615 名前:392[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:53:51 ID:rSBqRjE4
>>400-409
>>528-535
の続きです。
616 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:54:53 ID:rSBqRjE4
稟は、楓の背後で最後の洗い物が終わるのを待っていた。
愛しい少女が裸エプロンという煽情的な姿をして家事をしている。
その事実に稟は至上の幸せを感じていたし、また興奮も否応無しに高まっていた。
(楓…。楽しそうに洗っているな。
気に入ってくれたみたいでよかった。しかしそれにしても…)

スポンジを握り一定のリズムで動く両腕。
そのリズムに合わせ僅かに揺れている頭と――背後からでもときどき僅かに零れ見える――胸。
お湯の熱気にあてられたのか、あるいは稟の気配に気付いているのか、
恐らくは後者の理由で赤く染まった耳。
淡い栗色の髪と白い肌、白桃色をしたエプロンの肩紐が見事な調和を生み出し交差するうなじ。
洗い終えた食器を籠に入れるために伸ばした腕の、指先から二の腕、脇を経て
胸元、胴へと繋がる、白く鋭く緩やかなライン。
それらの全てが稟を誘惑する。
(…今すぐにでも押し倒してしまいたい…でも…)
それでも稟は楓が洗い物を終えるのを待っている。
楓の家事への意気込みを知っているから。
邪魔できない、してはいけない、という稟の優しさがそこにあった。
(逆に、洗い物が終わったら我慢できそうにないな…)
617 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:55:34 ID:rSBqRjE4
一方楓も身体が熱くなっているのを感じていた。
それは洗い物の為に使っているお湯のせいだけではなかった。
(稟くんを全身で感じます…。きっと稟くんは今私の後ろで…)
やはり楓は気付いていた。そしてその稟の行動の意味することも。
(…この洗い物が終わったら、きっと稟くんは…私は…)
自然、早まりそうになる手を押し止め、いつも通り丁寧に洗う。
当然ながら、楓にとって稟と行為を行なうのは決して嫌ではない。
寧ろ何物にも換えがたい幸福感と快感を与えてられるので、自ら望む面もなくはない。
(稟くん……私…すっかりエッチに…なっちゃいました……)
それでも楓は自ら求める事無く、それでいて稟からの求めには常に応じている。
控えめで相手をたてる。
その姓と名の花言葉の示す通り、自制としとやかさが楓の性分なのだから。

稟もそんな楓がわかっているから、
さりげなく楓を気遣い、無理は言わないようにしてきた。
…先の日曜の朝のように多少暴走することはあっても。
(稟くんは優しいですから…。私のことをいつも気に掛けてくれてます……)
こういうとき、楓は稟が隣にいる幸せを深く深く感じる。
そしてその度、稟に自身の身も心も捧げよう。
稟の為なら何でもしよう。と誓い直していた。
618 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:56:41 ID:rSBqRjE4
ついに最後の一つが洗い終わる。
それでも楓は後ろを振り向かない。稟がこうしていて欲しいことを知っているから。
そして稟が楓に近づく。
背後からぴったり寄り添い、後ろから抱き締め、耳元に囁く。
「楓…」
楓は頭だけ稟の方を向き、応じる。
「稟くん……んっ…ふっ……ひぁっ…」
稟は振り向いた楓にいきなりディープキスをする。
同時に、楓を抱き締めていた両手をエプロンの隙間から入れ、胸を揉む。
「ん…ちゅっ……あっ…ふぅっ…」
ちゅっ…ちゅっ…ちゅるっ…ぢゅるっ…
二人の唾液が絡み合う音が響く。
楓も稟のいきなりの激しい口付けと愛撫に、
ほんの少し戸惑いはしたものの受け入れる。
むしろ、この背後から覆い被されている態勢に、楓は多大な安心感を得ていた。
(ああ…稟くんに…包まれています…)
れろっ…れろっ…ちゅっ…ぢゅるっ
互いに舌を絡め合い、唾液をすする。
619 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:57:28 ID:rSBqRjE4
しながら稟は同時に楓の胸を揉む。
ふにっふにっぐにっ…
手全体で包み込むように揉みしだく。
「んっ…あっ…」
手のひらを乳首に押し当てその感触を楽しむ。
そして時折乳首を指で摘みあげ、刺激する。
「ふぁあっ!んぁっ!!んむっ…」
びくっびくっ…
楓の喘ぐ声は全て、深く口付けている稟の口によって阻まれる。
代わりに全身を震わせ刺激を逃す。
「楓のおっぱい、柔らかくて気持ちいい」
稟は口を離し――それでもまだ楓の胸は揉みながら――そう感想付く。
「はぁ…はぁ…。あ、ありがとう…ございます……。
わ…私の…体は…んっ…稟くんの……あっ…ものですから…。
好きなように…ひゃぅっ……なさってください…。」
その言葉に、稟は行動で答えた。
「きゃっ!あぁっ!はぁっ!」
楓の胸を、これまで以上のハイペースで揉みまくる。
既に、楓の胸を覆っていたエプロンは束ねられ胸の谷間に追いやられており
楓の白い乳房と薄桃色の乳首が露出ている。
ぐにっ…ぐにっ…ぐにっ…ぐにっ…
「はぁぅっ…ひゃんっ…きゃぅっ……稟くん……稟くん…」
620 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:58:09 ID:rSBqRjE4
楓の胸は柔らかく、稟はそのことだけに夢中になりかねない。
そう考え、稟は一度、楓の胸に吸い付けられていた手を離す。
「稟くん…?」
「楓、体前に倒せる?…そうそう。」
稟は楓の上体を90度近く倒させ、キッチン台に両手をつかせる。
そうすることで楓は、お尻と秘部を稟の方へ突き出す形になった。
「稟くん…」
口にこそ出さないが、楓が相当恥ずかしがっていることが稟には伝わってくる。
しかし稟はあえてそれを無視し、言う。
「胸ばっかりじゃ不公平だからな。」
言うと稟は屈みこみ、楓の股下に潜り込んだ。
「稟くっ……ふぁぁっ!あぁっ!あんっ!はぁぁ!やぁっ!」
稟の激しい攻勢に、楓は悲鳴にも似た嬌声をあげる。
楓の下で稟は、もう既に充分濡れていた楓の秘部を両手で割り開き、その中心へと貪り着いていた。
少し濃いピンク色をした楓のそこは、何度見ても稟を飽きさせることなく誘っている。
くりっくりっ…ぴちゃ…じゅるっ…ぐにゅっ
そして稟は指で楓の陰核を刺激し、陰唇のふちを舌でなぞり、前歯で軽くはむ。
そして舌を膣へと差し入れ、膣内を舐め尽くす。
じゅる…じゅる…くちゅ…ぴちゃ…
「あぁぁっ!やぁっ!ひぁぁっ!きゃぁっ!」
その間楓は絶え間なく喘ぎ続けていた。
また、楓の秘部からもとろみのある愛液が絶え間なく溢れ、稟の喉を潤していた。
621 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:58:47 ID:rSBqRjE4
「くぁぁっ…ふぁ…はぁぁあん…」
愛撫を続け、楓の膝が崩れかけたあたりで、稟は一息つき立ち上がる。
「はぁっ…はぁっ…」
「楓、大丈夫か?」
裸エプロンというシチュエーションに押され、
やや性急に楓を攻めてしまったかもしれない。
稟はそう考え楓に問うた。
「はぁっ…はぁっ……だ…大丈夫です……」
息は切れているが、体力は消耗していない。
ましてや高まっていないはずなどなく、稟に自身の無事を伝える。
ただ、そうやって気遣ってくれる稟の優しさが楓には嬉しい。

そうして稟は、自身も服を脱ぎ、準備する。
そして熱く固くなった自分のモノを、そのまま楓の背後から秘部にあてがう。
くちゅっ…
「くっ…」
「ひぁっ…」
二人とも相当高まっているため、亀頭が軽く膣口に触れただけで、
互いの粘膜が触れ合っただけで、巨大な快感を感じる。
「楓…いくぞ…」
「はい…稟くん…。…きて……ください…」
ず…ず…ず…ず…
「あ…は…はぁ…あはぁ…」
稟はモノを楓の中にゆっくりと埋めていく。
稟が進むたびに楓は声をもらし体を震わせる。
622 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 11:59:22 ID:rSBqRjE4
「楓っ…奥まで…」
稟は全て収めたことを楓に伝える。
楓の中のひだひだが稟に絡み付き、稟の精を搾りだそうと蠢く。
「ふぁっ…はっ…はい…稟くん……う…動いて…いいです……よ…?」
このまま止まっていても充分な快楽は得られる。
楓の体力を気遣い、そうも考えた稟だが、
それを見抜いていた楓の誘いに、いとも容易く宗旨代えする。
そう、ただの快楽ならいらない。
今は互いに極上の快感を求めるべきだ。頭が真っ白になるような。
そう考えなおして、稟は楓に布告する。
「じゃあ…動くぞ。激しく」
「稟くん…はいっ…っああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
ずりゅりゅりゅ!!
楓の返事が終わるのも待たず、稟は楓の腰に両手をあてがい、モノを一気に抜く。
楓の中のひだが稟のモノのカリ首にひっかかり、摩擦する。
「はぁぁ…ふぅ…」
楓は快楽の中に、稟のモノが自身の中から無くなることへの喪失感を感じ、ため息をつく。
623 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 12:05:48 ID:rSBqRjE4
そして、モノが完全に抜けきる前に稟は腰を止め、再び深く挿入する。
「かっ…はっ…あ…あぁぁぁぁぁ!」
ずずずずず…!
再度楓の最奥に到達する。稟はその間絶えず腰を揺らし振動を与える。
ぐちゅっ…ぐちゅっ…ぐちゅっ…
「うっ…くっ…楓の中…熱くて…絡み付いてきて…気持ちいい…。
悪い、これ以上は抑制効かない」
「ふぁぁぁっ…!らぁっ…りっ…稟くん…んっ!い…いいです……。
わっ私も…トんじゃい…あぅっ…そうです…。…もっと…あぁぁっ……
もっと…してください……。ぎぃっ……ひゃっ…りゃぁっ……」
ぐちゅっ!ぐちゅっ!ぐちゅっ!
楓の言葉を受け、稟は今までの行為を、更に速度を上げ繰り返す。
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゃっ!ぐちゃっ!
ぽたっ…ぽたっ…
稟の激しい注挿により泡立てられ、白濁した愛液が
二人の結合部に溢れ、床に垂れる。
「ひゃぁぁぁぁっ…!……りゃっ!…りぃ!…ん!くぅっん!
…いゃぁっ…!りゃ……!……りんっ…あぁぁぁっ…
稟…くっ…はぁぁぁぁぁぁっ!」
「楓、楓、楓、楓!楓!!楓!!楓!!!」
ぐぢゅっ!ぐぢゅっ!ぐぢゃっ!ぐぢゅっ!
最早、互いの名以外意味のなす言葉も出せない。
稟はただ突き、楓はただ受けとめる。
二人とも、身も心も溶け合い一つになっているような錯覚まで感じていた。
624 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 12:06:34 ID:rSBqRjE4
そうしてついに最後を迎える。
ずちゅっ!ぐぢゃっ!ずりゅっ!ずぢゅっ!
稟は更に速度を上げ、息も絶え絶えに告げる。
「はっ…はぁっ…楓っ!もうっ…出る!」
「あっ…!…ひっ…!はっ…はいっ!……んぅっ!」
そして稟は、楓の奥を一際強く突き、最奥部にモノを突き立てる。
びゅるびゅるびゅるっ!!どくん!どくん!
「うっ…ああああっ!」
「あぁっん!はっ…あっ…は…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ついに稟はその全てを楓の奥へと吐き出す。
稟が放つ精液は瞬く間に楓の膣内に溢れ帰り、子宮口を経て子宮壁を叩く。
その全てが楓には快感となり伝わり、楓もまた絶え間ない絶頂屁と導かれる。
びゅくびゅく…びゅる…どく…どく……
「はぁっ…はぁっ…はぁっ…楓……ごめん、まだまだ止まりそうにない……」
「はぁっ…はぁっ…はい……。全部…注いでください……私の中に……」
稟も楓も疲れ果て、キッチン台の上に
――稟は楓に負担をかけないようにしつつ、覆い被さるようにして――
突っ伏している。
にも関わらず、稟のモノはまだ固く、楓の中で精を吐き出し続けているし、
楓の膣もまた蠕動を繰り返し稟のものを搾り取ろうとしている。
びゅる……びゅる…
「ははっ…俺たちってよっぽどエロいのかな。それとも相性が良すぎるのか。」稟は、まだまだヤル気満々な、二人の結合部を見やりそう呟く。
「んっふっ……多分…その両方だと思います……あっんっ…」
楓が答える。稟の吐き出す精液が自身の内側に当たる度に軽い絶頂を感じながら…。
「そうだな…。だからもう少し…。」
「はい…。もう少し…。」
二人はそうして、繋がったままキスをし、今暫らく行為の余韻を楽しみ、睦み合っていた……。
625 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 12:09:10 ID:rSBqRjE4
以上です。
長らく駄文に付き合っていただいでありがとうございました。

よろしければ、またこんな感じの
稟と楓のラブエロもの書きたいと思います。
628 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 16:24:29 ID:PJTOoOT/
629 名前:392[sage] 投稿日:2005/12/13(火) 16:56:02 ID:rSBqRjE4
>>628
………穴があったら入りたい。
どうみても誤変換です。ありがとうございました。


次があったら、もっとしっかり校正しますね。

屁→へ
脳内変換よろ。

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