292 名前:285[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:09:14 ID:HAz/ZHyO
需要はあるようなんで投下します。
リアリア発売後話題に上る事すら少なくなってきた気がするネリネ好きな人に捧げます。
こんな駄文いらないかも知れないけど…。
293 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:10:45 ID:HAz/ZHyO
暦はとうとう最後の月を迎え、本格的な寒さが訪れてきたそんなある日曜日の夜、土見稟とその恋人ネリネは人気の無い暗い夜道を家路へと急いでいた。
(う゛〜、寒ぃ〜……。昼間はあんなに暖かかったのに……。失敗したなぁ)
ぶるりと身を震わせ、後悔の念に襲われ胸中で悪態をつく稟。
事の始まりはお昼頃、いつに無く暖かい陽気にデートでもと思ってネリネを誘い、電車で一時間近くの場所にある大型テーマパークへと薄着のまま出かけてしまったことにあった。
久しぶりの二人きりのデートに稟もネリネも時の経つのを忘れてデートを楽しんでいたところ、帰る頃には太陽はすっかり姿を隠してしまっており、日中の暖かさが嘘のように急激に冷え込んでしまっていたのだった。
「…っ!? …大丈夫か、ネリネ? 寒くないか?」
「は、はい。大丈夫です…」
身を切るような冷たい風に稟が自分同様薄着であるネリネを心配して問いかけると、ネリネは僅かに微笑んで首を振る。
だがその微笑みは明らかにぎこちなく、青白くすら見える顔色とそれとは対照的に真っ赤になってしまっている長い耳、そして僅かに震える小柄な身体に無理をしているのが見て取れて、稟は黙って自らの羽織っていたジャケットを脱いでネリネに着せてやった。
「り、稟さま!?」
「そのジャケットもあんまり防寒性はないけど、無いよりはマシだろ?」
「ですが、それでは稟さまが…!」
ジャケットを脱いでしまったために薄いセーターにジーンズ、という夜の寒空に似合わぬ格好になってしまった稟にネリネは慌ててジャケットを返そうとする。
だが稟は優しく笑いながら頭を振ってそれを押し留める。
「いいから、ネリネが着てな」
「ですが、稟さまがお風邪なんて召されたら、私…!」
「俺は大丈夫だから気にしなくていいって。知ってるだろ? 俺は結構丈夫なんだ」
彼女に風邪なんか引かせたら彼氏失格だからな、とおどけたように笑っていた稟だったが、未だに不安そうな表情を消す事のないネリネに頬を掻き、自らも表情を改めた。
「俺は、さ、自分が苦しいのとか痛いのとかは耐えられる。けど、ネリネが苦しんでるのを見るのは、耐えられそうにないんだ。……俺は本当に大丈夫だから、ネリネが着てな、それ」
「……稟さま……」
微笑を浮かべながら照れたように小声で、だがとても優しく発せられた稟の言葉。
その言葉に込められた稟の真剣な想いにネリネは深紅の瞳を大きく見開き、感激の余りに涙を浮かべてしまう。
稟のジャケットから稟の温もりがネリネの身体を暖かく包み込み、同時に稟の想いがネリネの心をも暖かく満たしていくようだった。
(稟さま、優しすぎます…)
泣きたくなるほどの想いに駆られて胸中で呟くネリネ。
稟が丈夫な方なのは知っていた。そしてそれ以上に我慢強い事も。
だからネリネが例えどれだけ言っても稟がジャケットを受け取る事はないだろう。
そんな稟を愛する事が出来る幸せを、そんな稟に愛される事の幸せをネリネは改めて心に刻み付けた。
「………稟さま、大好きです……。稟さまのために…私は生きていきたい…です……」
ネリネは目元に浮かんだ涙を拭い、稟の身体にしがみ付くようにして抱きつくと、その胸に顔を埋めながら呟く。
294 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:11:35 ID:HAz/ZHyO
「…本当に、大丈夫ですか……?」
「…ネリネは心配性だなぁ。大丈夫だって! ほら、何とかは風邪引かないって言うだろ?」
なおも稟の心配をし続けるネリネであったが、快活に笑う稟の笑顔にようやく少しだけ笑顔を浮かべる。
「稟さま、寒くて我慢出来なくなってきたら言ってくださいね? 上着をお返ししますから…」
「…ああ、分かった。けどその時はまたこうやってネリネに暖めてもらおうかな?」
冗談めかして笑う稟だったが、どうやらネリネの方は本気に取ったらしく、頬を赤くして俯き、恥ずかしそうに、だが強い決意を込めて口を開く。
「は、はい…。私なんかで良ければ、いつでも、どうぞ…。私も、稟さまを暖めてあげたい、です…」
そう囁くと稟に自分の温もりが伝わるように、と願いながら身体を密着させてくる。
そんなネリネの態度に稟は少し面食らってしまったものの、やがて微笑を浮かべるとネリネの身体を包み込むように抱きしめ、冷たくなっていたお互いの頬を擦り寄せあわせ始めた。
しばらくの間、無言のままお互いの温もりを分け合う二人。
心地良い温もりがじんわりと広がり、冷え切っていた身体が徐々に暖まっていくようだった。
そうして、そんな心地良さに身を委ねていた二人であったが、突如として稟が何かを思い立ったらしく、身体を離して口を開いてきた。
「……そうだ。ネリネ、確か裁縫とかはかなり得意だったよな?」
「…えっ!? は、はい、一応は……。料理は……相変わらず、なんですけど…」
うっとりと頬を染めていたネリネだったが、突然の稟の質問に目を丸くしながらも首肯する。
「じゃあ、今度俺にマフラーでも編んでくれないかな? 好きな人が編んでくれたマフラーって男なら一度は憧れるものだし…さ」
「…は、はいっ! 私、頑張って編みますねっ!!」
恥ずかしそうに頬を掻きながら告げる稟にネリネは瞳を輝かせる。
料理などの家事全般が不得意な自分にとっての唯一の特技で稟に何かをしてあげられるというのが嬉しくて堪らなかったようだ。
まして稟の周囲には驚くほど家事全般が得意な女性達が多いので、ネリネは常にコンプレックスを感じていたので尚更である。
「じゃあ、長〜いやつを頼むな?」
「長いの、ですか?」
「あ、ああ。…………その、さ、……そうすれば………二人で、…巻けるだろ?」
羞恥のためか顔中どころか首筋まで真っ赤にさせ、視線を反らしながら呟く稟にネリネはとうとう我慢の限界を感じ、爪先立ちになると自分から唇を重ねさせた。
柔らかな感触に溢れんばかりの愛しさと安らぎを感じ、稟の服をぎゅっと強く握り締めるネリネ。
「…ん、好きぃ、…んぅ…好き、です………はぁ……稟、さまぁ……愛して、います……っ!」
「……ネリ、ネ…………俺も、…んん……好き、だよ…」
唇を押し付け、愛を告げてくるネリネに稟もここが路上だということを忘れてネリネの身体を強く抱き返し、愛を囁き、唇を重ねさせ続けた。
295 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:12:10 ID:HAz/ZHyO
「ネリネ、あんまり声出しちゃダメだぞ?」
「わ、分かってます。でも、稟さまに触れられると、どうしても、声が…出ちゃうんです…」
しばらくして、路上での抱擁と口付けによって昂ぶってしまった稟によってネリネは近くの公園の裏手にある全く人気の無い林の中に引っ張り込まれていた。
稟は自信無さげなネリネに苦笑しながらも、大きな木に背を預けているネリネの姿を覆い隠すように華奢な身体を抱き、ネリネの唇を奪い、同時にブラウスの上から豊かな胸をまさぐりだした。
「んん…っ! んむぅ…! んん、んぁ……っ!!」
口内に侵入してくる稟の舌を受け入れ、自らも積極的に舌を絡ませるネリネ。といっても稟の舌の動きに合わせるのがやっとで、舌だけではなく歯や上顎、頬の裏など口内の至る所を蹂躙してくる稟の舌技に翻弄されっぱなしであったが。
それと同時に行われるネリネの豊満な乳房に対する愛撫。
稟の大きな掌でぐにぐにと揉みしだかれて早くもネリネは熱を帯びた吐息を漏らしだす。
だがしばらくすると服の上からの愛撫にじれったさを感じてしまい、もっともっと稟を感じたい欲求にネリネは稟に潤んだ瞳を向ける。
すると稟も同様だったのか瞳を合わせてすぐに上着の裾から手を差し込み、ブラをずらしてネリネの豊かな乳房に直接触れだした。
「ンンァッッ……!?」
「……あ、ゴメン。俺の手、冷たいよな…」
地肌に直接触れた稟の手のひらの冷たさに悲鳴(と言っても唇は重ねたままだったが)をあげるネリネ。
そんなネリネの様子に稟は慌てて唇を離して謝罪し、その手を抜き出そうとする。
だが、ネリネは稟の掌を胸に包み込むようにしてそれを引き止め、頭を振った。
「いえ、いいんです。ちょっとびっくりしてしまっただけですから…。…稟さまの手、こんなに冷えてしまっていたんですね。私の胸で暖める事が出来るのであれば、存分に暖まってください」
「……うん、わかった。ありがとな、ネリネ」
ネリネの言葉に稟は素直に頷き、再びネリネの乳房に触れだした。
「ひゃっ! ぁっ! んんっ!」
恐る恐る触れるよりも、一気にいった方がいいだろうと稟は判断し、乳房を鷲掴みにし、荒々しく捏ねるようにして強めに豊乳を揉みしだき始める。
そして強めの愛撫にネリネが慣れ始めた頃合を見計らって、一転して優しく乳首を撫で擦り、中指で転がし、リズミカルに親指と人差し指の腹で乳首を絞るように押しつぶす、など刺激を与えていく。
「はぁぁ…っ! あ、はぁ…っ! ああぁぁぁ……っ!!」 
緩急をつけた稟の愛撫を受け、ネリネの身体は瞬く間に熱を帯び始め、熱く荒い吐息が快感を暗に伝えていた。
そんなネリネに稟も昂ぶりを増したようで、稟自身も身体が熱くなってきていることを自覚した。
296 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:12:46 ID:HAz/ZHyO
「…あ、はんんぅ…。んぁ…り、んさまぁぁ……稟さまぁ……っ!」
稟に首筋にキスされて、おとがいを反らしながら喉を鳴らすネリネ。
先ほどまで胸を愛撫していた稟の手はネリネの長いスカートをたくし上げてそのショーツ越しにネリネの秘所を弄っていた。
純白のショーツは既にネリネの蜜を滲ませて花弁にぴったりと張り付いており、稟は指に付いた蜜をネリネの鼻先に差し出して見せた。
「下着越しに触っただけなのに、もうこんなになってる」
「んっ、そんなこと、言わないで、下さいぃ…」
そう言って潤んだ瞳を向けてくるネリネに稟の中で嗜虐心と悪戯心がむくむく湧きあがってくる。
「ネリネ、自分で触って、自分で気持ち良くしてみて」
「…ええっ!? そ、そんなこと、できません!」
稟の言葉に真っ赤になって慌てて首を振るネリネ。だが稟はわざとらしく溜息をつき、わざとらしく肩を落す。
「…………嫌?」
「…あ、あう〜……稟さま、いぢわるです…。……………ど、どうしても、ですか?」
「どうしても。…ネリネがえっちなことしてるところ、見たい」
どこか甘えるように視線を合わせてくる稟にネリネはひたすら困ったように柳眉を下げ、あうあうと口を開けたり閉めたりしていたが、稟の求めをネリネが断る事など出来るはずもなく、恥ずかしそうに視線を反らすと微かに頷いた。
「…私のこと、軽蔑したり嫌いになったりしないでくださいね?」
「俺が頼んだのに、そんなことする訳ないだろ?」
泣きそうになっているネリネの言葉に笑いながら、稟はネリネの顔を上げさせて軽くキスをする。
そのキスでほんの少し不安を消し去れたのか、ネリネはおずおずと自らの手を股間へと持っていった。
ショーツ越しに秘部に触れると、稟の言う通りそこはじっとりと湿っており、軽く擦るだけで膣内が蠢いて更なる刺激を求めていることがわかった。
(…わ、私、もうこんなに、感じて……)
ネリネは羞恥に顔を真っ赤にさせながら、ショーツの上から秘裂をなぞり、指を押し込み続ける。
「はぁぁっ……。あ……ンッ……! ぁぁ………っ!」
「…ネリネ、直接触って」
稟の指示にネリネはこくりと素直に頷き、ショーツの内側へと指を潜り込ませる。
そこは既に大量の蜜に塗れており、ネリネはその蜜の多量さにそれまで以上の羞恥を感じてしまい、思わず許しを乞うように稟を見上げる。
だが稟はネリネの艶やかな青髪を優しく撫でつけながら、そのまま続けるように促してくる。
そんな稟の様子にネリネは覚悟を決めたように秘唇を開かせると、膣口に中指の先を指し入れし始めた。
「……んっ、…んっ、…んぁっ、…はっ、…ぁんっ、…やっ!」
ネリネの細い指がリズミカルに動くたびに、くちゅり、くちゅり、と蜜が掻き回される。
このような場所で稟に恥ずかしい姿を見られている。稟の前でイヤラシイ行為をしている。
同時に襲い掛かってくる羞恥と快楽に、ネリネの理性は急速に肉欲に侵食されその姿を消しはじめ、ネリネの身体は更なる快感を求めてより深く、より早く、とばかりに指の動きを大胆にし、そしてそれに合わせるように無意識に腰をくねらせ始めていた。
「…ぁはっ、ぁん、んぅ、やっ、ダメ、気持ち、いいっ! 稟、さまぁ、私、今、とってもえっちですぅ…っ!」
そんなネリネの淫靡な姿に稟も黙って見ている事が相当辛くなってきたらしく、ネリネの乳房をぐにぐにと乱暴に揉みながらネリネの耳元に口を寄せ、吐息を当てるようにして囁いてきた。
「ごめん、ネリネ。あんなこと言っときながら、俺もう我慢できなくなってきた」
「私も、ですっ! 稟さまがぁ…欲しい、です…っ! もお、我慢、できません…っ!」
淫らに腰をくねらせ続けながら嘆願してくるネリネに稟は押さえ込んでいた欲望を解き放つことにした。
297 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:13:34 ID:HAz/ZHyO
「……ぁ、稟さま、ごめんなさい。今日…その…危ない日、なんです…」
「…そ、そっか。じゃあゴム、つけるよ」
いきり立った自分の分身をすぐにでもネリネの秘所にぶち込もうとしていた稟だったが、ネリネの言葉に気勢を削がれたようで、複雑な笑みを浮かべながら財布に忍ばせてあるコンドームを取り出した。
「あ、あの、稟さまが望まれるのでしたら、私は、その、そのままでも…!」
稟のどこかぎこちない笑みを見て、稟の不興を買ってしまったと勘違いしたネリネは慌ててそう告げてくる。
恥ずかしそうに、だがどこか期待の込もったネリネの視線を受けて稟は苦笑するものの、静かに首を横に振る。
「ん〜…。魅力的な提案ではあるけど、やっぱり子供はまだちょっと早いだろ。俺たちまだ学生だし、それに…」
「それに…?」
「子供が出来たら、ネリネを独り占め出来ないし…」
「り、稟さま…」
「いずれは欲しいと思ってるけど、今はまだ二人でいたいな」
駄目かな?と困ったように微笑む稟にネリネはただ頬を染めて、稟からコンドームを受け取るとその封を開け、稟の足元に屈む。
「あむ…ん……。…私の身体も、私の心も、稟さまが独り占めしてくださいね?」
「ああ、勿論」
「いっぱい、いっぱい、愛してくださいね?」
「それも、勿論」
稟のズボンのファスナーを引き下ろして出現したそそり立つ肉茎に口でコンドームをつけたネリネはそう言ってはにかみ、大木に背を預け片足を上げて自らの秘唇を左右に広げて見せた。
ひくついた膣口からは愛液が洪水のようにトロトロと湧き出し続け、秘部から溢れて内腿にまで流れていた。
「……じゃあ、いくぞ?」
己を待ち侘びてひっきりなしに溢れ出る蜜に、稟は意を決したようにネリネの足を持って秘裂にそって亀頭を擦らせると、一瞬の後、一気に貫いた。
「あぁぁ………っ!! はぁっ…、入って、くる…っ! 稟さまのが、入って、きてます……っ!!」
「ネリネの……キツイ……っ!!」
ずちゅっという音と共に熱く柔らかな媚肉が稟の怒張を飲み込み、ネリネは快感に眉を顰めながら身体を大きく跳ねさせる。
稟の方もまた、ピッタリと亀頭に吸い付き、棹に絡みついて蠢き、痛いくらい根元を締め付けてくるねっとりした熱い肉壁に、ゴム越しとはいえゾクゾクするほどの快感が背筋に走り、思わず唇を噛んだ。
298 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:14:09 ID:HAz/ZHyO
「あふっ、んっ、あっ、は、ぁっ、ぁんっ…んっ、んぁっ、んんぅ…っ!」
稟が腰を動かして抽挿を繰り返すたびに、ネリネが甘い声で鳴く。
周囲の状況を気にして声を押さえようとするのだが、どうしても押さえきれないようで、何とか声を出さないようにと自分の指を噛んで快感を堪えている。
そんなネリネの様子が何とも可愛らしく、稟はわざと動きを強め、ネリネの膣奥を抉るようにして突き入れ始める。
「んんぁぁぁぁ…っ!? んんぅっ! り、稟さまっ、ダメ、ですっ! 声、出ちゃ…ぁん、んむぅぅっ!?」 
非難がましい目で稟を見上げていたネリネだったが、稟が口付けてくると嬉しそうに稟の首に両手を回し、それを受け入れる。
「んふぁ、ん…ちゅ、ん、ん、んぅぅ! んぁ、ちゅる、ん、ふぅ…ん、はぁん…っ!」
腰の動きを止め、柔らかな唇を吸い合ってその甘さと暖かさを楽しむ稟とネリネ。
稟が唾液をネリネの口内に流し込むと、ネリネは嬉しそうに頬を染めてそれを飲み下し、それだけでは足りないとばかりに稟の舌に直接吸い付いてくる。
ただそうしているだけで、ネリネの秘所はまるで稟のモノを溶かすかのように更なる蜜を湧き出させ続けていた。
「……稟さまぁ。アソコが、熱くてっ、ジンジンします…っ」
「そう、みたいだな。俺も苦しくなってきたし、動くぞ?」
そう宣言すると、返答も待たずに稟は再び腰を使ってネリネを突き上げ始める。
ネリネの方もすぐに稟の動きに合わせて腰を揺すってより深く繋がりあおうとする。
「あんっ、んっ、はっ、あっ、やっ、ふぁっ、稟、さまぁっ…んんっ!」
片足を上げた不安定な体勢のまま、ネリネは稟の動きに合わせて大きな乳房をゆさゆさ揺らしながら悩ましく腰を揺すり上げ、喘ぎつづけるネリネ。
だが油断するとすぐに甲高い声をあげてしまうらしく、慌てて口を噤んで奥歯を噛み締めて声を押し殺していた。
299 名前:温もりを分け合って…[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:14:45 ID:HAz/ZHyO
「ネリネ。さっきみたいに俺の首に腕を回して…」
「…? は、はい……きゃあっ!?」
稟の言葉に首を傾げながらも素直に従うネリネ。
稟は軽く膝を曲げるとネリネの両腿を抱え上げて抱っこするような体勢を取る。
俗に言う駅弁スタイルというやつだ。
地に足のつかない不安定な体勢にネリネは一瞬不安げな表情を浮かべるものの、稟と視線が合うとすぐに微笑みを浮かべて細い両足を稟の腰に巻きつけてくる。
稟の方も軽く微笑むと、腰の動きを再開させる。
「んうっ、ふ、深い、ですっ! 稟さまのが、奥でっ、ズン、ズンって…っ!」
「ネリネ、声、我慢出来なくなったら、キスして、いいからな?」
「は、はいっ! んん、んむぅ、ん、ん、んぁん、んんぅ!」
稟の言葉に嬉しそうに瞳を細め、ネリネは稟の頭を抱えるようにして稟と唇を重ね合わせさせる。
稟とネリネの身長差では、普段なら稟が屈まないとキスは出来ないのだが、稟に抱きあげられている今の状態ならネリネの方からでもキスが可能であった。
「んぅっ! んんっ! んぁ! ん、ちゅっ! んんー!!」
「…んんっ、んっ、ん、ぐぅ、ううっ!」
夢中になって稟とキスを繰り返すネリネ。
稟にしがみ付くように強く稟の頭を掻き抱き、腰を押し付けてくる。
稟の方もネリネの膣内を思うがままに蹂躙するかのように一心に腰を振り続ける。
もはやネリネの秘所からは大量の蜜が溢れ出しており、稟の陰嚢まで伝って地面へと滴り落ちていた。
「んんっ! ん、ちゅ、! ん゛ー! んぁぁっ!」
涙を流しながら舌を絡ませてくるネリネにお互い限界であることを悟った稟はラストスパートをかけ始めた。
背後の木にネリネの背中を寄りかからせると、感覚の無くなって来た下半身を叱咤して猛然と腰を動かす。
「んっ、ん゛っ、ぁふっ、ぁぁっ、ふあぁっ!」
蕩けきった膣内での摩擦に稟は快感を誤魔化すようにネリネの白桃のような尻肉をひたすら揉みしだく。  
「…っく、ぅあっ、ふ、うっ、ぁぅっ、……ぅぅぁぁぁぁっ!」
だがそんな抵抗もせり上がってきた快感の波の前では何の役にも立たず、とうとう稟は限界を迎えてしまった。
「んん゛ー! ん゛ぅ、んっ、ん゛! んん゛ん゛ぁぁぁぁぁ………っ!!!」
そして稟が射精により陰茎を収縮させているとそれに合わせるようにネリネも絶頂に達したようで、雷に打たれたようにビクビクと身体を震わせ、ゆっくりと稟にもたれかかるようにその身体を預けてきた。
荒い息をつきながらも二人は見つめあい、繋がったまま抱き合い続けていた。
300 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/29(金) 13:15:35 ID:HAz/ZHyO
以上です。
今回八割以上自分の願望です。誰かこんな風に暖めてくださいorz
こんな駄文を最後まで読んでくださった人がもしいればありがとうございますです。
それでは皆さん良いお年を。 

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