434 名前:カレハ&ツボミネタ[sage] 投稿日:2007/01/09(火) 09:33:40 ID:XVk8YEjv
禀が畳に横になり、穏やかな夕焼けの温もりもあいまってうとうとしだした頃。

「禀さん、温泉に入りませんか?」

耳元で囁く声。

「んーっ・・カレハさん?」
「私は夕食の前に温泉で汗を流そうかと・・・ツボミちゃんは疲れて寝ちゃったみたいですが」

小さく伸びをする禀に、カレハが苦笑いする。
成程、座布団を敷布団に、ジャケットを掛け布団にしてツボミは眠っていた。

「じゃあ二人で入りますか」
「はい♪」

禀の肯定に、カレハは顔を綻ばせる。
思わず抱き締めたい衝動にかられはしたが、ぐっと堪えた禀は――――宿備え付けの浴衣とタオルを手にしようとしていた。
435 名前:カレハ&ツボミネタ[sage] 投稿日:2007/01/09(火) 09:34:47 ID:XVk8YEjv
「うわ」

脱衣所で一旦カレハと別れ、一足先に温泉に入った禀は、思わず絶句した。
贅の限りを尽した様な内部の作り、外に見えるのは山の自然、自然、自然。
ともすれば猿や狐などが入って来そうなロケーションに、抜群の湯かげん。
かけ湯をしただけで気持がいいのだ、悪い湯かげんのはずもないのだが。

禀が湯船に足先からゆっくりと浸かっていると、禀が出たのと逆の脱衣所―つまり女子更衣室からカレハが出てくる。
タオル一枚を手にし、他の客がいないと解っているがゆえの行為、即ちその肢体を隠すことなく歩み寄ってくる。


「か、カレハさん?」
「どういたしましたか?―あぁ、とても良い風景ですねぇ・・・」

ニコリと、小悪魔のごときスマイル一つ。
カレハが歩む度にたゆむ二つの実は、大きすぎず小さすぎず、しかし綺麗な形のまま揺れ続ける。
436 名前:カレハ&ツボミネタ[sage] 投稿日:2007/01/09(火) 09:36:29 ID:XVk8YEjv
「あの、いや、た、タオルを・・・・・目のやり場に困りますから」
「まままぁ♪私たちは恋人同士なのです、存分に見ていただいて構いませんわ♪」
「・・・う」

掛け湯をし、禀の隣にカレハが入る。
透き通る様な白い肌が桜色を帯び、二つの実は湯に浮かぶように見える


確かに恋人同士。
だが、禀とカレハは未だに一度の性交渉も持っていない。
そんな禀にカレハの肢体は余りに魅力的で、刺激的だった―――つまり、禀の男が、むくむくと頭をもたげだした。


「禀さん、今日と明日は、愛していただけますか?」

遠回しな要求。
禀は苦笑いしか浮かべられず、ただ禀の男が治まる事を最優先とした。
437 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/01/09(火) 09:39:23 ID:XVk8YEjv
遅れてスマンす
PCぬっこわれ→携帯ぶっこわれの神コン降臨



で携帯からなんでまったりになるけど構いませんかね?

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