701 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:53:51 ID:LHw00PUv
とりあえず693の続きです。
*注意*
前半部よりも糖度がかなり高いような気がします。
よって登場人物に感情移入しないタイプの人は見ないほうがいいかもしれません。
白ける可能性特大です。何せ書いてる本人が何回かムカついたくらいです。 
それでも構わない、後悔しないという人だけ読んでください。
702 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:55:20 ID:LHw00PUv
「…稟さま…」
「…ネリネ…」
ベットに横たえられ、上半身裸の稟に組み敷かれたネリネが切なげに稟の名を呼ぶ。
部屋の明かりを受け、キラキラと輝く長く美しい空色の髪。
美しいラインを描く柳眉は羞恥のためか僅かに下がっていて、だがじっと稟を見つめてくる真紅の瞳には一欠けらの不安も無く、安堵と慕情、そして少しの期待が浮かんでいた。
僅かな布きれに包まれたその肢体はまるで物語の中に登場する羽衣を纏った天女のように清らかで儚げで、だがシミ一つ見当たらない雪のように白い肌は薄らと桃色に染まってなまめかしさを感じさせた。
何も言わずにただ見つめあう二人。稟はネリネの真紅の瞳に、ネリネは稟の黒い瞳に、心とろかすかのような愛しさと深い安堵感を与えられ、言葉を交わさずとも気持ちが通じ合った気がして思わず互いに微笑みあう。
稟は腕を伸ばして白いシーツの上に広がるネリネの長い髪の一房をすくい上げるようにして手に取った。
掌と指に溶け込むように絡み、流れるようにサラサラと零れ落ちていくネリネの髪。その極上の絹糸のような艶やかな髪を親指で優しく撫ぜ、そっと口づける。
「…は、ぁぁぁ……」
それだけで可憐な唇から悩ましい吐息を漏らすネリネ。
このような稟の何気ない仕草、何気ない行動がネリネの心をさらに惹きつけることに、本人はまるで気付いていなかった。
例えば学園で、帰り道で、街中で。
例えば朝も、昼も、夜も。
場所も時間も関係なく、稟の吐息を、匂いを、その大きく暖かい掌の感触を強く感じるだけで、ネリネの心臓は跳ね上がってしまう。
稟が目を細め微笑む。稟が優しい言葉を掛けてくる。
その目で見つめられるだけで、その言葉を耳にするだけで、ネリネは身体の芯が熱く潤み、とろけてしまいそうになる。
(…大変、なんですからね…?)
そう胸中で呟くネリネ。周りの事など何もかも忘れて稟に抱きつき、唇を重ねたくなる欲望を抑えるのに自分がどれだけ苦労しているか。
そんなネリネの心中を知ってか知らずか、髪を弄っていた稟の暖かな掌がネリネの頬を宥めるように優しく撫でた。
ただそれだけでネリネの鼓動は心地よく高鳴り、どこか甘い痺れに似た小さな感覚がネリネの全身に走った。
恥ずかしそうに、だがそれでも決して視線は外さないように稟を見つめるネリネ。
稟が自分を見つめてくれていることに喜びを、稟の視線の中に感じる稟の昂ぶりに悦びを感じて微笑む。
703 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:56:13 ID:LHw00PUv
「…ネリネ……」
「…はい…稟さま…。…ん、ん、ぅ……」
稟がネリネの顔に自らの顔を近づけると、何も言わず瞼を閉じるネリネ。そうしてネリネの唇に稟の唇がゆっくりと重ねられる。
ネリネの柔らかな唇の感触。その甘さに脳が痺れるような感覚を味わい、思わずネリネを抱きしめる稟。
ネリネもまた稟の首の裏に両手を回し、稟と密着する。
稟の引き締まった胸板にネリネの豊かな乳房が押しつぶされてその形を変える。
稟が抱きしめる手に力を込めると、歓喜のためかネリネの閉じられた瞼から一筋の雫が流れた。
そうして唇を重ねたまま抱き合い続ける二人。
だがしばらくして唇を離し、もう一度見つめあった瞬間に二人の枷は弾けとんだ。
再び重ね合わせられる唇。だが今回は先程のものとは違った。
「…んんぅ……っ!! ん、ぁぁっ!! り、稟ひゃ、ま、ぁん、んぅっ!! ん、むぅぅ!!!」
「んん!! ネリ、ネっ! んむ、ぅっ!!」
歯がぶつかり合うのではないかと思われるほどに強く唇を押し付け、激しく吸いあう稟とネリネ。
角度を変えて何度も何度も、息継ぎをするのももどかしく、求め合う。
そうしている内に、くぐもった声を上げていたネリネが潤んだ瞳で稟に何かを訴えかける。
その切なげな瞳を受け、稟は舌を伸ばしてネリネの口腔内に突き入れ、待ちかねていたように突き出されたネリネの舌と己の舌を激しく絡ませる。
「んむぅっ!! ん、ちゅ…! ん、ふぅっ! ぁ、ぁはぁぁっ! ふあ、ぁんっ!!」
複雑に絡まりあう稟とネリネの舌。舌先同士をキスするように突きあわせ、歯を舐めあい、味蕾を刺激するとくぐもった声をあげるネリネ。口の中を稟に愛され、刺激を受けるたびに身体をびくびくと震えさせる。
(稟さま…稟さま…稟さまぁ…っ!!)
唇を塞がれているために、心の中でひたすら稟の名を呼びつづけるネリネ。
歓喜と陶酔が混じりあった表情で稟の唾液を嚥下するネリネに稟も興奮を覚え、自らも積極的にネリネの唾液を啜りじゅるじゅるという水音を響かせる。
「…ぅんっ! んんぅっ! あぁぁっ! はぁぁっ…んっ!」
「ん、むぅ…っ! ぅんっ! んんっ!」
甘い甘い美酒に酔い、呼吸をするのさえもどかしいかのようにお互いを貪りあう二人。
十分近くの間口づけを交わした後、名残惜しそうに離れた二人の唇の間には、唾液の糸が一筋繋がっていた。
704 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:57:04 ID:LHw00PUv
長い長いキスを終え、荒い呼吸を繰り返す二人。
「…やっぱり、ネリネの唇は凶器だな…。ずっとキスし続けたくなる」
「私も…私もです…。稟さまにキスしていただいているだけで、それだけでもう何も考えられなくなって…」
苦笑交じりの稟の言葉に、目尻に涙を浮かべながら微笑むネリネ。
「そっか。じゃあ次は色々なとこに…」
そう言うと稟は再びネリネの唇にキスをする。
次いで前髪をかき上げて額に、柔らかな頬に、美しいラインを描くおとがいに、と順番にちゅっ、ちゅっと音を立てて唇を押し当てていく。
「…やんっ!? くすぐったいです、稟さまぁ」
くすくす笑いながら僅かに身をよじり、顔をそむけるネリネ。
だが決して嫌ではないらしく、腕は先程までと変わらずしっかりと稟の背中に回されたままだった。
稟から逃げるように顔をそむけるネリネ。ネリネを追ってキスをする稟。
そうしてじゃれあいながら、ついばむような優しいキスは最終的にネリネの耳にその愛撫の矛先を向けた。
耳たぶを甘噛みし、長く尖った耳の形をなぞるように舌を這わせ、同時に指の腹で耳の裏側を優しく撫でる。
「…ひゃぁんっ…! は、ぁんっ! ぁぁぁぁ……っ!!」
ぞくぞく、とくすぐったさに似た感覚がネリネの背筋に走り、ネリネは身体を大きくそらした。
「やっぱり耳弱いよな、ネリネ。それとも魔族はみんなそうなのかな?」
執拗に耳への愛撫を続けながら、ネリネの耳元に顔を寄せ、吐息を当てるようにしながら囁く稟。
それに対し、びくんびくんと身体を震わせ、禄に返答する事も出来ないネリネ。
「…顔も耳も、首筋まで真っ赤だぞ、ネリネ?」
「…だって、恥ずかしい、です、よぅ…」
「恥ずかしい、だけ…?」
途切れ途切れ発せられる恥ずかしそうなネリネの言葉に、稟は悪戯っぽく微笑む。
「………キスと、耳、だけで、…その、感じちゃってます…」
「やっぱり?」
稟は笑いながら、真っ赤に染まったネリネの首筋に顔を埋める。
陶器のように滑らかな白い肌に頬擦りし、何度も何度も口づける。
最初は羽毛が触れるかのように優しく、だが徐々に強く、様々な場所に唇を押し付ける。
「ああぁぁ…! は、あぁっ! 稟…さまぁぁ……っ!」
快感を堪えるためかおとがいを反らすネリネ。
だがその行為は首元に顔を埋める稟からすると攻め立てる面積が広がるだけで、さらに愛撫を求めているようにしか見えなかった。
血を求める吸血鬼のように、ネリネの首筋に舌を這わせ、歯を立て、その肌を吸う。
「…あぁんッ! 稟さまぁ! もっと、もっと強く…吸って、くださいっ! ああァ…っ! 私が、稟さまの、ものだって印を、ぁぁっ! 刻み付けて、くださいぃ……っ!!」
ネリネの言葉にさらに強く、跡が残るほどに肌を吸う稟。
(学園でみんなに、特に麻弓やら樹あたりに何言われるかわかったもんじゃないな…)
霞掛かった頭の奥底でぼんやりとそう考えるものの、全く身体の動きは止められないまま稟はネリネの首筋を存分に味わい続けた。
705 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:57:54 ID:LHw00PUv
しばらくして稟はネリネの首から顔を上げ、視線を下ろしてリボンを巻きつけたネリネの身体を視姦する。
華奢な身体に不釣合いなほど豊かな乳房は、リボンによってその頂上部分の突起周辺のみが僅かに覆われているものの、乳房のかなりの部分がはみ出すように露出しており、ネリネの呼吸に合わせて大きく上下している。
その動きに誘われるかのように稟はそっと両手を添える。
それだけでぷるんと震える乳房に稟は感嘆の溜息をつき、寄せあげるようにしてやわやわと揉み始める。
「あ、あぁぁぁ…っ……稟さまぁ……んんんぅ……」
「…やっぱり、ネリネの胸、凄い…。…凄すぎて、止められない…!」
「あぁぁんっ!! いい、ですっ!! 止めないで、下さいぃ…!!」
稟が手に軽く力を込めるだけで、稟の指の全てがまるでとろけるかのように柔らかな乳房に沈み込み、それと同時に押し返されていく。
ネリネの胸の先端が、リボン越しであるにも拘らずどんどん固さを増していくのが掌の窪みに当たる感触から分かる。
やわやわと円を描くように、そして徐々に握り締めるようにぐにぐにと夢中になって乳房を揉みしだく稟。
稟の手の動きに合わせて、掌に収まりきらないほどの乳房は稟の指の間からはみ出て、いやらしく形を変え続ける。
「は、あぁぁ…! ぁん! やぁぁっ! あァ………っ! 稟さまぁ…熱いっ…熱いんですっ! 胸がぁっ…乳首がぁっ…ジンジン…しますぅ…っ!」
張りつめた乳房を稟の両手で鷲掴みにされ、思うがままに揉みしだかれて、ネリネはイヤイヤをするように首を振って押し寄せる快楽の波に抗う。
稟の手が乳房に触れるだけでその部分が燃えるように熱く感じる。
稟の指が乳房を握るだけでとろけるような感覚と快感の波が身体の奥底から湧き出してくる。
そして何より、乳房の先端の突起が稟の愛撫を待ちわびて強く疼いていた。
ネリネの言葉と切なげな瞳に、稟はわかっていると言わんばかりに頷くと、先端を隠すように巻きつけられていた白いリボンを指でずらし、ネリネの乳房の全てを露出させた。
706 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:58:40 ID:LHw00PUv
ぶるん、と大きく揺れてこぼれ出るネリネの豊かな乳房。
今までにも何度も見ている筈であるのに、透き通るかのようなその白い乳房と頂点で固くしこっている桜色に色づく突起の対比に稟の思考は停止し、ただその美しいかたまりに見入ってしまった。
ふるふると揺れる乳房、ひくひくと震える乳首の動きに誘われるように、稟は思考を停止させたまま無意識に手を伸ばし、乳房を優しく撫でつける。
そして我に返ったかのように一気にその乳首にむしゃぶりついた。
「あぁぁぁぁぁンッ!!」
柔らかな乳房に優しく噛み付き、淡く色づいた先端をピチャピチャと音を立てながら舐めしゃぶる稟。
ネリネも待ちわびたその愛撫にシーツを握り締め、瞼をぎゅっと引き瞑って甲高い声をあげる。
乳首だけでなく、乳輪や周りの乳房も一緒に吸い込むようにしてネリネの乳房を味わうと、さらに甘い声で鳴くネリネ。
脳を蕩かすようなその響きに、乳房を揉む稟の手に力が篭もり、尖った乳首を強めに吸い続けた。
「あ、ああぁぁぁぁ…っ!! アンッッ!! り、稟さまぁ…おいしい、ですか…?」
「…ああ、おいしいよ、ネリネ。…まだ何も出てきてなんかないのに、何でだろうな…?」
稟はネリネの乳房を揉みながらその谷間に顔を埋め、甘いネリネの匂いを肺に満たしながら一人ごちる。
「そのうち出るようになったらさ、飲ませてくれる?」
「…は、はい。稟さまが…望まれるなら…」
稟の言葉に真っ赤になって、だがその意味に気付いて嬉しそうに頷くネリネ。そんなネリネの態度に稟は照れたようにくすりと笑い、胸への愛撫を再開させた。
じゅるじゅるとわざと音を立てて乳首を吸い、舌で転がし、甘噛みする。
逆の乳房も掌全体を使って激しく揉みしだきながら先端を指の腹で転がし、押しつぶし、強めに摘む。
「やァッ!! あぁっ!! ダメっ!! も、もう、ダメェっ!!!」
稟の攻めに髪を振り乱して喘ぎ続けるネリネ。
そんなネリネの様子に、稟の攻めの手はさらに激しさを増していく。
「はぁっ! はぁン! アンッッ!! や、やぁぁっ! ひぃんっ!! や、ああぁぁァァっっっ……!!!」
背中を弓なりに反らし、甲高い悲鳴をあげるネリネ。
そして放心したように全身の力を抜かし、ぐったりとベットに沈み込んだ。
707 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 20:59:21 ID:LHw00PUv
胸への愛撫だけで達してしまったネリネは、荒い息をつきながら虚空を見上げている。
だが稟はその潤んだ瞳に未だに淫靡な光が宿り、快楽を求めている事を敏感に感じ取った。
そこで稟はネリネの下半身、何度触っても飽きる事のないすべすべとして張りのある太ももへと手を伸ばした。
巻きつけられたリボンを汗でじっとり湿らせているネリネの太ももを、外側から内側へゆっくり、焦らすようにしてさすっていく。
「……はぁぁぁ…ん……稟さまぁ…」
気持ちよさそうに喉を鳴らし、先程までのとは違うさざなみのような穏やかな快感を味わうネリネ。
達したばかりの自分の身体を気遣う優しい愛撫。
そんな稟の気遣いに心が満たされていくのを感じる。
(今までだって他の誰よりも好きだったのに、想いが溢れてしまいそうなほどに好きだったのに、どんどん好きになってしまいます…)
ネリネの中で、稟への想いはまるで天井を知らないかのように日々大きく、強くなっていく。
(稟さまのおかげで、私は強くなれた気がします…)
稟さえいれば何も怖くない、他に何もいらない。稟に全てを捧げたい、自分の全てを持って尽くしたい。ネリネはそう思っている。
(けれど、同時に稟さまのせいで私は弱くなってしまったんです…)
稟が自分の側にいないとそれだけで不安になってしまう。稟に嫌われてしまったらと考えるだけでネリネは目の前が真っ暗になり、悲しみと恐怖に包まれてしまうのだった。
何の根拠も無い不吉な考えと不安が表情に出てしまったのか、稟が愛撫の手を止めてネリネをじっと見つめてきた。
そしてネリネの一番好きな表情で、僅かに目を細めて優しく微笑みを浮かべた表情でゆっくり口を開いた。
その口から発せられるのはただ一言、
「…ネリネ、愛してる…」
その瞬間、天を衝くほどの歓びと稟への愛情がネリネの全てを包み込み、漠然とした不安と恐怖とを押し流していった。
「稟さま!! 稟さまぁ!! 私もっ! 私も、愛しています!!!」
歓喜の涙を流して稟にしがみ付くネリネ。
稟もまたネリネを優しく抱き返し、その頭を撫でる。何も不安がることはないのだと言わんばかりに、優しく、優しく…。
「…ぐすっ…んんっ…稟さまぁ…。私、稟さまにご奉仕したいです…」
ネリネの言葉に、稟は頭を撫でていた手を止めた。
「…私も、稟さまを愛したいんです。…今日は稟さまのお誕生日なのに、私ばっかり愛していただいて…」
「俺はネリネが気持ち良くなって可愛い姿を見せてくれるだけで充分嬉しいんだけど…。…まあ、せっかくだしお願いしようかな?」
「は、はいっ! 私、頑張りますね!」
照れたように頬を掻く稟の返答に嬉しそうな表情を浮かべるネリネ。
708 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:00:08 ID:LHw00PUv
稟の足の間に割り入り、ズボンをパンパンに隆起させている稟のモノにうっとりと目を細めてボタンを外し、口を使ってファスナーを下ろし始めた。
ファスナーを完全に下ろすと、トランクスの前からはちきれそうになった稟のモノが姿を現した。
(私の身体でこんなになっていただけたんですね…)
赤くなりながらもズボンとトランクスを脱がせたネリネは、ギンギンに膨れ上がって先走りを垂らす稟のモノを愛しげに見つめた。
固く反り上がった稟のモノをほっそりした指で宝物を扱うように撫で、軽くキスをして自らの胸の谷間に挟み込む。
「……んっ…んっ…稟さまの、すごく、熱い、です…。…気持ち…いい…ですか…?」
「…っうぅ! 気持ち、良いよ、ネリネ…」 
ネリネがゆっくりと身体を上下に動かすと、二つの大きなかたまりがぐにぐにと形を変え、その谷間から稟のモノの先端が見え隠れする。
「…もっと…んっ! …もっと気持ち良く、…なって下さい、ね…?」
快感に顔を顰める稟の顔を見て嬉しそうに微笑んだネリネは身体の動きを早め、さらに稟のモノの先端が顔を出した時にタイミング良く舌を出し、それを舐め始めた。
柔らかいかたまりに押しやられ、刺激を受けていた先端が、新たに生暖かく湿った感触に包まれる。
その瞬間背筋に走った快感に、稟は思わず腰を浮かせてうめいた。
「んんっ…! んんっ! ん、ちゅ…! あ、んっ!」
ネリネが稟の先端を咥え、舐め、キスをする。稟の先走りとネリネの唾液と汗が潤滑油となったらしく、どんどん動きが滑らかになってくる。
せりあがって来る射精感に歯を食いしばって堪える稟。すでに稟のモノの先端は破裂しそうなほどに膨れ上がり、びくびくと震えていた。
「…稟さま、…んんっ…我慢…しないで…んむぅ…いつでも…出して…ください…」
ネリネの言葉にいよいよもって我慢できなくなった稟は、ネリネの動きにあわせて腰を動かし始めた。
稟が自分の奉仕で感じている事にネリネは歓喜し、さらに舌の動きを激しくする。
稟のモノを咥え、口をすぼめて先端を強く吸い、鈴口を舌先でねぶって稟の射精を促す。
「ネ、ネリネッ! もうダメだ! 出るッッ!!!」
「ん、んんんんんぅッ!!!」
限界に達した稟が叫び、腰の奥の方から迫り出してきたその欲望を爆発させた。
稟のモノを咥えていたネリネは、口の中に大量の白濁液を受け取ると喉を鳴らして嬉しそうにそれを飲み込んだ。
「…稟さまの…熱いです…」
うっとりとしたネリネが呟き、自分の身体についた稟の精液を指ですくい取り、口へと運ぶ。
腰がくだけたようになり、へたりこんでしまっていた稟だったが、そんなネリネの淫靡な姿に再び自分のモノが昂ぶってくるのを感じた。
709 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:00:53 ID:LHw00PUv
「ネリネ…。ネリネの大事なとこ、見たい…」
「は、はい…。どうぞ…」
しばらくして息を落ち着かせることができた稟はそう言って、寝そべったネリネの両足を持ち上げるように抱える。
そのまま両足の付け根を覆っていたリボンを外すと、今までリボンによって隠されていたネリネの最も大切な場所を覗き込んだ。
「…うわ、ぐしょぐしょだ…」
「…い、言わないで下さいぃ…」
「まあ、さっき軽くイっちゃったからだろうけど…。…いつから濡れてた?」
「…キ、キス、していただいた時から、です…。そ、それに…稟さまに奉仕しているだけで…その…また…感じてしまって…」
稟の質問に視線をずらし、消え入りそうな声で答えるネリネ。今までこんなに感じたことはなかったのだが、稟の『愛してる』にネリネは相当キてしまったようだった。
稟への愛情という名の薔薇色の鎖にがんじがらめに縛られてしまったネリネだった。
髪と同じ色の恥毛に隠されていた、僅かに開かれた割れ目からは泉のようにこんこんと愛液が湧き出されており、部屋の光に当たってテラテラと艶かしく輝き、むせかえるような濃密な女の匂いを発していた。
下半身を抱えあげられてお腹の方へと流れ落ちていく蜜を指ですくい取ると、稟はちゅるりと音を立てて自らの口に含む。
「…うん。ネリネの、おいしい…。後から後から湧いて出てくるし、指じゃ間に合わないな…」
稟の呟きに顔を真っ赤にさせるネリネ。
稟はピクピクとひくつき、開き始めていた割れ目を指でさらに割り開かせると、溢れ出る蜜を直接舌で舐め取り、それでも間に合わないとわかるとじゅるじゅると音をたてて吸い上げ、喉を鳴らしてゴクゴクと飲み干していく。
それと同時に包皮に包まれた陰核を優しく剥き出し、愛液で濡れた指で転がし、摘み、弾く。
「ああっ!? あぁぁっ!! ぅああっ!!」
断続的に訪れる刺激に叫ぶネリネ。
稟が陰核を刺激しながら膣口に指を突き入れ、ネリネの膣内を思い切りかき回す度に部屋に響き渡るネリネの甘い鳴き声。
稟に抱かれている、稟に愛されているという実感に、ネリネの神経は極限まで鋭敏化して昂りを増す。
そしてもっと稟に愛されたい、早く稟を迎え入れたい、という飢えにも似た欲情が湧き続けて止めることが出来ないでいた。
尤もそれは稟も同様だった。
「ネリネ…ごめん、俺、もう我慢できない…っ!」
先程のネリネの胸での奉仕でかなりの精を放出したにも関わらず、稟のモノはネリネの秘所への愛撫とネリネの嬌声を耳にするうちに、再びがちがちに固くなり天に向かい突き上げるように反り返っていた。
710 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:01:43 ID:LHw00PUv
「…はい、稟さま………私が………んん…んぅっ……っ!!!」
ベットに座る稟に向き合って稟の腰の上に跨り、ゆっくりと稟のモノを目指して腰を下ろしていくネリネ。
稟もまたネリネの腰を支えるようにしてネリネを自らのモノに導く。
稟の先端がネリネの濡れそぼった膣口に触れた瞬間、ネリネは小さく声をあげたものの、すぐにまた稟のモノに向かって腰を落としていく。
ネリネの秘所にずぶずぶと水音を立てながら飲み込まれていく稟のモノ。
抑えきれない快感に眉をひくつかせ、瞼を閉じ、唇を噛み締めるネリネ。
そうしてネリネの秘所は稟のモノを全て飲み込み、二人の腰は完全に重なり合った。
「あ、ああぁぁ……っ! わ、私の中、稟さまので、いっぱいに…なって…ますっ…」
「ああ、ネリネの中、熱いし、すごい、キツイ…!」
胎内に稟のモノを迎え入れ、身体の最奥を稟で満たされているという充足感と幸福感に涙を流すネリネ。
身体を震わせながら荒い息をつくネリネに、稟は呻きながらも微笑みを向けてその頭を撫でる。
「ん、はぁぁ…稟さまぁ…キス…していただけませんか…?」
泣き笑いのような表情でネリネがキスをねだると、稟は黙って頷きネリネの背中に腕を回してネリネを抱きしめ、その唇を奪う。
ネリネも稟の背に腕を回し、より強く密着すると夢中になって唇を重ねあう。
711 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:02:39 ID:LHw00PUv
「…動きます、ね…?」
キスを終えたネリネはそう告げると、ゆっくりと腰を浮かせて稟の先端部付近まで引き抜き、再び腰を落としていく。
ややぎこちなさを残す動きではあるものの、ネリネの膣は稟のモノを柔らかく包み込み、そのヒダの一本一本が稟のモノに絡みつき締め付けてくる。
その締め付けに全身に電流を流されたかのような快感を感じて稟は低い呻き声を上げる。
だが稟の体は更なる快感を求めているのか稟の意志とは無関係に腰を動かし、ネリネを下から突き上げ始めた。
「…ああっ! あんっ! あ、はぁっ! ん、んあ、あぁっ!!」
「くうぅ! ううっ! うぁっ! あ、くっ!」 
互いを良く知る二人の動きはすぐに同調し、お互いに今までにないほどの快感を得る稟とネリネ。
ネリネの身体が跳ねるたびに、その長い髪と身体に巻きつけられたリボンがまるで羽根のように舞い揺れ、大きな乳房がそこだけ別の生き物のように弾む。
ネリネの秘所は洪水のように奥からさらなる愛液を湧き出させて潤い、まるで稟のモノを吸い取るかのようにギュウギュウと締め付けてくる。
その締め付けに稟の下半身は痺れたように感覚を無くし始め、早くも二度目の射精感を迎えてきていた。
ぎりぎりと歯を食いしばって懸命に快感に耐えながら腰を送る稟。
「…んぅっ! …あぁ! り、稟…さま…、あぁんっ! 稟さまぁ…好きぃ! 好きですっ! んっ…好きなんですぅ! 誰よりも、誰よりも、愛していますっ!! 稟さまぁっっ!!」
「…ああ、俺もっ! 俺も、好きだよっ、ネリネっっ!!」
愛の囁きは二人の脳髄に痺れのように纏わりついて腰の動きを加速させる。
稟のモノはネリネの膣内でさらに大きさと硬さを増して胎内を暴れまわり、ネリネの秘所はそんな稟のモノを激しく優しく絞り上げていく。
二人の身体に訪れる快感はより大きくなり、それに耐え切れなくなってきている身体を誤魔化すようにキスをして互いに愛撫しあう。
その愛撫に再び愛しさを募らせてうわごとのように愛の囁きを繰り返す。
無限に続くその循環、無限に続けていたいと思える循環に囚われる稟とネリネ。
「あぁっ! ん゛ぅぅ! あ゛、うぅっ! 稟さま! いいっ! 凄い゛ぃっ! あああぁぁっっ!!」  
「ネリネっ! ネリネぇっ!!!」
視界に映るのは誰よりも近い場所にいる最愛の人で、
鼻腔にはシャンプーと石鹸、そして精臭の混じった相手の体臭が満ち、
美しい嬌声と荒い息遣いに脳を蕩かし、
唇を重ね、舌を絡ませて交換した唾液という名の美酒の味に陶然とし、
一つに溶け合うかのように抱き合って密着し、存在を確かめ合う。
感じる世界の全てがお互いだけになりながらも、それでもなお互いを求め合う稟とネリネ。
だが、そんな二人にも遂に限界が見え始めた。
「…やばい、もう、イキそう、だ…っ!!」
「わ、私も! あ、ん゛ぅっ! 私も、もう! あぁっ! さっきから、ずっと、もう! 限界、ですっ!!」
限界を感じた稟はネリネの身体を倒して正常位に持ち込み、その腰を掴むと獣のように激しく腰を打ち付けだす。
ネリネもスラリとした両足を稟の腰に絡みつけると稟の動きに合わせて自らも腰を使い、更なる頂へ向かおうとする。
712 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:03:22 ID:LHw00PUv
堪えきれない快感に、稟は目の前で弾むネリネの乳房を鷲掴みにして力任せに揉みしだく。
だが快感のあまりにその手にかなりの力を込めてしまった。
「ネ、ネリネ! ご、ごめ…」
「…あ゛あああぁっ!? っふああああ゛ぁぁ!!!」
謝ろうと思った稟だったが、思わぬネリネの反応に言葉を飲んだ。
諸々の事情により成人男性の平均以上の身体能力を持つ稟がかなりの力を込めてしまったのにも関わらず、ネリネの口から漏れたのは甘さを含んだ悲鳴であった。
表情の方も痛みに僅かに顔を顰めたものの、ネリネの瞳に浮かぶ光は愉悦のもので、恍惚の表情はより深みを増してさえいた。
そして何よりネリネの秘所は瞬間痛いくらいに収縮し、稟のモノを今まで以上に締め付けた。
稟が果ててしまわなかったのは意識の全てがネリネの身体を気遣うことに向いたからだけだった。
そんな反応に稟はもしやと思いネリネの胸に顔を埋め、固く尖った乳首に強めに噛み付いた。
「ひあ゛あぁっっ!? あああ゛っ!! あ゛ぅっ!! り、稟、さまぁぁぁっっ!!!!」
全身を襲う強烈な快感にネリネは目を見開き、悲鳴をあげる。
涙を流し、がくがくと身を震わせ、津波のように激しく押し寄せる快感に晒されて大きな声で稟の名を呼ぶ。
もはやネリネの身体は全身が性感帯となり、稟から与えられるものは痛みすら快感に、悦びに換えてしまっているようだった。
(すごい…)
恋人のかつてないほどの乱れように、稟は霞掛かっていた頭の奥がかぁっと熱くなるのを感じた。
完全に感覚を無くしていた筈の下半身に僅かに感覚が戻ってきたのに気付くと、ネリネの背中に爪を立てて抱きしめ、砕けるかと思われるほどに強く激しく腰を動かす。
「あ゛あっ!! あッぅ!! あぅぅぅッ!! あ゛あ゛ーッ!!!」
激痛に似た強烈な絶頂感に打ちのめされ、意識が遠くなるネリネ。
もはやネリネは何も考えられず、ただ稟への想いだけが身体中を駆け巡り、ばらばらになりそうな身体を繋ぎとめるように必死になって稟にしがみ付く。
「ネリネ!! もう、ダメだ!! う、うああぁぁぁぁ!!!」
「っぅあぁッ!! あああああ゛ぁぁあッ!!! ああぁああ゛ああああぁぁぁぁぁぁ……っ!!!!」
稟の咆哮と共に吐き出された大量の白濁液がネリネの最奥に注ぎ込まれた。
胎内で起こった爆発、その衝撃を受けたネリネの身体は雷に打たれたようにビクビクと震え、その意識は白い闇の中に沈んでいった。
713 名前:プレゼント[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:03:55 ID:LHw00PUv
ゼエゼエと荒い息を突く稟はネリネの様子を伺い、規則正しい呼吸に大事無いことを確認し、全ての精をネリネの膣奥に出し尽くした自らのモノを引き抜く。
すると意識を失い僅かに身体を痙攣させているネリネの秘所からちょろちょろと水音が流れ始める。
どうやら身体中を弛緩させて失禁してしまったようだ。
シーツに広がるネリネの小水とその匂いに、
(…マズイ、掃除しないと…)
と一瞬考えた稟だったが、あまりの疲労にすぐさま億劫となり、ネリネに覆い被さるようにして倒れ込むとそのまま眠ってしまった。


数時間後の朝、
「…わ、私…おねしょ…」
びしょ濡れになったベットの前で半泣きになって呆然とするネリネと、
「うわー!? 遅刻するー! 日直の仕事がー!! う゛あ゛、こ、腰が…」
と慌てふためき、だが突然うずくまって腰を抑える稟の姿があった。
714 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/08/02(水) 21:04:36 ID:LHw00PUv
以上です。
Q1 何でこんなに長いんですか?
A1 正直スマンかった…orz
Q2 何でこんな駄文になっちゃってるんですか?
A2 エロい文章はムズカシイの…。
Q3 ジンマシンは治まりましたか?
A3 悪化しました。書いてる途中何度も窓開け放って叫びだしたくなりました。「うぎゃああああ!何書いてんだ、俺はーーーっ!」って。
Q4 読んでくださった人に一言
A4 …許してください。
  
頑張った事だけはわかっておくれ…。
やはりミーにはしゃっふる迷作劇場みたいなアホなの書いてる方がいいんだね、ママン!!
とりあえず特殊な救急車に乗ってきます。

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