマが作れたっていう。
普通の人間の感情を出せましたので。一番好きな人と一番信頼していた
人がくっついたら、やはりあのようになりますよね。
細田 前と言ってることがちがう!(笑)家帰ったらご飯を作ってくれているキャラ
だからって言っていたじゃないですか!(編注/コンプティーク2005年
12月号で行ったインタビューのこと)
平松 あれはネタバレになるから・・・(笑)。いや、本当、楓は好きよ。パソコンに
入れているのも楓関係のものだけで、ほかのキャラ入ってないし(笑)。
- 685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/12(土) 20:43:49 ID:RBH7OkeM
- ―メインキャラ以外にはいかがですか。
細田 僕は麻弓ですね。一番動かしやすいし、行動がわかりやすい。スタッフのなか
でも人気高かったですよ。最も遊べるからって。
―第24話でも樹を蹴ったあと、ツバまで吐いてますものね(笑)。
細田 ツバを吐いてもキャラ壊れてないじゃないですか(笑)。
あれができるのは麻弓だけですよ!
鈴木 僕も麻弓ですけど、ゴメンなさいって言いたいのは樹ですね。本当はもっと
いいキャラになる予定で、第2話でも伏線張っていたんですよ。
―稟に説教するところですか?(「その気は無い。でもいっしょにいる。そんな曖昧な
態度でみんなが納得するはずないでしょ!」のくだり)
鈴木 そうですね、数少ない男キャラなんで、もうちょっと目立たせてあげたかった
んですけど。亜沙に立場を奪われたというか・・・。
細田 原作では、プリムラとの関係を手助けするのって樹なんですよね。
鈴木 樹とゴールインするわけにはいかないので(笑)、亜沙をいい立場に置いた
代わりに樹の存在がミーハーキャラに変わっていって。本当はいいキャラ
なんですよね。
―ほかにはありますか?
鈴木 脚本家陣のなかでは神王は一番人気ですよ。使いやすいし、シリアスになっても
遊べるので、前半のプリムラに代わって、後半は神王で遊んでいたという。
- 716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 19:44:00 ID:sE/jB3T1
- [制作中のユニークなエピソード]
―制作中になにか面白いエピソードがありましたら教えてください。
細田 ありますよ〜。放送時に第8話と第9話の間に2週間分、全米テニスの
放送が入ったんです。あれなかったら、とても制作が間に合わなくて、
放送落ちてました(笑)。当時は、戦々恐々でしたよ!
平松 あのクオリティで放送できたのは、シャラポワのおかげですよ(笑)。
鈴木 私の場合は、エピソードではないのですが、脚本の第一稿を、ライター陣
に好きなように書いてもらったのが面白かったです。私がシリーズ構成
で責任をとれるということでやれた部分もあるのですが、テレビだから
抑えぎみにしておこうとか思わず、とりあえず第一稿はアクセル全開で
書いてくれとお願いしました。今までほかの作品で抑えていた分、一回、
アクセルを吹かしてみましょうという。そのために第一稿がアウトって
いうのが多くなってしまったのも確かなんですが・・・。みんなで相談
して意見をまとめていく絶対、無難なところにいきつきますから、そういった
意味では脚本を面白くするために、何度も積み重ねていいっていう現場でした。
そういう意味では、ネーブルさん初め、よく許していただけたなと。
- 718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 20:10:15 ID:sE/jB3T1
- [SHUFFL!がもたらしたもの]
―それぞれ初めての立場で制作されたことでこの「SHUFFL!」という作品
には思い入れがあると思うのですが、みなさんにとって「SHUFFL!」
とはどのような作品となりましたか。
細田 一言で言うなら非常に勉強になった作品です。僕は絵描きなので演出とか絵コンテ
など、ほかの部署をやることは非常に少なかったんです。でも今回監督をやらせて
もらったことで、本来、年数をかけなければ勉強できないことを1年間で習得させて
もらいました。今後仕事をしていくうえで、相当財産になったんじゃないかと。
これから、どんな作品でもできるんじゃないかという自信はつきましたよ。
そういう意味では、かなり思い入れのある作品になりましたね。
鈴木 監督と同じになっちゃいますけど、一番自信がついた作品ではありますね。幅が
広がったということもありますし、脚本があがってから絵コンテでこうなるのか
作画でこうなるのかとかみて、じゃあここまではハンドルを切ってもいいなどと
わかるようになりましたし。実際、「SHUFFL!」をやるようになってから
明らかにシナリオの書き方が変わったんですよ。それまでは、原作をいかにきちんと
やっていくかというところに、わりと腐心していたところがあるんですけれど、
現在は原作を理解したあと、この部分は守るけれど、この部分はハンドル切っちゃったら
面白い、というように考えるようになりました。自由にやらせてもらったことで
殻をやぶってくれた作品になりましたね。
平松 お二人から授業料をもらわなければなりませんね(笑)。改めて思ったのが、
お二人とも監督、シリーズ構成が初めてということで、いろいろ試してくれて
それを認めてくださった、角川さんやネーブルさんがあったからこそ、ほかの
作品に埋もれない作品になったんだなって実感しましたね。私自身にとっても
財産になったなって思っています。
―本日はどうもありがとうございました。
1話山形県平田町特産の玉なめこを使用し、細かく輪切りにした万能ネギが乗ったなめこ汁。飛脚猿がマークの引越しのナカイ。佐藤さん、田中さん、山本さん、上杉さん、五所川原さん。KKKの親衛隊長らしいです。向かって右の和風建築の屋敷が神王一家宅、左の洋風建築の屋敷が魔王一家宅です。2話後に登場する人物について訊ねようとしたのですが、その名前を出しても稟には分からないだろうという事に気付き、思い直して「ネリネ」に訂正したのだと思われます。
なぜ最初にその名前を出したのかについては15話FAQ、PC版FAQ参照。アニメ版SHUFFLE!のオープニング 「YOU」 (Vo.YURIA)。小児性愛者を示す「ロリコン (ロリータコンプレックス) 」と、同じ意味を持つ「ペドフィリア」とを合わせた
造語のようです。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。3話4話その点数に関してはたまたまヤマが当たっただけでのもので、秀才というわけではありません。
もともと起伏の激しい成績のようで、今回のような点数を取ることもあれば赤点ギリギリの時もあるようです。原作では「どんより」を使い文章を作れという問いに「うどんより蕎麦が好き」、「うってかわって」を使って文章を作れという問いに「彼は薬をうってかわってしまった」と回答する場面も出てきます。5話中林三兄弟に向けて放たれたネリネの魔法によって壊されたものであって、楓が傘で壊したわけではありません。6話
朝から生相談 ちょっと聞いてよ、熱血!!大将軍U、料理番組、ニュース、笑って○いとも。シアやネリネ達を総称した「土見稟の恋人達」という意味で、麻弓が考えたもの。原作であるPC版SHUFFLE!のオープニング 「Mirage Lullaby」 (Vo.YURIA)。7話
フローラ。制服がかわいくスカートが短いことで有名な店です。8話
将棋、チェス、ババ抜き、戦争ゲーム?、麻雀、ポーカー、人生ゲーム。原作であるPC版SHUFFLE!のオープニング 「Mirage Lullaby」 (Vo.YURIA)。稟とシアがペアルックを買おうとしていたので、自分も同じ服を一緒に買って、トリオルックにしたかった
ようです。縞パンのみを狙ったスカートめくり常習犯の真聡くんです。
Tick! Tack!では魔族のマ=サトくんが登場します。9話前話でシアに傾いた流れを一気に引き戻そうとした魔王が、人間界の水着と言えばこれしかなく、
稟も気に入ってくれるとそそのかした為。胸のサイズがプリムラに負けていると言われ、浜辺の限定的な視線を独占する為の同盟。
原作では「微乳同盟」になっています。魔界の海には波がない為。亜沙が言うには軽い日射病だそうですが、ネタバレへの伏線の為、保留。
23話FAQ参照。食べ終えた後に一瞬前屈みになり、一息つくように椅子にもたれ掛る場面の直後に音が鳴る為、
恐らく樹だと思われます。10話神王に付き合わされて神王家に居たかと思われます。間違いなく本人です。11話うさぎ跳びで校庭50周。稟達のクラスメートのようです。原作では冒頭でふたりは知り合い、女性に対しての考え方からお互いに共感し意気投合したようです。
この直後、撫子とは知らずにナンパしようとする今回と似たシーンが展開されます。恐らく土見ラバーズの面々との関係の事を示唆しているのだと思われます。12話死んだ人間を蘇らせること。治癒魔法にしても限度があるようです。神界と魔界が協力して進めてきたユグドラシル計画という「命」の研究の為に造られた人工生命体。普通の魔法では起こせない"奇跡"を起こす為の膨大な魔力がプリムラの中には蓄積されており、
それは神王や魔王でさえ制御できるかどうかわからない程強大な為、プリムラにとっては諸刃の剣。魔界の研究所に連れ戻すこと。稟と生活することによって人間らしい感情を取り戻せれば、膨大な魔力を制御できるかもしれない
という研究所が立てた仮説を試す為。ネタバレへの伏線の為、14話FAQ参照。ネタバレへの伏線の為、14話FAQ参照。13話過去にプリムラのような実験体が2体存在したが、何らかの理由で命に関わるような異常を来たし実験が失敗に終わってしまった経緯があり、 プリムラもその二の舞になる可能性があるということ。12話でネリネが言った、失ってしまった大切な人。詳しくは14話FAQ参照。
もしくはネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。感情が表に出ることで魔力を制御できるようになるはずが、逆効果となり明日をも知れない命となってしまっている為、 芽生えた感情を消去とし二度と思い出すことがないようにすることで。稟は優しいからすぐに嘘がわかると言っていますが、ネタバレの為詳しくは書けませんが、過去の経験や長年一緒に暮らしてきた結果だと思われます。ネタバレへの伏線の為、19話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。ネタバレへの伏線の為、14話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。14話1人目は膨大な魔力を制御できるように身体を強化された魔族でしたが、強化された魔力に身体が耐え切れず実験途中で研究所もろとも消滅。2人目はリコリス。ネリネの細胞を元に作られたクローンで、プリムラと同じ実験体でありその2号体。
ネリネにとって大切な友達であり、プリムラにとっては姉的存在でもありました。不完全なクローン技術によって生み出された為、もともと短かった寿命を実験によりさらに縮めてしまったリコリスは、魔力過多による重い病にかかったネリネを救う為に、残った生命力をネリネに与えることによりその短い生涯を閉じました。魔力や生命力だけでなく、"天使の鐘"と呼ばれたリコリスの歌とその歌声、リコリスが大切に秘めていた想いまでもネリネに与えてしまいました。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。感情が芽生えたことにより魔力の制御が出来ないでいる状態のプリムラに、その感情を芽生えさせた本人である稟を会わせる事は非情にリスクが高い事のではと考えているのだと思われます。リコリスという大切な存在を失ってしまっているネリネにとっては、例え感情を失ったとしてもプリムラに生きて欲しいと願っているのだと思います。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。体の弱かった自分が元気になれたのは、自分を大切にしてくれる家族、愛してくれる母親のお陰であり、プリムラを助けることが出来るのも家族である稟にしか出来ないと思った為。10話と13話で出てきた鏡の中の存在だったはずのシアが喋ったものだと思われます。15話今回はありません。プリムラの容体が悪化することがあれば、即座に感情リセットという最終手段を取る事。ネタバレへの伏線の為、19話FAQ参照。リコリスが最後の力で具現化したようです。感情の芽生えが魔力を制御するという仮説が正しく、その過程において一時的に魔力が暴走した為です。しかしながら暴走を食い止められる可能性は1%にも満たなかったようです。全てが奇跡という偶然の産物によって暴走が収まり、魔力を制御できるようになっている為、またいつ暴走するかわからず、その際には稟が側に居た方がプリムラにとっては良いと判断された為。人間界での暮らしでより豊かな感情を身に着ければ、さらに魔力を制御できるようになると考えられ、それまでは稟に預けておくというもの。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。病気で動けなかったネリネの代わりに人間界に来ていたリコリスです。NE"RIN"Eの名前の中にRINを見つけ、稟に会えなくても寂しくないようにという想いも込めて、リコリスがそう呼び始めました。リコリスになり、リコリスとして稟への恋を叶えてあげようとして人間界にやって来ました。しかし稟と過ごす日々が楽しく、ネリネとしても稟に恋するようになってしまいました。研究所で具現化したリコリスが言った「ありがとう、稟くん」という言葉を受け、リコリスは幸せだったと、その想いは叶ったのだとネリネは感じ取ったようです。16話ネタバレへの伏線の為、エンドクレジット&17話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。ふんどしです。稟だけでなく、稟を取り巻く世界すべて好きになろうと思った為。シアはリコリスのことを知っていたようですが、ネリネがシアの秘密を知っているのかは今の所不明です。ネタバレへの伏線の為、17話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。17話他に好きな人がいるのではという意味で、次回への伏線だと思われます。亜沙の言葉を真に受けて、稟が誘拐されたと思った楓が警察に連絡し、芙蓉家に捜査本部が立てられていたようです。
稟を心配する楓の気持ちだけでなく、次期神王・魔王候補という稟の立場も相成って騒ぎが大きくなったのかもしれません。他人に害を与えようとして、逆に自身がひどい目にあうことのたとえです。
同意語として「自業自得」「因果応報」「身から出た錆」が存在します。誰からも望まれず生まれてくることさえ出来なかったリシアンサスの"妹"が、「もう一人のシア」です。
母親の胎内で消えゆく"妹"の想いをシアが受け止め、2人で1人の存在として生きてきました。
「二つの心が存在する」ということですが、詳しく語られていないものの原作同様に二重人格というわけではないと思われます。"姉"であるリシアンサスが、自分の事を気にせず1人のリシアンサスとして幸せになることだけを願っていました。「二度とシアの前には現れない」というシーンがあったものの、シアがその幸せの為に勇気を出して稟に告白したことで、「もう一人のシア」も居なくならずに留まったようです。
なお、アニメでは詳しく語られていない為、設定がどうなっているのかわかりませんが、原作と同じ設定なら、"表"に出てこなくなることは出来ますが、"消える"ことは出来ないと思われます。エンドクレジットを見て既に気付いている方も多いでしょうが、「もう一人のシア」の名前であり、それまでちゃんとした名前のなかった「もう一人のシア」が、原作における重要なシーンで、ある人物によって名付けられるものでした。
16話のサブタイにも使っておきながら、なぜ劇中でその名前が一切出てこないのかは不明なのですが、詳しくはネタバレ版キャラ紹介、ネタバレ版FAQへどうぞ。18話男子生徒への告白とその応援です。今回の内容への伏線だと思われます。すべての乗り物がペアシートになっている、恋人達の恋人達による恋人達の為のキューピットランドという遊園地。メリーゴーランド→コーヒーカップ→ボート→ゴーカート→フリーフォール→プリクラ→観覧車。自分の意思ではなく、「シアやネリネの為」「シアやネリネに言われたから」「提案された計画通りやらないと申し訳ない」という動機でデートしていた為であり、さらにそれを稟自身が自覚していなかったことも原因になっていると思われます。その優しさ故に八方美人になりがちな稟ですが、心のどこかで楓との過去の一件を引きずっている為に誰の告白も受け入れられない状態なのだと思われます。
しかし亜沙先輩だけは、悩んだ時には助けてくれる、嫌な事があった時にはそれを忘れさせてくれる心の逃げ場であり、今まではお互いに意識するような仲ではなかった為、唯一側にいて安心できる存在であり、稟の中では特別な存在になっていたのではないでしょうか。それ故に「好き」なことには違いないと思いますが、いざ告白となるとそれが恋愛感情なのかどうか稟自身も少なからず違和感を覚えている状態なのだと思われます。外で食べてくることはわかっていたものの、もしかしたらというすがるような思いと、稟の食事を作ることで、まだ自分の近くに稟がいることを自覚したかったのではないでしょうか。稟に尽くす事が生き甲斐であるその存在意義が日に日に失われつつあるなかで、楓の精神状態も限界にきている状態なのだと思われます。19話大好きだった母が死んだという事実に耐え切れなくなった為。
薄々と事故の原因が自分ではないのかと感じていたことも要因になっていると思われます。事故の原因が、一人での留守番がさびしく無理やり帰ってきてと呼び戻した自分のせいなのだと嘘を付くこと。 そして、事故の真相を楓に悟らせないようにする為の嘘でもあったと思われます。稟を恨み憎悪することによって生きる活力を得ました。父親の前では仲良しだと振舞っていた為、恐らくは知らなかったのだと思われます。中学の頃に、稟の部屋にあった帆船模型を壊したことによって、その中に隠されていた事故当日に届いていた母からの葉書の内容から真実に気付きました。
どうやら母の死のショックや稟の嘘の影響により、母達が旅行に出掛けた日に自分が病気にかかっていた事、その病気がぶり返し辛くて寂しい思いから母を求めたのは自分だったことを忘れてしまっていたようです。追いかけてきた稟から逃げようとしただけで、道路に飛び出したのも車が走ってきたのも偶然です。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。亜沙の心配より、稟が早く帰ってきてくれたこと、稟の為に夕飯を作れること、夕飯を食べてくれることの嬉しさの方が優先していたのだと思われます。楓の様子や変調を稟に伝え、楓のことをちゃんと考えてほしいと言いたかったのだと思います。1975年にATARI社から発売されたテレビテニスゲームの「PONG」をPS2でプレイしていた模様。倒れた亜沙を心配するあまり、楓との会話はうわの空になっていたようです。もともと空でした。亜沙の影響で周りが見えなくなっている稟が自分のことを気に留めなくなり、稟から与えられた新たな生きる目的である「稟に尽くす事」さえも奪われつつある中で、過去の出来事から稟を責めることはできず、その必死な我慢・葛藤も遂には極限状態を向かえ、亜沙の来訪をきっかけに爆発したものだと思われます。
その死によって生きる事を放棄してしまうほどに大好きな存在であった母を奪った(と思い込んでいた)稟に対して放った言葉を、今度は稟を奪おうとしている亜沙に対して放つことで、今の楓にとって稟の存在がどれほど大きなものになっているのかを無意識のうちに示しているのだと捉えることもできます。20話発作のタイミングが偶然重なっただけだと思われますが、楓の言動にショックを受けて精神的に不安定になった為に、発作が起こってしまったのかもしれません。
また、PC版FAQにあるネタバレ的要因も重なったのかもしれません。21話での描写から、玄関先での出来事は憶えていたようですが、楓への罪悪感からか意図的に話題を避けていたのだと思われます。亜沙先輩を心配するあまり上の空だったのに加え、楓自身も表面上はいつも通りを装っていた為に、多少は変だと思いながらも、あそこまで追い詰められているとは考えていなかったのかもしれません。自分が楓に依存している事に気付いた為か、もしくは、楓が自分に依存している事に気付き、距離をおく事で自分もしくは楓の自立を促そうと考えたのかもしれません。21話"門"ではなく、時空の歪みなどによって人間界と魔界とが繋がってしまう現象のことです。
23話への伏線だと思われます。詳しくは23話FAQ、ネタバレ版キャラ紹介、PC版FAQ参照。入院期間は2、3日の予定だった為、20話から数日経った21話中ではすでに退院している状態だと思われます。赤い花は薔薇、白い花はかすみ草だと思われます。その理由を示すような描写が全く描かれていない為、外の空気を吸って気持ちを落ち着かせ改めて自分を見つめ直したかった、稟が捜しに来てくれるのではないかと期待して、後の展開に繋げる為の尺合わせ、など自分でお好みの脳内補完をして下さい。14話でも過去の描写が少し出てきましたが、亜沙の母親である亜麻の事です。22話人間は魔法が使えない代わりに、道具を利用した擬似魔法である錬金術を使うことが出来るという原作の没設定のことだと思われます。プリムラの場合は麻弓同様貧乳の部類に入る為、樹の射程圏外であり、撫子の場合は樹にとっては恐怖の象徴でしかない為だと思われます。放送部です。15話以降の一連の出来事から、自分も「新しい一歩」を踏み出そうと決意したことによる行動の一環のようです。
なぜ放送部なのかは、キャラジオCDのバーベナ学園放送局に引っ掛けたものだと思われます。救命ボートです。8年前に楓に壊されたものを新しく修復していたわけですが、今回の話の中で引越しを明日に控えた稟が帆船模型を見て言った「船出か」という言葉の為に帆船だったのかもしれません。現時点での亜沙の立場は"恋人"というだけであって、"妻"になったわけではない為、最終的に娘が結婚相手に選ばれれば問題はなく、稟がそれを選ぶまでにはまだ時間があると考えているからです。
神界が一夫多妻制である為、原作のように妻は一人である必要はないという考えもあるのかもしれません。周りからしてみれば、送別会の雰囲気に呑まれて、シアが大胆にせまっただけと思われていたのかもしれません。神王・魔王に至っては、見て見ぬフリをしていた可能性もあります。ネタバレへの伏線の為、23話FAQ参照。23話ユグドラシル計画における実験体第1号で、身寄りのない身の上だった為、死んで元々という考えで実験体に志願していました。魔力の暴走で研究施設ごと消滅、死亡したと思われていましたが、その際生じた膨大な魔力によって時空に歪みが生じ、人間界に飛ばされていました。第2話では、プリムラが実験体特有の紫の瞳であることを見て、思わず「まさか?」と呟いてしまいました。人間界に飛ばされたのが「開門」以前の時代だった為、魔族の特徴である尖った耳を隠す為というのが始まりだと思われます。
帽子ではなくリボンで隠してるのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、リボンと帽子は別個になっているのではなくそういうデザインであり、より隠しやすいようにリボンやイヤーフードが付いた帽子を好んで使用していたようです。
後に亜麻の夫となった人物、時雨葉です。当時の人間界では異端の存在であった亜麻を匿い、怪我の治療、精神的なケアを行ったものと推察されます。実験体の強大な魔力とそれを収めるには脆弱な人間の肉体を持って生まれた為に、蓄積した魔力に身体が耐え切れなくなった為です。幼い頃、亜麻から受けた告白と謝罪によって、「お母さんを悲しませない為には、自分は『人間』でなければならない」との強迫観念に囚われてしまった所為だと思われます。バーベナ学園には魔法の授業もある為、全く知らないということはないでしょうが、今までに一度も使ったことはない、詳しい使い方を知ろうとしたことはないという状況は考えられます。
ただ「人間だから使えない」という言い訳をしたかっただけとも捉えられます。歳をとってお婆ちゃんになったら、21話で稟から告白された高台に行って、もう一度告白を受けて、「今までありがとう、これからもよろしく」と答える事。SDプリムラ&白玉です。 SDプリムラ&白玉 in 帆船24話23話で亜沙が語った「夢」を思い出し、あの高台にいるのではと推理したからです。自分の手首をカッターナイフで切ることにより、亜沙に治癒魔法を使わせようとしました。急激な魔力の開放による反動で体に影響を及ぼしてしまった為です。
裏話など詳しくはPC版FAQ参照。プリムラのモノローグによると、「事の顛末を聞いた」とあるので、亜麻や亜沙の正体や稟のリスカを含めて全て聞かされたのだと思われます。リストカットの略。手首をカッターや剃刀で切る自傷行為のことです。1話の時点で親衛隊隊長と紹介されていたことから、楓のファンであることが分かると思いますが、稟が亜沙を選んだ事によって稟を敵視する必要がなくなったからだと思われます。誰だかは分かりませんが、踊っていたのはNHK教育の「ピタゴラスイッチ」という番組に出てくる「アルゴリズム体操」っぽいそうです。
何にせよ、スタッフの遊び心から描かれたものだと思われます。原作であるPC版SHUFFLE!のエンディング 「SCRAMBLE!」 (Vo.YURIA)。以前から知っていたのではなく、あのすれ違い様に何かを感じ取り気付いたような感じが見受けられます。
どちらにせよ、それを言及することなく敢えて見て見ぬ振りをすることで非道な実験に対しての謝罪の意を
表したようです。自分が死んだ筈の実験体の一号体である事を、神王・魔王が知っているのではないか、あるいは神王・魔王にその事を気付かれるのではないかと怖れていた為だと思われます。
もしかしたら、実験体として連れ戻されてしまうのではないか、亜沙もそれに巻き込まれてしまうのではないかとも考えていたかもしれません。リコリスのものだと思われます。トレードマークの帽子を外し耳を出しています。亜沙や神王・魔王との一件で、耳を隠すのを止めたものだと思われます。プリムラの乗った戦闘機です。 帆船艦隊 - 516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2007/05/04(金) 20:24:30 ID:1MdDZYCm