- 373 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:27:53 ID:R5qrGX71
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>>326の続きです。
亜麻さん陵辱までいかずに、王さまふたりがだらだら喋って
オリ設定(w を解説する場面です。
↑だけだと死ぬほど冗長なので、リムたんにがんばってもらいました。
ではいきます。
- 374 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:28:35 ID:R5qrGX71
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「ふぅ…」
帰ってきた稟を迎えたのは、花のような笑顔ではなく溜息だった。
かちゃかちゃと食器を洗う音に混じっても、それははっきりと聞こえた。
「…楓?」
「…っ?!」
楓は、手にしていた皿を取り落とした。
音からして割れはしなかったようだが、慌てた稟は急いで靴を脱ぎシンクへ駆け寄った。
「楓、大丈夫か?」
「ぇ、あ、はい…」
返事も上の空だ。長年一緒に暮らす稟にも、家事の最中にこういう楓は珍しい。
「何だか、元気がないな」
稟は遠まわしな言い方を避けた。下手にややこしくすると、楓は遠慮して話してくれないと思ったのだ。
「え…そ、そうですか? そんなことは…ないと思いますよ」
笑う楓。
それはかつてないほどぎこちない作り笑いだった。
「やっぱり、プリムラが戻ってこないからか? それとも他に何か…」
一瞬、楓の瞳が揺れて、稟はそこに迷いが走ったのを見た。
しかし、すぐにさっきまでの作り笑いに戻ってしまう。
「別に、なにもないですよ。おかえりなさい、稟くん」
そのぎこちない笑顔のまま、洗い物を再開する。
「……そうか」
無難な返事をして引き下がった稟は、しかし言いようのない不安を覚えていた。
一方。
芙蓉家とは文字通り世界が違う場所で、神王と魔王が顔を突き合わせていた。
「…ドライをツヴァイの後釜にあてがうのか?」
「それもひとつの手じゃないかな。生産作業の烈度をツヴァイほどにはせずに、構築儀式にも参加させる」
「しかしなぁ…セレモニィ・マスターとして機能するのはドライだけだぞ?」
「そこなんだよねぇ…」
沈黙が落ちる。
空調のかすかな稼動音に混じって、なにやら水音が聞き取れた。
彼らが腰掛けたソファの間には加工宝玉ディスプレイが設置され、煌々と光を放って映像を提供している。
画面の脇のキャプションは、「R-3」と記されていた。
映像がフォーカスしているのは、人形のような全裸の紫髪の少女だった。
- 375 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:33:04 ID:R5qrGX71
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「はぁ、はぁ……ほらプリムラちゃん、お顔出してお顔〜。
汚いザーメンぶっかけてあげるからさぁ〜」
「ん…」
少女――プリムラは目の前の男根を口から引き抜くと、斜め後方をぐりっと振り返っ
て、無表情な瞳のまま、重ね塗りされた精液でどろどろの顔を突き出した。
「ううっ…!」
ぶびゅっ! びゅるる…!
ほぼ密着させるように突き出されていた男根が、勢いよく白濁を吐き出す。
プリムラは目を瞑ったまま微動だにせず、汚い欲望の顕現を顔で受け止めた。
「んん…」
鼻梁を流れ落ちて、精液はプリムラの唇を犯す。
白い――精液とは違う、純白の――指で、プリムラは浴びせられた精液をこそぎ取っ
ては口に運んだ。
目が開けられるくらいになると、振り返った格好のまま、男根の持ち主を上目遣いで
見て、規定どおりに挨拶をする。
「…プリムラのお顔に、お兄ちゃんの濃いザーメン、たくさんぶっかけてくれて、あり
がとうございました…」
息苦しさで上気した頬。その下では、卑猥な謝辞を紡ぐたびに、唇の端がこぽこぽと
白い泡を立てる。
ぺこりと頭を下げると、プリムラは前の男根に向き直る。
全身精液まみれで、にちゃにちゃといちいち音が立つ。待ちきれないといった様子で、
男はプリムラが顔を上げるや否や、その小さな口に己の分身を突きこんだ。
「ん…んぐぐ…! …んふっ、ずじゅっ、じゅるるっ」
いきなりの要求にも答えて、プリムラは喉奥から舌先までをまんべんなく使って男根
に奉仕する。
先ほど射精した男が、プリムラの長い髪の房で男根を拭うと、入れ替わりに背後に立
った男は、
「プリムラちゃ〜ん、後ろいくよ」
「んぐ…ふぁい…」
ほぼ返事と同時に、プリムラの菊穴に陰茎を挿入した。
ずにゅずにゅと、腸液と愛液と精液のブレンド潤滑油が音を立ててそれを導く。
「んぅぅぅぅ…」
一旦フェラを止めて、プリムラは肛門からの進入を迎え入れた。
落ち着くとまた口の奉仕を再開し、肛門に突き刺さった相手に合わせて腰も振り始め
る。
「ちっ、先に取られたか」
「まぁまぁ、プリムラちゃんにお手々を貸して貰おうぜ」
新たな男二人が盛大に水音を立てて腰と首を振るプリムラの両脇に立ち、それぞれ彼
女の手を取って、そこに自らの陰茎を握らせた。
「ああ…プリムラちゃんの手たまんねぇ…」
「ほら、しごいてしごいて」
前後に揺さぶられながら、プリムラは両の男根を握りなおして、手を動かししごき立
てる。
水音の大きさがさらに増した。
身体じゅうをまんべんなく精の誘導と受け皿に使われるその姿は、まさに性処理用の
人形だったが、唯一、本来もっとも性交に使われるのに自然な部位――プリムラの秘所
は、何やら逆三角形型の甲殻的な素材がかぶせられ、どんなにプリムラが激しく動いて
も、ずれる素振りすら見せなかった。
- 376 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:34:16 ID:R5qrGX71
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画面が暗転し、映像が切り替わった。
キャプションが「R-2」に切り替わり、映像のフォーカスが修正される。
映し出されたのは、同じく全裸の少女だった。
ただこちらの少女はぴくりともせず、陶器の白――男性の小便器にもたれかかるよう
にして、虚ろな視線を床に注いでいる。
むき出しの秘部は赤く腫れ上がり、ばっくりと開いてもはや本来の用を成さないのは
明らかであった。
その少し上を見ると、腹部にうっすらと裂傷のような跡が残っている。
所謂…妊娠線であった。
そんなぼろぼろの少女の体のあちこちには、「ザーメン便所」「腹ボテ便器」などと
いう落書きが散見された。
「………」
凄惨な陵辱のあとにしか見えないその光景に、フォーベシイは顔をしかめた。
無理もない。その少女は――彼の愛娘にそっくりなのだから。
「ずいぶんと使い込んだな、こりゃ」
「実験事故のために騒ぐ研究所の者たちを黙らせるのにね…。精神から受胎機能まで、
もうズタボロだ。
もともとネリネちゃんの為のチャージャとして使われてるから、長くはなかったのだ
ろうけれど」
フォーベシイは映像を消した。
彼女の名はリコリス。神界・魔界共同のプロジェクトによって生み出された人工生命
体の二号体。
開発コードを"レーベンス"とされたこのプロジェクトは、滅びんとする生命の蘇生を
可能とするという、
とてつもなく壮大な目的を掲げ、両世界の王の直接指揮のもとに進められてきた。
が、その実態は違う。
まずこれは、魔王の娘、ネリネのために始まったものであった。
弱りゆく生命を補えるもの。それは、新たな生命に他ならない。
つまり、受胎した生命が生命として発生する前の可能性――魂の萌芽とでもいうべき
ものを用いて、弱い生命を補強する。簡単に言うが、これがいかに困難な作業かは想像
に難くない。
つまり、受胎可能で尚且つ補強作業の魔法も制御可能な人材――魔法的才能に優れた
女性がいれば理想なのだ。
しかし、その要求される魔法技量は魔界や神界の住人にとっても夢物語じみたレベル
のものであった。故にプロジェクトは人工的に高い能力を付加する計画を打ち出したの
だ。
魔族をベースとした一号体(アインス)は完成直後に暴走し、その際に行方不明になっ
た。
二号体(ツヴァイ)は多少不安要素が残ったものの、何とか形にはなった。そして、男
の精を受け孕まされては、その生命の可能性をネリネに還元し、魔力や生命力として蓄
えさせた。この点、ネリネのクローンを素体として創られた二号体――リコリスは、親
和性の面からみて優秀であった。
しかし、魔力とは不安定で、個人差が大きいものだ。優秀な者が、処女性を失った途
端ほとんど魔力を失ってしまうということもある。
研究関係者たちを口止めするために、性欲処理として受胎作業以外にも身体を提供す
るリコリスは、次第に自我を失い、性交に溺れていった。ネリネのために――という目
的意識も希薄化してゆき、魔力も集中力も失っていったリコリスは、つい先日暴走事故
を起こした。
魔力が減退していたから被害が比較的小さかったのだが、それを喜ぶのは本末転倒で
ある。
結果、唯一の拠り所でありもはや擬似的な自我として機能していた性交への従事を拒
絶したかたちになったリコリスの精神は完全に壊れてしまった。
- 377 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:34:51 ID:R5qrGX71
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現在は人間界に留学までしているように、ネリネの身体は健常と言える程に回復して
いる。しかししばしば器物破壊騒動を起こすように、リコリスのフィードバックを受け
て肥大化したネリネの魔力は、完全には制御されていない。外部から操作し、効果的に
統合してやる必要があった。
加えて、解決せねばならない問題がもうひとつ増えていたのである。
ユーストマの娘、リシアンサスの中に存在するもうひとつの存在のことだ。
彼女(と、単にここでは呼ぼう)をリシアンサスから分離するにも、また莫大な生命制
御の魔法が必要なのである。
そもそも、通常ならばこんな作業を魔法で行うことはめったにない。故に、今彼らが
日常的に行使している魔法のようにシンプルに発動させるような効率的な設計開発が行
われないのだ。大昔の文献を紐解き、生贄やらなにやら儀式じみた方法でしか魔法のお
膳立てはできない。
幸い、人工生命の三号体(ドライ)は非常に優秀に仕上がった。
が、後は制御能力を身に付けさせれば――というところで、リコリスがダメになった
のだ。
これは皆が慌てた。何しろリシアンサスの問題が解決したとしても、世間の追求を逃
れるためには、プロジェクトの――表向きの目標のための――成果を提示してみせなけ
ればならない。その唯一の可能性が、受胎累積による生命補填だった。
四号体の開発に望む資金を都合するにしても難しかった。両世界からもプロジェクト
の冗長性を指摘し、莫大な予算をつぎ込むことを疑問視する人々も現れ始めているのだ。
このため、プロジェクトは非合法な方面で資金繰りを開始した。その中には無論、プ
リムラの身体の提供も含まれている。
そして、並行して喪われた一号体の捜索も開始された。リコリスとプリムラから大量
の実測データを得ている今、発見の望みは当時よりもあったし、一号体に付加させた高
い魔力は非常に魅力的でもあったからだ。
「……いや、やっぱりアインスとその娘を確保してからにしよう。じっくり調べちゃい
るが、プリムラが処女性と同時に魔力を減退させてしまう可能性も否定できないから
な」
ユーストマは熟考の後、自らに言い聞かせるようにつぶやいた。
「それでいいのかい?」
「ああ、今んとこシアの奴も中の奴と上手くやってるみてえだしな…」
「では今まで通りプリムラの貞操帯は外さずに維持して、資金調達と儀式制御の教育を
続ける。
リコリスは完全に研究員たちへの賠償と口封じにあてがう。
生産作業はアインスとその娘を調教して任せる…と。こんなところかな」
「メープル…楓ちゃんは、どうする?」
「現状維持、だね。とりあえず稟ちゃんとくっつく可能性は断ち切った。アインスの娘
を誘導するのに役立つかもしれないし」
「生産作業に加えるわけにはいかねぇからな」
「もちろんだよ。進行している事態に気づかれないよう、あくまで稟ちゃんには今まで
通りの生活をキープさせる。独り身のまま、ネリネちゃんとシアちゃんの問題が完全に
解消するまで」
- 378 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:35:38 ID:R5qrGX71
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ずぬぬぬ…
「っ……」
体の力を抜いて、プリムラは菊座を割って入ってくる剛直を受け入れた。
獣のように四つんばいにされ、ぱんぱんと腰を打ち付けられた。
ぴゅぷぴゅぷと腸液と精液が飛び散っている。
「うああ…プリムラちゃんのケツ穴、あったけぇ…」
「ふ、ううっ…もっとたくさん突いてくださいぃ…
プリムラのお尻の穴…おまんこみたいにぃぃ……はうううっ…!」
仕込まれた台詞をきちんと言っている自分を確認したプリムラは、案の定せわしなく
目の前に差し出されてきた二本の肉棒に、舌を這わせる。
ちゅぷちゅぷ…
「はぁはぁ…いいよプリムラちゃん…」
「んむ…べろべろ…ちんぽおいひぃ……じゅるるる…」
ずぶっ! ぐちゅっ!
背後から深く貫かれながらも、プリムラは二本の陰茎を口元に引き寄せてべろべろと
奉仕をする。
「んむっ! じゅるるるるるっ! んぶ、んむううっ!」
「うあ――そ、そんなにされたら…」
「け、ケツの穴も締まる…くうっ!」
どくっ! びゅくっ!
「ふ、ぅ、あああああ…!」
体内から灼かれる感覚がプリムラの全身を駆け上る。
甘い鳴き声を上げて持ち上げた顔に、もうふたりの放った精液がびちゃびちゃと飛び
散った。
「あぁうぅ…ザーメン熱い…」
幾層にも放たれた白濁をごってりとさせ、プリムラはうわ言のようにつぶやいた。
「…そろそろ終わるね」
画面の中では、全身精液漬けで横たわったプリムラが、周りを取り囲む男たちからじ
ゃばじゃばと尿を浴びせかけられているところだった。
プリムラは教本通り、両手を差し伸べまでして大量の小便を迎え入れている。
「じゃあ、改めて確認しよう。まずはアインスだけを自宅に一人にし、スペクターの力
で隔離する。いいかい?」
「ああ。映像処理班はまた特に喜ぶだろうよ」
ユーストマが言ったのは先の楓への作戦にも参加したスペクタクルのことだった。彼
らは、神王近衛特殊部隊の中でも単独処理任務専門のファントムとは対を成す、集団諜
報活動機関スペクターの一部門である。
無論、共に冠された"幽霊"の名が示す通り、その存在は非公式とされる。
「時間をあまりかけたくないからね…。生産作業のように、こちらの囚人を直接あてが
うよ。孕んだらそれはそのまま儀式にまわそう」
「そうだな。なら俺は、アインスの旦那を単身赴任させる手筈を整えておくぜ」
「頼むよ。こっちは囚人たちを直接隔離空間に移送する手段を確保しよう」
申し合わせたように、二人は同時に椅子から立ちあがった。
フォーベシイは、意識をモニタの管理システムにつなぐ。
「プリムラ、人間界に戻るよ。仕度をなさい」
「ごぽ…。…はい」
精液と小水でびちゃびちゃな水溜りの中で、もぞもぞとプリムラが動く。
這って弾けとんだ髪飾りを拾うと、のろのろと立ち上がり、ぼたぼたと菊穴から精液
を垂れ流し、前髪から小便をぽたぽた垂らして、プリムラはシャワー室へと歩いていっ
た。
- 379 名前:黒神王黒魔王 ◆GD.6iWkaL6 [sage] 投稿日:2006/04/25(火) 00:36:48 ID:R5qrGX71
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…以上です。
お目汚しでなければ、次こそ亜麻さんに行きたいと思います。