自分みたいに陵辱モノ投下してる奴いるから、まぁアリなのでは?
で、>>203の続きです。
「っ……う、っぅっ、…ひっく…」
決壊したダムのように、滲んだ涙は瞬く間に大粒になって楓の頬を滑り落ちていく。
(稟くん…――稟くん……うぅ……)
彼に自分の初めてを貰ってもらう、などと考えるのはおこがましいと承知してはいたのに、なにか取り返しのつかない大きなものを失ってしまった絶望感が、楓の胸を埋めていった。
「うぅ…うぅぅ……っく…うあああっ……」
ついには声を上げて泣き出した。
「……」
しかし、楓の上の男は眉ひとつ動かさず――楓のスカートを躊躇いなくめくりあげた。
「やっ…! ――ふあああっ?!」
咄嗟に抗おうとした楓のショーツは、目に見えてわかるほどぐしょぐしょに湿り気を帯びており、男がその部分をなぞるだけで楓の身体は跳ね上がるように痙攣した。
男はそのまま遠慮もなく楓の秘所をショーツ越しに愛撫する。
くちょくちょ…
「や、ぁぁ…なんで、っ、そんな……」
襲い来る快感の波がうねり、楓の悲しみをも吹き飛ばして驚愕を植え付けていた。
自慰と呼ばれる類の行為に耽ったことはあるし、男女が交わりを成すプロセスは概略的ではあるが知識として知っている。当然、自分の秘肉が分泌する体液の存在についても。
しかし、今の自分を翻弄する秘所の感度は尋常なものではなかった。
自らを慰めて達する寸前のような容赦ない刺激が楓の雌を激しく駆り立ててくる。
「ふぅぅぅん……っんぅぅぅ…… ――やあああっ?!」
びりびりっ!
男にはありていな強姦魔に付き物の、もったいをついて被虐感をあおるようなそぶりがまるでなかった。 定められた仕事のようにショーツを引き裂くと、自らの陰茎を取り出し、楓の腰をがっちりと掴み、陰茎を秘口にあてがい――突き刺した。
「うあああああああ――やああああああああ――――――っ!!!!」
ぶぢぶぢぶち…! ずぐぐぐ…
ゆっくりと、しかし一切妥協せず、楓の深奥に自らの陰茎を押し進めていく男。
当然、楓は処女膜を突き破られた痛みに哭いていた。愛らしさと麗美さを両立した相貌は苦痛にゆがみ、そこから痛みを逃がそうとでもするかのようにヒクヒクと舌を虚空に突き出し、ぼろぼろと涙と唾液がすべらかな肌を滑り落ちていった。
…以上で。こまごま投下で申し訳ないんですが、遅筆なもので。