45 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:32:27 ID:6cSfhjQc
さて、俺にとってはここからが問題で、できるだけシアにさっきのスッポンを意識させないようにしなければならない。
さてどうすれか、と考えていたら
「…ねえ稟くん。」
シアの方から話しかけてきた。
「ん、どうしたシア。」
「うん、売店にトランプか何か無いかちょっと見てくるね。」
「何だ、それくらい俺が行って…。」
「ううん、いいのいいの!私が行ってくるから、稟くんは待ってて。それじゃあ、行ってくるね。」
言うや否やシアは行ってしまった。
やっぱり、意識してるんだろうか。
「それにしてもここは混浴ナシ、か……。」
正直、混浴が無いということは、絶稟になりかねない要素が減るので俺にとっては都合がいい。
しかし、混浴が無いというのは、男にとっては非常に残念なことでもある。
しばらくそんなことを考えていたら。
「稟くんただいま〜。」
シアが戻ってきた。
「ああ、お帰り。何かあったか?」
「ううん、何にも、ってきゃあっ!」
「シアっ!!」
シアが急に倒れこんできたので、俺は咄嗟にシアの身体を受け止め、そのまま後ろに倒れこんでしまう。
「いてて…、シア大丈夫か」
「う、うん。ごめんね稟くん、裾ふんじゃっ…た……。」
シアが顔を上げると、俺の顔はまさに目と鼻の先にある。
それだけでなく、シアは俺に覆いかぶさっているので、その胸は俺に押し付けられている。
正直この状態は危険だ。
シアの顔は少しずつ赤みを増してるし、俺も自分の鼓動が激しくなっているのが分かる。
「……あ。」
シアの顔が一気に赤くなった。
俺は、おそるおそる下半身に目を向けると、俺のものはいつの間にか自己主張しシアの下腹部に触れていた。
46 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:33:42 ID:6cSfhjQc
「え、えーと、これは…。」
「……稟くん…。」
シアは目を瞑るとそのままキスをしてきた。
さすがにこの状況になると、もう自分を抑えることもできない。
逆にシアを気持ちよくさせてやりたいとさえ思った。
「…ん。……はぁ…。」
シアが俺の口に舌を入れてきたので、それに応えるように舌を絡める。
「ん…、はぁ……んちゅ…。」
俺はシアを抱きしめ、より激しく舌を絡ませる。
どのくらいそうしていたかは分からないが、ふと唇を離し互いに見つめあう。
「稟くん…、その…私……。」
シアは顔を真っ赤にさせ、モジモジしながら何か言おうとしているが、よほど恥ずかしいのか、次の言葉が出てこない。
そんなシアはお持ち帰りしたくなるほど可愛く、もう暫く見ていたいくらいだった。
とはいえ、それはちょっと意地が悪いかな、と思ったので
「優しくするから安心していいぞ。」
シアの頭を撫でながらそう言ってやる。
すると、シアはしばらく俺を見つめていたが、
「…うん。」
微笑みながらそう言った。


「それじゃあシア、そろそろ…。」
俺は今布団の上に座っており、その俺のひざの上にシアが座っている。
布団がしかれたのはシアの希望であり、俺としても下に布団の有るほうがいい。
とはいえ、やはり布団は二人用が一組あっただけで、シアの顔がいっそう赤くなってしまった。
「うん、…いいよ稟くん。」
シアが後ろの俺の方を向いて言った。
47 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:35:36 ID:6cSfhjQc
「それじゃあ、遠慮なく…。」
俺はまず、両手をシアの胸に伸ばし、浴衣の上から揉んでみる。
ノーブラだけあって、そんなに力を入れなくてもシアの胸は俺の思い通りにその形をかえる。
「ふぁ、稟くんの手…んん…優しいね……。」
「そりゃあ、シアに触れてるわけだし、乱暴にするわけにはいかないだろ。」
「…稟くんって…は、あ…普段はそういうこと…ん…言ってくれないのに…エッチの時は…んうっ…簡単に言ってくれるんだよね…。」
「まあ、そんな台詞よりも今してることの方がよっぽど恥ずかしいからな。」
俺はそう言って、浴衣越しに両方の乳首を摘まみ上げる。
「ひゃうんっ…。」
シアが感じた直後、俺は左手で直接胸に触れ、右手をシアの秘所に伸ばす。
「シア、もう濡れてるぞ…。」
シアの耳元で、少し意地悪に囁いてみる。
事実、シアの下着の一部がしっとりとしていた。
「あっ、…そ、そんなこと…あうっ……言わないで…。」
そうは言うものの、感じていることを隠すことはできない。
シアの秘所全体を下着越しに優しく撫でると、その分だけ湿った部分が広がっていく。
それから軽く指で押してみると、クチュ、という音と共に指が沈み込む。
これだけ濡れていれば十分だろう。
「それじゃあシア、指入れるぞ。」
俺はそう言って、下着の中に手を入れる。
シアの秘所は十分に濡れていたので、指を一本入れて軽く弄くってみる。
「ひゃうっ…、稟くん…あまり…あう……弄らないで…。」
とはいえ、そんなシアの希望にかかわらず、シアの秘所には止まること無く蜜があふれてくる。
そのままクリトリスにも指を伸ばそうとしたら、ふと意地悪をしてみたくなった。
俺は一度指を離して、クリトリスと乳首から少し離れたところから、それらに近づけるように愛撫するが、
「ふぁぁ、……稟くん…もっと、ああっ……え?」
それらに近づいたらその周囲だけしばらく愛撫し、それからまた離れたところから愛撫しなおす。
シアはそのままそれらを愛撫されると思っていたのだろう、喘ぎ声の中に一瞬疑問の声が混じったと思ったら、俺の方を向いてくる。
48 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:36:19 ID:6cSfhjQc
「ん、どうした?」
俺はとぼけて聞いてみる。
「え、その…ひゃう…何でも……ないから、あう…気にしない…んん、で。」
シアはそう言って引き下がりはしたが、これを何度か繰り返すと少しずつ身体を震わせ始めた。
「ね、ねえ…んく…稟くん…。」
「どうしたシア?」
もう一度とぼけて聞き返してみる。
「そ、その……もっと別のところも…ひあ……触って……。」
どうやら限界らしく、シアの方からおねだりをしてきた。
やはり、それらを口にするのは抵抗があるのだろう、遠まわしな言い方で言ってきた。
「それじゃあ…。」
俺はシアの望むところに指を近づけ、
「ひゃあっ!」
触れる寸前に指を離し、替わりにシアの耳を軽く噛んでみた。
シアは驚きの声をあげ、俺の方に顔を向けた。
「うう〜、稟くん〜。ひ、ひどいッス〜。」
さ、さすがにやりすぎたか?
シアは涙目で俺を見つめている。
「その…、ごめんなシア。ちょっと意地悪したくなっちゃってつい…。」
「…稟くん、本当にそう思ってる?」
「ああ。だから、今度はちゃんとシアがして欲しいようにするぞ。」
「…それじゃあ……、」
シアはモジモジしながら
「…もっと気持ちよくさせて。」
恥ずかしそうに小さな声で言った。
「…ああ、分かった。それじゃあ、再開するぞ。
「うん、…お願い。」
おれは再び指を伸ばし、それらを軽くつついてみる。
「んんっ!」
散々焦らされたからだろうか、かなり感じやすくなっている。
軽くつついただけなのに、シアの声はさっきまでよりも大きい。
俺はお詫びの意もこめて、それらを重点的に愛撫し続ける。
「り、稟くん…んうっ…、き、気持よすぎて……はぁ…もう……。」
一気に感じたせいだろう、シアはそろそろイってしまうようだ。
不規則に乳首を弄り、指の抽挿も二本に増やし速度も上げる。
「だ、だめ…ああっ……もう……。」
俺がそのままラストスパートに入ると、
「ひゃ、あ、あ、あああああっ!」
シアはイってしまった。
身体を反らしたかと思うと、次の瞬間には脱力し俺にもたれかかってくる。
「っと、シア平気か?」
「う、うん。気持ちよくて、ボーってしちゃってるかな。」
どうやら、大丈夫なようだ。
しかし、あれだけシアの痴態を見たせいか(俺の責任なのだが)、俺も限界になってきた。
「なあ、シア。今度はこっちで…いいか?」
俺はビショビショになったシアの秘所に軽く触れながら聞く。
シアは少しの間を置いて頷いた。
49 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:38:00 ID:6cSfhjQc
俺はシアの浴衣の帯をほどき、浴衣をはだけさせてから、シアを布団の上に寝かせた。
「それじゃあシア、入れるぞ。」
俺も自分のものを出し、シアに秘所にあてがって聞くというより、宣告するように言うと
「…ダメ。」
「…え?」
シアに断られ、俺は間抜けな声を出してしまう。
すでにシアとは何回も身体を重ねてはいるが、ここまで来てから断られたことは一度も無い。
「あ、あのーシアさん?」
「うふふ、冗談だよ稟くん。ちょっとだけさっきのお返し。」
シアは微笑みながら言った。
俺はため息をつき、冗談だったことに安堵する。
「だから、その……続けていいよ。」
「それじゃあ、お言葉に甘えて…。」
俺はゆっくりとシアの膣に侵入させていく。
「やっぱりきついな…。」
これだけ濡れていてもシアの膣はきつく、俺のものを締め上げてくる。
「ん…、稟くんの…熱いのが……私の中に…。」
「そろそろ動くぞ。」
「うん、いいよ…。」
俺はゆっくりと腰を引き、再び突き入れる。
「ん、ふああっ…稟くんのが…、んくっ……動いてる…。」
俺が少しずつ抽挿を速めていくと、それに比例するかのようにシアの喘ぎ声が甘いものになっていく。
「は、はあ。…んん、あ、あ、…んく…。」
「シア…、気持いか?」
「う、うん…。はあっ、稟くんは…。」
「もちろん、俺も気持いぞ…。」
俺は快感を求め、シアを気持ちよくさせるために、ひたすら抽挿を続ける
シアの秘所には蜜があふれ続け、俺が突き入れるたびに周囲に飛び散る。
「はあ、あ、あ…んくっ…。あああ…あ…。」
俺はシアをもっと気持ちよくさせてやりたくなり、揺れている胸に手を伸ばし、その先端を軽くつまんでみる。
「ひゃうんっ!ひあ、あ、…」
予想外の快感にシアの膣が狭まり、おれのものをより強く締め上げる。
「うっ…、シ、シア…俺もう…。」
それは俺はより強い快感をもたらし、俺は達しそうになる。
俺はそのままラストスパートに突入し、ひたすら抽挿を続ける。
「はあっ、り、稟くん…、ふぁ…私も…もう・・・」
「だめだ。もう…。」
達する直前、俺は思い切り深くシアの中に突き入れる。
「出る!」
「だ、だめ、イっちゃ…あああああっっ!!」
俺とシアは同時に達する。
俺はひたすらシアの膣に注ぎこみ、シアは身体を大きく反らした。
「はあ、はあ、…どうだった?」
「…うん、気持ちよかったよ。」
シアが俺の背中に手を回して抱きついてくる。
顔が近づくと、俺たちは軽くキスをした。
「さて、そろそろ抜くぞ。」
俺はゆっくりと自分のものを引き抜く。
途中で白いものも溢れ出したので、俺はティッシュで拭きとるが、なかなか終わらない。
「稟くん…たくさん出たね。」
その様子を見てシアは呟く。
50 名前:稟の婚前旅行・シア編[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:38:36 ID:6cSfhjQc
情事を終えた俺たちはひとまず身だしなみを整えたが、正直することがない。
「さて、どうするか…。」
時計を見ると、まだ十時にもなっていなかった。
茶を飲みながら考えていると
「…ねえ、稟くん。」
シアが話しかけてきた。
「どうしたシア。」
「その…、私疲れちゃったからもう寝ない?」
「そうするか。」
正直、俺はまだ眠くはなかったが、シアが寝てしまえばますます暇になるので、もう寝ることにした。
「それでね、お願いが一つあるんだけど……いい?」
シアが顔を赤くさせながら聞いてくる。
「ああ、俺に出来ることなら何でもいいぞ。」
「本当?それじゃあ…。」
そんなやりとりを経て、俺とシアは布団にはいったのだが、
「…なあ、シア。」
「どうしたの、稟くん。」
「これはさすがに恥ずかしいんだが…。」
「えへへ…、実は私も…。」
裸のシアが、同じく裸の俺に抱きついている。
裸といっても全裸ではなく、俺はトランクスをはいているし、シアもショーツははいている。
とはいえ、身に着けているのはこれだけである。
シアのお願いとはこの状態で一緒に寝て欲しい、ということだったがシア曰く
『ドラマや映画で恋人同士が一緒に寝るシーンでよくあるでしょ。それで、一度やってみたかったの。』
とのことらしい。
そんなわけで、俺たちは裸で寝ることになったのだが、全く寝付けない。
シアはいつの間にか俺に抱きついたまま眠ってしまったので、胸が俺の腕に直接押し付けられている。
正直、どうしようもないくらい興奮してしまったが、シアの幸せそうな寝顔を見ていると、とても手を出すことはできなかった。
なので、俺は生き地獄というものを体験しつつ眠りに落ちていった。
51 名前:3[sage] 投稿日:2007/03/11(日) 13:41:09 ID:6cSfhjQc
一回目のえちシーンはこれで終了です。
絶稟が降臨する続きは今晩中には投下できると思うので、もう暫くお待ちください。

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