310 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 01:38:41 ID:7DxHREpc
>>309の期待虚しく、産廃男参上
ゴミss投下。

(違う…何かが違う)
朝、芙蓉家のリビングのテーブルで朝食をとっている
土見稟は違和感を感じていた。
いつも通りの楓に起こされ、
いつも通り楓の作った朝食を食べている。
ならなにが違う?
その答えはー
楓「稟く〜ん」
隣から甘い楓の声が聞こえる。
隣なんてもんじゃない、近い、てかくっついてる。
close めっちゃclose…てか
稟「楓さん…妙に近くありませんか?」
楓「はい、いつもより」
普通なら「あ、ごめんなさい!」とか言って
顔を赤らめながら離れるはずなのに…
(今日の楓は変だ。いつからこうなった?)
できる限り記憶をたどってみる。
(一昨日…は亜沙先輩の家に行って…
 楓とは話してないし…
 昨日は亜沙先輩と映画館に…楓と話してないな…)
どうも記憶にないらしい。
楓「稟君…どうかしましたか?」
稟「いやなんでも…てホバァッ!?」
突然稟が奇声を発した。首を傾げる楓。
回想中、楓に注意が回っていなかったため、
稟は楓の行動を読みとれていなかった。
そのため今稟の腕はー
311 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 01:56:20 ID:7DxHREpc
あぁそうそう、何腕かは自分の好きな方に。
先ず二の腕から肘にかけて
楓の柔らかい胸に…
はい次手の甲ね
彼女の一番大 切 な 所 に!
稟「あの…楓さん?当たってますが…」
楓「気持ち良いですか?」
帰ってきたのはまた予想外の答え。
(そりゃぁ…気持ち良いが…!)
いつもの楓とは違う!何が!何が一体!
楓「具合でも悪いのですか?箸が止まっているようですが。」
楓の声でまた現実に引き戻される。
快感と恐怖の現実に。
稟「あぁいや、別にいつも通りだ、心配な…」
そう言いながら稟は箸を持とうと手を伸ばしたが…
(無い!?確かここにおいたはず…!)
箸がない、とりあえずあたりを見回す。
左右、無いな
テーブルの下 ここもない
天井 あるかい!
Hey!boy!空を見ろ 俺を見ろ太陽を見ろ
俺を見ないでさぁ〜♪ 無理だ!!
どこ見ても箸が無い。もしかしたら寝ぼけて出したつもり…
(いや、楓が用意しているからそれはない。ならどこに)

見つけられないのは当然だった。なぜなら稟の箸は…
楓の背中とブラのホックの間に格納されていたからだ。
312 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 02:12:07 ID:7DxHREpc
楓「稟君?」
稟の様子を察したかのような声で話かける。わざと…ね。
稟「すまん、箸が見あたらないんだ」
楓が隠したという事実を知らず、箸を探す稟 と、ここで
楓「はひはら…はりはふよ…」
妙な発音で楓が声をかける。
稟「ん?いまなんt」
ンチュ
(!!!)
隊長!稟の口が塞がれました!
そのまま何かが稟の口内に流し込まれる。
(これは…鮭と…米…!??!!?)
訳が分からず錯乱する稟
ここで楓の止めの一撃
楓「今日は…私が稟君の箸に…」
土見稟 撃墜
(私が箸?指で摘んで…?それとも足で?
 あ、縦穴式住居か、わぁーい、わぁーい)
完全に壊れて訳の分からない妄想を繰り広げる稟、

その前の席で…一人のけ者にされているプリムラがふてくされていた。
313 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 02:39:25 ID:7DxHREpc
[学校]
楓は登校時もおかしかった。
腕のポジションは変えず、
やたらスリ合わせながら腕を組み歩く。
他人と話そうとするとすぐ割り込んでくる。
おかげでシアとネリネは呆然とし、周りからは白い目で見られ、
KKKにも捕まった。一番辛かったのは…
約10分前
亜沙「稟ちゃ〜ん☆」
バコッ☆
稟「ぐはっ!」
途中合流した亜沙にいつもの一発。
ここまでは一緒だが、
楓「先輩、あまり稟君をいじめないで下さい」
いつも控えめな楓が亜沙に抗議したのだ
亜沙「え、あ、うぅんって!何してるの!?楓!?」
ようやく腕の事に気が付いたらしい。だがそのことに楓は
楓「腕を組んでいるだけです、気持ち良いんですよ」
と返しましたとさ。
呆然とする亜沙 そのまま稟の方を見やる
その時の稟の顔は引き吊っていた。だが亜沙はそれを…
ゴスッ!(※角攻撃)※デイブル一巻参照
稟「ブッ!」
稟の後頭部に激痛が走る さらに間髪入れずに
亜沙「稟ちゃんのH!バカ!」
と、嫌らしい方向でとらえてしまった。
稟「ち、違うんです!これは…」
だが亜沙はもう…
遠くへ行ってしまった…
呆然とする稟と、甘える楓と、
忘れ去られたシアとネリネとリムを残し…
314 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 02:56:40 ID:7DxHREpc
[現実に戻る]
相変わらず楓は腕にしがみつき離そうとしない。
すこしでも話を聞いていないといろんな所をすり付けてくる。
(や、やばいぞこれは!)
何がやばいかって?そりゃ
・周りからの視線
・樹を中心とした周りからの毒電波
・シアの呆然とした顔、ネリネの寂しそうな顔
・麻弓のインタビュー漬け
・静まらない我がジュニア
解放される術はまだ見あたらない。
そんなこんなでHRが始まった。
楓と席が密着している件について紅女史に散々注意され、
休み時間中、機嫌が悪くなった楓に先ほどの倍の力で抱きつかれ、
シア、ネリネを始めとした他の女子と離そうとすると。
「あの…稟君、稟君、」
と、泣き目の上目遣い攻撃。
あまりにもしつこいため、すこし注意すると。
「グスン、稟君は…私のことが ヒック 嫌いなんですか?」
と嘘泣き。だがいかんせん狼狽えてしまう。
結局楓に抵抗できないまま、
また何故ここまで甘えてくるのか分からないまま昼休みへ。
(あぁ…天国のお袋…安チョコあげるから助けて…)
315 名前:「黒」払拭委員会[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 03:25:35 ID:7DxHREpc
[昼休み]
楓から事情を聞くのに丁度よいと思い、外へ…
行く途中亜沙と鉢合わせ
稟「ど、どうも」
亜沙「………」
スタスタ
無言で通り過ぎた
(やっぱ…嫌われたか…)
しょげている間にも楓は全体重を稟に預ける。
周りの威圧間も強烈なのでとりあえず外に
「外」
周りに人が居ない。場所は…指定しない。
(この辺でいいかな)
稟「なぁ楓、一つ聞いていいか?」
楓「はい?なんでしょうか?」
待っていたというような口ぶりで応答
稟「今日のことだ、なんでこんなにくっついてくるんだ?」
楓「それは稟君が良く分かっているはずです」
今度は少し苛ついた口調で答える。
稟「それが分からないから聞いているんだ、答えてくれないか?」
稟も語意を強める。だが、
楓「なら亜沙先輩に聞いて下さい!」
かなり苛立っている。ひぐ○しの竜宮レナの「嘘だっ!!」並に
これ以上の反論は意味がないし、
下手したら楓を傷つけかねないと感じた稟は、
質問を諦めた。
(しかし、亜沙先輩になにか関係が…?)
そうやってトランスしている間にー
ムチュ!
再び稟の口が塞がれた。 
楓の唇によって。
楓「稟君…お昼ご飯にしましょう」
316 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 03:43:53 ID:7DxHREpc
と、ここまで書いて小休止。
キモかったりウザかったり厨臭かったりしたら言ってくれ。
批判が多いようなら書くのやめっから。

 [戻る]