252 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:23:23 ID:Ffnlff/d
 はい、っつーことで第三話投下いたしますが!
ぶっちゃけミスった。書きすぎた上にエロ成分が少なくなった。
しかも、まだ続く感じになってしまった。
展開も、結構こじ付けになってしまった。

そんな、駄文になりかけている拙作ですが、良ければお読みください。
もうやめとけ、とおっしゃるお方おられましたら、即行やめます。

では、どうぞ。
253 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:24:25 ID:Ffnlff/d
第三話

「稟くん、慌てて出ていっちゃいましたけど、どうしたんでしょう」
頭にクエスチョンマークをたっぷり浮かべながら、楓がリビングに帰ってきた。
そこには、酒瓶とコップを手に、難しい顔をしてたたずむ少女が一人。
「麻弓ちゃん、先に開けて飲んでてくれればよかったんですよ?」
そう言って麻弓に笑いかける。
笑いかけられた当の麻弓は、うーぬ、と唸っている。
「いや、ちょっと引っかかることができちゃったのですよ…」
「? どうしたんですか?」
「楓、ひとつ聞いていい?」
「はい?」
「あんたって、アルコールには弱い方?」
麻弓は、稟の言葉がかなり気になるのか、多少おびえながら聞いた。
「あまり飲むことはないので、分らないんですけど…お父さんはかなり飲むので、それが遺伝していれば、強い方なんじゃないでしょうか」
それを聞いて、麻弓はほっとした。
稟があまりに真剣にいうものだから、何かかなり危ないことを想像していたのだが、ハッタリだと悟ったからだ。
「そっか。ならいいわ。土見君は、今日発売の雑誌を買ってない!とか叫んでたから、多分それじゃない?」
もちろん嘘だ。
麻弓は、稟の形容しがたい不安と恐怖と哀れみの混じった顔を思考の外に追いやった。
「さ、せっかく持ってきたんだし、飲みましょう。土見君になんか、残しておいてやんないんだからっ!」
「ふふっ、麻弓ちゃん張り切ってますね」
「さぁさぁ、楓!あんたもガンガン飲むのよ!」
「うわわわ。麻弓ちゃん、入れすぎですよぅ」
「勉強がはかどらない、哀れな麻弓ちゃんに!かんぱーい!!」
「かんぱーい」

そして、二人の酒は進み、一升瓶を飲みきった。
254 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:25:32 ID:Ffnlff/d
「はーぁ。おいしかった。お父さんがこの味にハマるのも無理ないわ〜」
「ふふふっ。そうですね〜ぇ」
小一時間が経過し、二人ともヘベレケ寸前の状態まできた。
心持、語尾の呂律が怪しくなってきた。
「これじゃぁ、この後勉強するなんて、無理ねぇ〜」
「ふふふっ。そうですね〜ぇ」
「また赤点だわ〜ぁ」
「ふふふっ。そうですね〜ぇ」
「楓、そこは少しはフォローしてよぉ」
「ふふふっ。そうですね〜ぇ」
「…楓ぇ?」
さっきから返答が一通りしか聞こえず、受け答えも微妙にかみ合わないことが不審に思われ、麻弓は楓の方を見た。
すると、とろんとした目でこちらを眺めている楓がいた。
頬は薄紅色に紅潮し、ニッコリ微笑んでいる。
それだけなのに、いつもと違う気がした。
「楓、大丈夫?酔ってるんじゃない?」
「そういう麻弓ちゃんこそぉ、かなり酔ってるんじゃないですかぁ〜?」
と、楓が持っていたコップをテーブルに置き、ハイハイで麻弓に近付いてきた。
どこか動きが猫っぽいのは、私が酔っているせいだろうか、なんて呑気に麻弓が考えていると、楓がズズイ、と顔を寄せてきた。
そして、楓の手が、麻弓の頬に触れる。
それはどこか、愛おしいものを触れるように。
愛でるものを、確かめるが如く、撫でまわすように。
しっかり触れるわけでもなく、かといって触れないわけでもなく。
麻弓の頬の上を、ほっそりした掌が、弧を描くように動く。
「まゆみちゃんだってぇ〜」
その眼は、一筋に麻弓を見ていた。
その眼に、麻弓は見惚れていた。
本人は、酔ったせいで頭がぼーっとしているのだ、と勘違いしていた。
「こんなにぃ、頬っぺたがピンク色になってぇ」
楓はさらに近付いてくる。
互いの体が、触れ合う。
足が絡み、上半身が密着する。
「眼も、こんなにとろーんって、しててぇ」
麻弓の体に、楓の体重が掛る。
そのまま、ずり落ちる様に、麻弓は楓に押し倒された形になった。
麻弓は相変わらず、動けずに、楓に見入っていた。
255 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:26:06 ID:Ffnlff/d
馬乗り状態の楓の髪が麻弓にかかる。
一瞬離れたその顔が、手が、再度近づいてくる。
「…すっごく、かわいいですよぉ」
そう言って、楓の顔が近付き、ゼロになった。
「っっ!!」
互いの唇が重なった瞬間、麻弓は酔いが吹き飛んだ。
そのまま、どうにか強引に楓の顔を引き剥がす。
「……っっつ!か、楓!」
「まゆみちゃぁ〜ん。かわいいですぅ〜」
しかし、頭の酔いは吹き飛んでも、体に残った酒によるだるさが抜けず、うまく力が入れられない。
そして、いつもの楓とは思えない力で、押さえつけられてしまう。
「まゆみちゃん…」
うっとりそう呟くや否や、再び楓が麻弓に近づく。
「か、かえんむ!むー!」
目を閉じ、麻弓の頭を支え、口づけする楓。
楓の吐息、楓の香り、楓の柔らかな唇の感覚。
そのどれもが、麻弓の中の何かを削っていく。
「んむっ…むーっ…ん」
それとともに、そんな淫らな楓が発する愛情を感じ、急激な愛おしさに溢れた。
そうしていつしか、麻弓も抵抗をやめ、されるがままになっていた。
「んむ…はぁ……ん」
そのまま、楓は麻弓の口をこじ開け、舌を絡め始めた。
「んあ…んんー…あむ…」
「あ…はぁ…はむ…」
麻弓も、それに応え、舌を楓の口内に蹂躙させる。
二人は、互いに互いの頭を持ち、半ば押しつけるように、互いを求めた。
唾液が混じり、その味覚を味わいながら、互いを感じていた。
そして同時に、物足りなさを感じ始めていた。
「はぁ、はぁ…麻弓ちゃん」
「ん、っはぁ…楓…」
長き口づけを終え、離れた唇からは銀の橋がその糸を引き、二人の感情をさらに昂らせた。
「麻弓ちゃんが、…麻弓ちゃんが欲しいです」
「え?…それって、どうい…きゃぁっ!」
麻弓には珍しく、女の子らしい悲鳴を上げた。
それもそのはず、楓は麻弓の胸付近に手を伸ばし、服の上からさわさわと愛撫しだした。
「ちょ、楓!あんた本気?!」
さすがに、ここまで来るとヤバイ!、と麻弓は叫ぶ。
しかし、楓はあまりにサラッと言い切った。
「はい。麻弓ちゃんがあまりにも可愛いので、貰っちゃうことにしました」
そう、いつもは稟に向ける大切なものを見る瞳を向けられ、麻弓は動けなかった。
その乱れた姿が、とても美しく見えたからだった。
「…だから、全てを、全てを見せてください」
256 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:27:03 ID:Ffnlff/d
そう言うと、ずっと胸のあたりを上下していた手が、服を脱がせ始めた。
「か、かえで…」
「ふふふっ。緊張しなくていいんですよ。私は、麻弓ちゃんを感じたいだけなんです」
言葉と同時に、来ていた上着をはだけさせ、下着があらわになった。
しかし、それも束の間、楓は瞬時にブラに手をかけ、一気に取っ払ってしまった。
「っ!か、かえでぇっ?!」
「うふふ…これで、上は完了です」
仰向けのまま抵抗できない麻弓は、ただただ頬を真っ赤に染めるだけ。
いつもと違う楓に少々怯えながらも、今は恥ずかしさだけが心を満たしていた。
その様子を、楓は舐めるようにじっくり眺め、お世辞にも大きいとは言えないその胸に手を伸ばした。
そして、すでに硬くなり始めているその敏感な先端を、軽くつまむ。
「ひゃうっ!」
それとともに、可愛らしい悲鳴が上がる。もちろん楓は手を止めず、その声を楽しむように胸を弄る。
「うあっ…はぁ…あっ……んう」
その先端をつまむ度、小さな嬌声が聞こえる。
楓はさらに攻撃の方法を変え、押しつぶしたり、指先で転がしたりする。
「んあぁっ…ひあっ…あっ、あぁん!」
一際大きな嬌声をあげたとき、楓は乳首に吸いついていた。
舌で転がし、なめまわし、甘噛みし、攻撃し続けた。
「ひっ、あ、ああっ!…んうぅぁ!だ、だめっ!」
拒否反応を見せる麻弓を無視し、ひたすら双丘を攻め続ける。
両手を使い、口を使い、麻弓が感じる部位を探り当て、重点的な攻撃を繰り返す。
「あ、あぁぁぁっ!か、かえで!だめっ!あ、あぅあぁ!」
頭を左右に振り、激しく悶える麻弓。
その様子をしっかり観察した後、唐突に攻撃を中断する。
「はぁ、はぁ…楓?」
と、楓は自分の服を脱ぎ始めた。
そして、麻弓と同様、上半身だけを晒しだす。
そこには、豊満な乳房と、すでにピンと硬くなっている乳首が見受けられた。
「…かえで?」
「今度は、私を感じてください」
そう言って、麻弓の手を取り、自分の胸へと導く。
「麻弓ちゃんが欲しい…そして、私を欲してほしい、そんな今の気持ちです」
その一言に、麻弓の中で、何かが外れた。
もう、楓しか見えなくなっていた。
「楓…私も、欲しいのですよ…もっと、もっと楓が欲しい」
こんな気持ちになるのは、きっとお酒のせいだ。
そう思うしか、ほかに方法がなかった。

つづく…
257 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/04/28(土) 00:30:03 ID:Ffnlff/d
 以上です。

途中まで名前のとこミスってます。すまそ。
次からはエロス炸裂にすることができる、ハズだ。
しかし、エロの表現スキルは無に等しいので、皆様の脳内補完能力に期待いたします。

それでは、駄文長文失礼いたしました。
ご意見、ご感想等あれば、お願いします。
ブーイングも、謹んでお受けします。
次回があるのならば、また少し時間が開くかと思われます。

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