320 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 10:55:43 ID:bdtWa4/L
続編出来上がりましたので投下いたしますが…。

もうなんていうか、本当にごめんなさい!!

それしか言いようがありません。
壊滅的にエロパートがエロくない…。(と書いている段階で感じた)
その上長い…。(全体的には長いのにエロパートはさほど長くない…!)
…まぁ、書き手側と読み手側では受け取り方が違うでしょうが。

エロは読むのは好きでも書くほうはからっきしのようです。
…シチュエーションだけならポンポン思いつくねんけどなー。

まぁ、期待しないで読んで下さい。
こんなもんでいいならまた書きます。

それでは、どーぞ。
321 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 10:56:17 ID:bdtWa4/L
「…終わったー!!」
苦闘することはや20分。結局あの後2回ぐらい休憩を挟んでのゴールイン。
「おめでとー!」
「はぁ、疲れた」
麻弓が横で手を叩きながら祝福してくれた。すごく、やりきったって感じがする。
掃除も悪くないもんだ。
「お疲れ様なのですよー」
俺がこれだけ疲れているにもかかわらず、麻弓はピンピンしているようだ。
「元気だな…」
「これぐらいでへばってちゃ、学校中のスクープなんて探しにいけないわよ♪」
まぁ、そうかもしれんな。こいつ、毎日学校中を走り回ってるし。かく言う俺も毎日のように鬼ごっこをしてるし体力に自信はあったんだけど。
鬼ごっこの体力と風呂屋の体力は、つき方が違うらしい。
「いやー、けど掃除なんてやったの何時以来だろ」
「そんなにやってないの?」
「あぁ。俺の居候先の住人が、…以下同文。部屋の掃除すらままならん」
「難儀なのですよー」
自分の部屋の掃除ぐらいさせてくれないと、どんどん駄目人間になっていくよなぁ。
「あ、そうだ!」
麻弓が手のひらをポン、と打ち鳴らした。
「じゃぁ、頑張った土見稟くんには、ご褒美をあげましょう」
胸を張って得意げに言う麻弓。
「ほほぉ、太っ腹だな。何をくれるんだ?」
「なんと!自分で掃除して綺麗になったこのお風呂に、真っ先に入る権利を与えるのですよ!」
「……」
いわゆる、一番風呂、というヤツだ。いやしかし、褒美としては、実に微妙…。
まあ受け取る側だからあんまり贅沢言えんが。
そんなことを思っていたら顔に出たらしく、麻弓がプリプリしながら言った。
「何?不満なの?」
「いや、嬉しいには嬉しいんだが、微妙だなぁ、と」
「えぇっ?!この上ない贅沢なのですよ、これは!!」
麻弓が目を丸くして答えた。どうやら、俺の発言が気にくわないというか理解できないご様子。
322 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 10:58:23 ID:bdtWa4/L
「うーん、まぁそうなんだろうけど」
「じゃぁ、何がいいのよ」
すっかりご機嫌を損ねてしまった我が姫。これは、どうするべきかなぁ。

 1.こじ付けの弁解で機嫌を直してもらう
 2.軽い冗談で誤魔化す

何でこんな肝心なときに選択肢が2つだけなんだ。まぁ2が妥当だろうなぁ。
というわけで、実行ー!
「そうだなぁ、一番風呂に麻弓付きならいいかな、…なーんてなっ!はははぁー」
我ながらひどいな。っていうか、完全にエロオヤジじゃねぇか、俺。
まぁ、ここで麻弓が軽くツッコミを入れてくれるはず…
が。
「え?それでいいの?」
「あぁ!そうさ!ははははははは………えぇっ??!」
そうならなかった。
「分かったのですよー。先に入ってて」
そういって、麻弓は脱衣所のむこうへ消えていった。
…これは一体何の間違いだ?どこでプログラミングをミスったんだ、Navelさんよ。
いや確かに、いろんなことしましたよ。麻弓の嬌声でお隣さんが起きてしまう事態なんかも経験したさ。けどまさか、こんなエロオヤジ発言を麻弓が快諾するとは…。
「あ、でも機嫌は大方戻ったようだし、目的上は作戦成功…なのか?」
とか何とか言いながら、早足で脱衣所に向かう稟だった。
323 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 10:59:32 ID:bdtWa4/L
「はぁーー…」
オッサンのような溜息とともに、湯船につかる。
なんていうか、日ごろの疲れがお湯の中に溶け出していくようだ。
(…麻弓まだかなー)
自分でまいた種とは言え、この後のことが楽しみで仕方のない稟。
もうもうと立ち込める湯気の向こう、麻弓が入ってくるであろう入り口を、それとなくチラ見。
(遅いなー)
仕方がないので、その現れるであろう艶姿を妄想することにした。
……やべぇ。鼻血でそう!
「稟くーん?何鼻の下伸ばしてるの?」
「そりゃぁ、麻弓の裸を妄想してだな……」
暖かいはずの湯船で寒気を覚える今日この頃。風邪でもひいたのかな?
…んなわけないよな。
「妄想とはいただけないのですよ、稟くん。まぁ確かに、この悩殺ボディを想像したらそうなるかなー」
「胸はないだろ?」
「うう、うるさいのですよっっ!」
さらっとつっこんでしまったが、肝心なことを聞いていない。
「おまえ、どこから入ってきたんだ?」
「あそこー」
麻弓の指差す先は、ボイラー室の入り口のドア。
「…卑怯なやつめ」
「ふふふ。残念、なのですよー。そ・れ・にー」
そういって、横に座っていた麻弓が正面に回って俺に乗っかってきた。
「私のこと想像してココをこんなにするなんて、フライングは卑怯なのですよ」
麻弓の手が、俺のモノを掴む。
この時すでに俺のイチモツは、妄想のおかげで元気いっぱいだった。
「…それは麻弓の焦らしプレイが悪い」
全くもって無駄な抵抗をしてみる。
「ほほぉー?そんな事を言うのはこの口なのですかぁー?」
324 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 11:00:28 ID:bdtWa4/L
そういって、唇を重ねてくる。舌が絡み合う、濃厚なキス。
双方の口内を蹂躙するし、ジュルジュルといやらしい音が響く。
そしてその下では、手によってモノが扱かれ始めた。慣れた手つきで、緩急をつけ上下される。
「んむ……あ…んん……はぁ」
唇を離すと、当然のように形成される銀の橋。
「稟くん……んっ」
麻弓の潤んだ懇願の目を確認すると、稟は手持ち無沙汰だった両手を麻弓の胸へと伸ばす。
最初は撫でるように、じわじわと。
「り、稟くん、くすぐったいのですよぉ」
麻弓が身をよじる。同時に、稟への攻撃がおさまる。
「よっ」
「え?わっ!なにすんのよ!」
ザバーっというお湯の音ともに、稟と麻弓の位置が逆転する。麻弓の上に、稟が乗っかっている状態になる。
「このほうがやりやすい」
「もうっ。びっくりす…あぁっ!」
麻弓が言い終わる前に、稟が胸へと手を伸ばした。
乳首を軽く摘むだけで嬌声を上げる麻弓。
「毎度ながら、小さいのに感度だけは良好だな」
「んっ…稟、くんの…んあっ……ばかぁ…ああっ」
「馬鹿で結構。それに、小さいのが嫌いとは言ってないんだぞ?」
言葉を発しながらも、攻撃はやめない。強く摘んでみたり、指先で転がしてみたり。見る見るうちに大きさを増した乳首を、愛撫する。
「あっ……ああああっ!」
稟が胸に吸い付くと、一段と大きい声を上げる。
「ああぁぁっ…んあっ!」
舌で転がしたり、甘噛みするたび、喘ぐ麻弓。稟もその声に満足しながら、音を立てて吸い上げる。その間も、空いたほうを手で揉みしだく。巧みになってきた指をふんだんに使い、引っ張ったり、潰したりを繰り返す。
麻弓の小さな胸が、稟の手によっていやらしく形を変える。
「はぁ…あぁぁ…っ!」
そして稟は、何時しか麻弓の秘所へと手を伸ばす。
湯の中にありながら、激しく濡れていることが分かる。指にぬるっとした感触を確認し、指を使ってその蜜であふれた花弁をなぞる。
325 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 11:06:53 ID:bdtWa4/L
「ふあぁっ!…り、稟くん!」
「ん?」
「ゆ、指だけじゃ、……寂しいのですよぉ」
潤んだ瞳を向けてくる麻弓。しかしその顔を見ると、嗜虐心がムクムク出てくる稟。
「じゃぁ、どうして欲しい?」
ついいじめたくなってしまい、にんまりした顔で麻弓に問う。
「えぅっ?!えーと、そのぉ…稟くんのおっきいのが…ほしいのですよ……」
真っ赤になって答える麻弓。稟、ノックアウト。
「…あぁー、もうっ!合格だっ!可愛すぎる!っつか、俺がもう耐えられん!」
そういって、麻弓の体をガッチリ押さえる稟。「可愛い」の言葉に恥ずかしがりながらも、素直に押さえられる麻弓。
「いくぞ?」
「うん…はぁっ」
返答を聞いてすぐ、稟は挿入をはじめる。下への攻撃もそこそこだったが、すんなり稟を受け入れる麻弓。
「あんぁっ…はぁぁ、…稟くんやっぱり今日はいつもより大きいのですよぉ」
「くっ、いつも以上に締め付けが激しいなっ。…動くぞ」
「あっ、っはぁ!あっっ!」
ジャブジャブという音ともに、大きなストロークで出し入れする。先刻の妄想もあって、稟のモノはいつも以上に膨張していた。
そしてその膨れ上がった欲望を、麻弓に叩きつける。
「やっ、あっ、あぁぁっ、、んあ、はげしっ、いぃ!」
「はぁはぁ……」
苦悩と快楽の交じり合ったような表情を浮かべ、されるがままの麻弓。結合部は稟によってすでに水上に上げられていて、
肉体のぶつかり合う音が、建物に響き渡っている。
「い、んんっ…あぁぁっ。り、んく…ん!もっとっ!…あぁっ、もっと突いて!」
「くっ…」
その声に呼応するように、麻弓がキュウキュウ締めつけてくる。中でひだが擦れあって、吸い付いてくるような感覚。
それとともに体全体を駆け上がる、痺れるような快感。
その快楽に任せ、ひたすら腰を打ち付ける。麻弓もそれにあわせるように、腰を振り、体を稟に押し付ける。
「ああぁんっ!ぁんぁっ…あっ、だめぇっ!む、ねとい、っっしょは!」
胸を刺激しだした途端、締め付けがさらにキツくなる。稟のモノを押しつぶさんばかりである。しかし、それさえも快感となり、稟の動きを加速させる。
麻弓も、膣奥をズンズン突かれ、そこからくるこの上ない快感に酔いしれていた。稟が麻弓を突くたび、麻弓の秘所からは愛液が流れ出す。
それが潤滑液になって、あわ立ち、ジュブジュブと音を立てていた。
326 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 11:07:37 ID:bdtWa4/L
「んんっ!っんあぁぁ!いやっ、だめ!稟くん!来ちゃう!!」
「俺も…そろそろ、だっ」
限界が近づいてきたのを感じ、稟はラストスパートをかけた。麻弓が弱いところを重点的に突きながら、胸を揉む。麻弓の嬌声が、さらに大きなものに変わる。
「あぁああぁぁっ!!!んんああっ!!はぁぁっ!稟くん!稟くん!!」
「麻弓!麻弓!!」
互いの名前を呼び合いながら、上り詰める。
「麻弓っ!俺、もうダメだ!」
必死にこらえながら、稟が叫ぶ。
「いいよっ!!稟、くんを、あぁっ!いっぱい、中に!ちょうだい!!」
「くっ、出る!」
その言葉を発するとともに、稟は麻弓の最奥で果てた。
「あぁぁっ、ダメ!いくぅぅぅぅぅぅぅああぁぁっっ!!」
直後、一段と強く麻弓の中が締まり、麻弓も達した。
そして、そのまま湯船の中に倒れこむ。とっさに稟が下になり、麻弓を抱く。
「ああぁぁぁー…はぁ、はぁ…稟くん」
「はぁはぁ…麻弓、大丈夫か?」
「おなかの中が稟くんのでいっぱいなのですよー…まだビクついてるし」
「それはお前もだ。まだキュウキュウ締めつけてくるぞ」
麻弓が寄り添ってくる。が、ジト目でこちらを見ている。
「…しかも今日の稟くん、激しすぎだし」
「……すまん」
これは完全に先の妄想の所為だが、そこで養った欲望に任せてやったというのは否めない。
「でも、お前を愛しているからこそだ」
「ふふふっ。私も激しいのは嫌いじゃないし、いいのですよ。それに、今こうやって稟くんと深く繋がることで、稟くんの私への愛を感じれるし」
そういって一瞬、きゅっと膣を締めつけてきた。
その言葉と行為で、麻弓への愛おしさが倍増する稟。そのままぎゅっと抱きしめ、唇を奪う。麻弓も、それを嬉しそうに受け入れる。
しばらくして、唇を離した稟が呟く。
「可愛いな、お前は。狂おしいくらいに可愛い」
327 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 11:08:15 ID:bdtWa4/L
その言葉に、はにかみながらも、
「稟くんこそ、すっごいかっこいいのですよ」
と返してくる麻弓。その返答に、またもやスイッチの入る稟。
「…なぁ、今日泊まってっていいか?」
一瞬、きょとんとした麻弓だったが、すぐに笑みを返した。
「私は全然オッケーなのですよ〜。家に一人は寂しいしねー。それに今日は、…その、もっと稟くんと、つ…繋がっていたい気分、だし…」
顔を朱に染め俯いてしまった麻弓。そして、ボルテージが俄然上がる稟。本当ならこの場でもう一回押し倒してしまいたいのだが、それはまずい、と残っていた理性のカケラで踏みとどまる。そして、平静を装いつつ、返答する。
「…そっか、ならよかった」
(今日のディナーは麻弓だな)
などとすでにヒートアップしている脳で考えながら、若干視界が霞んできたことに気付く。
長いこと入りすぎたようだ。
「…とりあえず上がるか?のぼせそうだ」
「おっけーなのですよー」


その後、朝までノンストップだったのは、内緒の話。
328 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2006/12/31(日) 11:09:20 ID:bdtWa4/L
以上どす。

・・・もう、上の方々には及びませんね。恐れ入ります。
稚拙な文章、失礼いたしました。

それでは。

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