737 名前:芙蓉家の食卓[sage] 投稿日:2007/02/20(火) 14:03:22 ID:WMPbhKIi
流れ無視して短編ネタ?投下

朝、芙蓉家のリビングのテーブルで楓、リム、稟が朝食を採っていた。
「…しかし本当に美味しいな、楓の料理は」
楓が作った野菜炒めを食べながら、稟が笑顔で言った。
「いえ、そんな…」
恥ずかしそうに頬を赤らめながら楓が少し俯く。
「何か隠し味でもあるのか?」
と稟が聞いた、するとさっきまで赤らんでいた楓の顔が硬直し、
「いいいいえ何も入れてません!」
とピシャリと、しかも某読みで言い返した。
「そうか」
「そうですよ!絶対そうです!はいこれ稟君のお弁当です!」
「あ…あぁ…」
明らかに楓の様子が変だったが、楓の妙なオーラに押されて何も言えなかった稟だった。
そんな楓をリムがジト目でみていた。


「トイレ…」
夜中に目が覚め、急に催してきた稟は一階におり…
「ん?」
階段途中でキッチンの電気が点いていることに気づいた。
(弁当の下準備かな?)
手伝いたいと思ったが楓に断られると思ったので無視してトイレへ…
行こうとしたまさにその時だった。
738 名前:芙蓉家の食卓[sage] 投稿日:2007/02/20(火) 14:21:48 ID:WMPbhKIi
「稟君…りん…くぅん…!」
何か声、しかも妙にあまったるい。
(まさか!?楓の体に異変が!?)
朝の楓の様子といい、今といい、明らかに調子が悪い。
そう判断した稟は勢いよくリビングのドアを開け、
「楓!大丈夫か!?」
キッチンに駆けつけた稟だがそこで見たものとは…
「ふひゃぅ!?り、稟君!?」
稟の夕飯の箸を嘗めながら、
稟の弁当の箸を一番大切なところに抜き差ししている楓だった。
「あ…えっと…」
言葉を失う稟、助けを求めるかのように辺りを見回す。
そのため見てしまった。
[超精力剤 DG-SEX]
と書かれた薬瓶を…
その隣に楓の愛液らしきものが入った瓶を…
「……!」
目を大きく見開き、口をポカンと開け、カタカタと震える稟を見て、楓は
「違うんです稟君!別に悪意とかではなくて!
 ただ私のを食べて!ついでに私も食べて欲しくて…!」
…弁解したつもりなのだろうが、逆に稟にとどめをさすだけだった。
「ようするに…これが…隠し味…」
コクンとうなずく楓。
「今まで…俺は…楓の蜜を」
「稟君」
今にも泣きそうな顔で稟を見上げる楓。
「企業秘密を知った罰です…」
740 名前:芙蓉家の食卓[sage] 投稿日:2007/02/20(火) 14:34:10 ID:WMPbhKIi
「ま、待て楓!俺が悪かった!忘れる!すべてわ…」
ガシッ!
「稟君のバカァーッ!」
稟の首ねっこをつかみ…
引きずり…
稟の自室に連れ込み!ベッドに転がし!すべてはぎ取り!
自らすべて脱ぎー
「楓!やめッー」
「愛してます!稟君!」

その後一時間、芙蓉家二階 稟の部屋から
楓の喘ぎ声、稟の悲鳴、ベッドのきしむ音が絶えず響き続け。
am2:00からは楓の喘ぎ声とベッドのきしむ音しか聞こえなくなった。

「自業自得…なのかなぁ?」
楓の喘ぎ声とベッドのきしむ音がする中、
リムは一人夜空を見上げていた。
741 名前:芙蓉家の食卓[sage] 投稿日:2007/02/20(火) 14:38:35 ID:WMPbhKIi
終わりです。
なんか理由も無しにに絶稟いわれつづけたり、
ビガーパンツ穿かせ続けたってのも可愛そうだと思ったんで、
稟君には理由有りの絶稟になってもらいました。
勝手なことしてスマソ。

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