前戯の最後を投下して時間稼ぎ…
「はあぅぅっ……ん、んんっ………んあぅっ…」
取り払われた黒のショーツのすくそばで。
十分に潤んだネリネの膣が、稟の指を受け入れてひくひくと動いている。
内壁のざらざらを擦ると、可愛らしい声をあげて反応を示すネリネ。
ちゅぶっ…
「んん…稟さま、そんな…赤ちゃんみたいにっ、すわないで、ください……」
「そう? じゃあ…」
手での乳房への愛撫は続けながらも、稟は上気したネリネの顔へ、自分の顔を寄せた。
はむ…
「ひゃんっ?!」
細長い耳をあま噛むと、これまでとは少し違う嬌声をあげるネリネ。
「や…っ。くすぐったい、ですっ…」
「耳、弱いよな。ネリネって」
「やあうぅっ…んっ、んん」
ぞわぞわと背筋が震える感覚に紛れて、秘肉への刺激がネリネの意識を突き上げてくる。
頂点が近いことが稟にもわかった。
「り、稟さまぁ…っ」
「もうイキそう?」
「んはっ…んぅ……は、はいっ…
イカせて…ください、稟さまぁ…」
目尻に涙さえ浮かべながら、ネリネは懇願した。
上気したまま涙目での上目遣いは強力だった。稟も一気に高ぶると、攻めをさらに加速させる。
ぐちゅ、にちゅ…
「うんっ、はあうぅんっ!」
秘所をかき回す。身をよじってぷるぷると揺れた乳房にまたしゃぶりついた。
じゅるるるる…!
「ふぁあぁ、あ、あっ!」
強く吸い上げると、嬌声のトーンが一段上がる。指を呑み込んだ肉襞がひくひくと痙攣を増してきていた。
「稟さま、稟さまっ!」
ネリネはその長い髪を振り乱す。
発せられた甘い香りに誘われて、稟は指を一際深く差し込み、桃色にとがった乳首へと歯を立てた。
「んぅああぁ――…っ!」
差し込んでいた指が締め上げられたかと思うと、どばっと蜜が降りかかってきた。
「ンッ、んぅぅ…ぅ…」
全身をビクビクと跳ねさせていたネリネの動きも、次第に落ち着いていく。
くたっ、と力が抜けたようにベットへ身をうずめた。
「はぁ、はぁっ…」
ぼんやりとした瞳で天井を見上げている。
呼吸で体が上下するたび、潤んだ秘所がシーツを湿らせていた。
以上で。
次は多分π擦でしょう。