483 名前:特命推薦生徒 土見稟[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 03:35:42 ID:dq9Xzih2
バーベナ学園 まだ開校からそれほどたっていない魔法専門新設高
ただでさえ生徒の喧嘩による
校内での砲・銃撃戦が絶えないというのに、
ここには更なる火種があった。
美少女が多すぎるのだ。
行き過ぎたファンは絶えず一人のターゲット
土見稟を狙っていた。(原作同様)
だがことごとく帰り討ちにされていた。何故かって?
そりゃ……
484 名前:特命推薦生徒 土見稟[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 03:38:17 ID:dq9Xzih2
「土見君!」
バシィッ いきなり頭を叩かれた。
「…痛い…何すんだよ!」
見上げると目の前にクラスメイトの麻弓=タイムが仁王立ちしていた。
「いたいじゃないのですよ!掃除当番サボって寝てるひ…」
「そうだった、すまん。忘れてた。」
真弓の言葉を遮り掃除用具入れに向かう。
校内治安維持要員として推薦された土見だが、普段はボーっとしている。
元々の性格のせいもあるが、
あまり表だった行動を取らない方が良いという理由もある。
とりあえず適当に掃除を済ませる。と、
教室に
特殊風紀機動隊総監督
紅薔薇撫子が入ってきた。
「つっちー、話がある」

因みに稟は機動隊所属となっているが、その話は一生でないであろう。
485 名前:特命推薦生徒 土見稟[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 03:40:03 ID:dq9Xzih2
「最近、麻弓の奴がKKKをやたらつけてるのは知ってるな?」
尋問室に呼ばれた稟は撫子から質問を受けていた。
「あぁ、写真の件か」
写真の件というのは、ここ最近やたら麻弓がKKK(きっときっ(ry)を追い回しては
盗撮し、それを新聞部に売りつけているということだ。
「そうだ、だがKKKの奴等が嗅ぎつけてな、近々麻弓を潰しにかかるそうだ」
(ただでさえ潰れているのに更に潰してどうする)
と内心つっこむ
「ちっ、やりすぎだ、あの馬鹿」
「だが好機でもある。もし暴行でも起こったら、集結した所を一網打尽に出来る」
麻弓を餌にする。撫子の顔はそう伝えていた。
「教師らしくねぇなぁ」
さすがに友達を囮にすると聞いては稟も顔を強ばらせた。
「違いない。だからこそお前に頼んだ。失敗すれば一大事になりかねんが…
 いけるか?つっちー」
どうやら本気らしい撫子の顔は至って真面目だ。
「やるしかねぇか…どのみち麻弓には理由をききださんとな。」
「恩に切る…が、もともと特別推薦生徒のお前に拒否権は無いがな。」
稟の返答を聞いて安心したのか、冗談臭い事実を稟に近づけた。
「それを言ったらおしまいだろ…」
この人には勝てない。稟は思った
486 名前:特命推薦生徒 土見稟[sage] 投稿日:2007/01/13(土) 03:41:01 ID:dq9Xzih2
とりあえずひとまずここまで。
黒払拭みたいに長くしないんで辛抱してください。
てか読まなくてもいいです。
なら投下するなって話か。

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