295 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:23:51 ID:OClDeT+v
やーっとできたー!!

と、いうわけで、お待たせしております第4話、流れを無視して投下いたします。

まず、書き終わった感想。
…長い!長すぎたっぽい!
おまけに、この話は実を言うとまだあと2〜3話続きます。
なんだかんだで、連載ものになってしまいました。
もう少しお付き合いください。

では、妄想モード全開で、なおかつ気合い入れてお読みください。
296 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:24:27 ID:OClDeT+v
第四話

「麻弓ちゃん…ふふっ…ん」
「んむっ…あ…んん」
気持ちを確かめ合った二人は、再び熱烈なキスを交わす。
今度は、どちらかが受け身ではなく、互いが相手を求める。
優しい口付けから始まり、どちらとなく、次第に舌を絡ませ始める。
目を閉じ、一心に相手を求めるその姿は、扇情的で美しかった。
「んあ…はむ……」
楓が、麻弓の舌を、唇を、口内を蹂躙する。
「あは…んー…むあ」
麻弓も、楓の舌を、唇を、口内を蹂躙する。
互いの唾液を交換し合い、舌で捏ねまわし、飲み干す。
そのことだけで、二人の感情は高みへ向かう。
「んぷぁ…はぁ、ぁ…麻弓ちゃん、甘いです」
楓は、うっとりした表情で語る。
「ふふっ…楓だって、負けてないわよぉ…ふー」
麻弓も、その顔につられてか、だんだんと頬が紅潮し、普段より艶めかしい表情をしている。
二人が離れると、再び銀の橋が架かる。
それは、自然の摂理に従い、カーペットの上に落ち、小さなシミを作る。
と、麻弓の肩に置かれていた楓の手が、体の表面を滑るように動き、すでにあらわになっている麻弓の胸へと届く。
「…ん…あ……っ」
すぐに仕掛けるのではなく、それを撫でる様に、じっくり、ゆっくり触っている。
外側からじわじわくる快感に似たくすぐったさに、麻弓が身をよじる。
「ふふっ、可愛い…」
楓はそれを楽しむように眺め、そして今度はしっかり揉みしだく。
決して豊かとはいえない、しかし確かにあるその膨らみは、楓の手の動きにあわせ、いやらしく形を変える。
「んん…あ、ぁん……楓にも…してあげる」
下から伝わってくる快感を感じつつ、しっかりした、そして楽しそうな口調で、麻弓がつぶやく。
そして、その言葉と同時に、麻弓の両手が楓の豊満な胸に触れる。
「あ、ぁぁっ…ま、まゆ、みちゃっ、ぁん!…いき、んぁ…なりは、っつあ、卑怯、ひゃぅっ…ですよっ!」
「あっ、…や、やっぱ、…んん…大きいわね、ぇっ」
麻弓は、焦らすことなく胸をつかみ、これでもかというくらいに揉む。
加えてその指は、すでにしっかり立っている二つのでっぱりを捉え、刺激を与えている。
日頃の嫉妬やコンプレックスを込め、楓を攻め立てる。
「あ、あぁぁっ…んふっ…ひゃぃう!…っあ!」
「これも、土見君の、おかげって、いうか!土見君のっ、せい、っってい、う!か!」
軽く皮肉を漏らしながら、どうやら胸が弱点だと見抜いた麻弓は、楓の胸を攻撃し続ける。
乳首をつまんだり、潰してみたり、引っ張ってみたり、こすってみたり、あるいは少し焦らしてみたり。
ありとあらゆる手技で、快感を与える。
その楓は、やはり弱点である胸を攻められ、半ば放心状態で麻弓からの快感を一心に受けている。
そのせいで、麻弓を攻めていた手が止まり、麻弓の独壇場となっていた。
快感に悶える楓のかわいい姿を見て、嗜虐心を煽られた麻弓は、小悪魔スマイルで言う。
「じゃぁ、さっきの、お・か・え・し!」
「え、、ぁ…ふあぁ、あぁっ!んうぁ!、、あぁん!!」
297 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:25:08 ID:OClDeT+v
楓が意味の理解に至る前に、麻弓は楓の胸に吸いついた。
同時に、一際大きい嬌声が上がり、楓が大きくのけ反った。
その勢いで後ろに倒れこんだ楓を、しっかり抱きとめて寝かせる。
そして、寝転がって涙目で自分を見つめる可憐な少女に麻弓は覆いかぶさり、再び胸を攻めはじめる。
左手では変わらず胸をこねくり回し、口で右胸に吸いつく。
「んんっ、ぁ、うあっ、あぁ!ひゃぅん!、あああぁぁぁ!」
中でも甘噛みされるのに弱いらしく、大きくのけ反った。
楓も、麻弓の手に自分の手を重ね、もう片方は頭を押さえ、快感を貪っている。
充血している乳首を、潰し、転がし、快感を与え続ける。
「あ、、あぁっ!んんま、ぁあゆ、みちゃっっふぁっ!!んん!いぃ、いい!す、っごく!気持ち、いいですっっあ!」
「ふふふー?あら、体がピクピクしてるわよ?もしかして、胸だけでイッちゃいそう?」
言いながらも、実に楽しそうな表情で、楓の胸を弄る。
楓は快感に溺れ、苦悩の表情を浮かべつつ、頭をイヤイヤと振る。
それは麻弓への解ではなく、もうすでに上り詰めかけている証拠だった。
「だ、っだめぇっ!っです!胸ぇえ、きもち、、、よすぎてぇぇぇっつあ!」
もう、すでに限界のようだった。
しかし、麻弓はそれをわかった上で、手を止めた。
もちろん、悪戯っ子スマイル全開である。
「でもぉ、だーめっ。イかせてあげないのですよーぉっだ!」
「ふぇっ、ま、まゆ、み、ちゃぁあん」
懇願の涙目は、楓の眼前で振られる麻弓の手を眺めていた。
危うく、そのまま襲ってしまいそうな欲望に駆られるが、押しとどめる。
<あの目で見られたら、そりゃ我慢できないわね…>
なんて心中で考えつつ、未だ荒い息をする楓をじっくり眺める。
舐めるように、品定めのように、次は、どこを弄ってやろうかと。
と、まだ手つかずの(というか、暗黙の了解で意図的に残っていた)、スカートが目に入った。
黒くて少々厚手なそのスカートは、楓の腰から太ももの中ほどあたりまで伸びていた。
その、見えそうで見えない絶対領域に、麻弓は手を添える。
スカートはまたもや自然の摂理に従い、楓のボディラインをぼんやり浮かべる。
足を開いた状態で寝転がっているので、美しいV字が表れていた。
そこを、麻弓の右手は、足の下から、焦らすように、ゆっくりと這い上がってくる。
左手は、胸から下降し、鳩尾、ヘソを順番に滑ってくる。
そして、撫でる様に進んでいた麻弓の右手が、丁度V字の頂点で止まる。
左手は、スカートから伸びた生足に添えられている。
「こんどは、こっちなのですよぉ」
その声とともに、右手が、服の上から楓の秘所をまさぐる。
「まっ、まゆ…あぁ…んうっっつあ!ああぁぁ!」
楓の弱点を瞬時に見抜き、親指でグリグリ刺激する。
どうやらすでに濡れているらしく、スカートにもだんだんと湿りが表れ始めた。
そこにあるであろう、楓の弱点のクリをギュッと圧す。
「うあぁぁんんっっああぁぁっ!はぁっん!」
それとともに、絶叫に近い嬌声が上がる。
体は大きく反り返り、しかしなお快感を求める様に、腰をウネウネ動かす。
「ふふっ、気持ちイイ?」
ニッコリ笑顔で訊く麻弓に答える余裕もなく、楓は喘いでいる。
その様子にさらに興奮を覚えた麻弓は、手を押しつけるようにして、楓の股間をグリグリ圧す、というか擦りはじめた。
「んあぁっ!ひゃうん!!!」
これも効果は絶大で、苦悩の表情の楓は、またもや絶頂に近付いていたようだった。
しかし、ここでも麻弓のS気質が働き、手を弱め、焦らすように弄る。
「ま、ぁぁまゆ、、みっちゃぁん!」
細かな快感を感じつつも、イクにイけない楓は、もはや半泣きで麻弓を見る。
だが、麻弓にその気がないことを悟ると、実力行使に出た。
「ま、まっ、ゆみ…ちゃんっあぁ!ひゃうっ!…お、仕置きですぅぅぁっ!えいぃっ!」
「え、えぇっ?!うわっ!ちょ、ちょっと楓ぇ?!うぎゃっ!!」
そして、その断末魔の蛙のような叫びとともに、麻弓の後頭部から鈍い音がした。
298 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:25:40 ID:OClDeT+v
「っつあぁー!あぁっ、もう!今ので今日やった数学全部飛んでっちゃったじゃない!」
ちょっと本気で怒って楓を見ると、そこには、『ぬおぉーん』というオーラを纏い、怖いぐらいの笑顔で自分に馬乗りになる少女の姿があった。
これはヤバい、と本能で思ったのも束の間。
楓が、言葉を発する。
「麻弓ちゃんが…悪いんですよぉ?何度も、イけそうだったのに、焦らすんですもの。たっぷり、御返ししてあげないと、いけないと思いまして…」
その言葉に何やら黒いものを感じ、ゾッとした麻弓だった。
<黒楓発動ー?!>
そう考えるや否や。
「ひゃ、ぁぁっ!あうぅん!やあっあ!」
いきなり、上下を同時に攻撃された。
しかも、何やら手慣れた様子で、的確な快感が続々と各部から伝わってくる。
「あっ、あん!いやぁ、っ!っつぁぁ!いぃ!」
「ふふふふ…」
右手は胸を、乳首をもてあそび、右手はスカートの中、直に陰部を刺激する。
「麻弓ちゃんだって、こーんなに濡れちゃって…」
右手をスカートから引き抜き、その指に絡まる愛液を愛おしく眺め、そして食する楓。
「んぅー、おいしいです。麻弓ちゃぁん。…でもぉ、足りないです」
そう言うと楓は、スカートをめくり上げ、麻弓の秘所に口付けた。
「ひゃうぁっ!いやぁっ!か、かえでぇっ!だめぇ、っっそこはっ!汚っいぁぁからぅ!」
「んう、れろ…あむっ。…甘いです、麻弓ちゃぁん。おいしい…はむぅ」
そうして、再び麻弓の蜜を吸う。
じゅっ、じゅるるっ、ぴちゃ、れろれろ
わざと音を立てて吸い、さらに蜜を求めて陰部を直接舌で舐める。
そうする度、麻弓の奥から蜜が溢れてきた。
それはとどまることを知らず、次々と溢れてくる。
いつしか、カーペットに新しいシミを作るまでになっていた。
楓はそれをごくごく飲みほし、喉を潤す。
「あ、やっああぁ!か、かえっっでぇぇ!!だめぇっ、いぃ!いぃよぉ!!もっとぉ、もっとぉぉああぅ!」
いつの間にか、麻弓も楓の頭を自分に押しつけるようにして、快感を貪っていた。
もはや、発する言葉は意味を持たない。
ただ相手を求め、ただ快感を求める。
それだけのための、言葉でしかない。
麻弓にも、絶頂が近付く。
「あ、ああっあっいぃ!あっんぅ!来る!くるぅっっ!!なにっっか!おっきいの、っが!」
「ふふふ…イキそうですか?」
楓は、不敵に微笑む。
「あ、だめぅ!イク、イクぅっ!あ…あ?…か、楓ぇ?!」
まさに、絶妙のタイミングで楓の攻撃が止み、麻弓は唖然とする。
「お・し・お・き、ですよ」
てへっ、と舌を出して可愛く笑う楓。
何が何だかわからない麻弓。
「え、えぇ?え!うえぇぇ?!そんなぁー!」
「麻弓ちゃんが悪いんですよぉー?」
その言葉に、へなへなと荒い息とともにぐったりする麻弓。
そしてその様子を、楽しそうに見ていた楓が言う。
「一緒に、…最後は一緒に、イきましょう?」
「楓…うむぅ…ん」
そうしてキスを交わし、お互いの最後の砦を、一枚一枚剥し合いっこする。
299 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:26:12 ID:OClDeT+v
そしてついに、生まれたままの姿で、相対する二人。
すでに、余計な言葉は必要なかった。
必要なのは、相手の名と、魔法の言葉。
「麻弓ちゃん、だーいすき」
「楓のこと、だーいすき、なのですよぉ。…んっ」
口付けのまま、二人は床に倒れこみ、足を絡ませる。
相手の滑らかな四肢に触れるだけで、すべてが吹き飛んで行った。
流れるような動作で上半身を起こし、相手の股間へ自分のものを寄せる。
近づき、一瞬触れただけで、背筋に電撃が走る。
両者ともに一回イきかけているので、もうすでに、爆発寸前だった。
「んあっ!あぁぁん!い、いぃよぉ!すっごい!!か、えでぇっ!」
「あぁん!ひゃうぅあぁっ!ま、ゆ、みちゃぁぁぁん!」
お互い、自分の一番感じる部分を、相手の一番感じる部分へと押しつける。
相手の足を持ち、ひたすらに相手からの快感に酔い痴れる。
それはまるで、男女の深い交わりのようでもあった。
腰をくねらせ、動かし、クリとクリを接触させる。
そのたびに、二人の脳は真っ白になり、蕩けてゆく。
加えて、相手の手から作り出される乳首への快感も、絶頂への速度を助長する。
もはやお互い、相手しか見えず、相手への愛、引き起こされる快感に、全てが分からなくなっていた。
「あっ、、あん!い、あぁっっ!んう!ひゃ、いっ!っつう!」
「っ!ふっ、あぁっ、んん!いぃ、あぁ!もうっ、、あぁぁ!だめぇっ!!」
先に悲鳴を上げたのは、楓のほうだった。
ごりごりと秘所を押しつける速度が、速くなる。
「あ、あっ!か、えでぇっ!わ、わたっ!しもぉっ!もうっ、だめぇ、っ!」
その速度アップに、麻弓も後を追う。
二人の高まりは、頂点へ向かう。
最後の力を振り絞り、砕けそうな腰を使い、存分に相手に刺激を与える。
そして迎えた、絶頂の時。
「あ、あっ!あっん!あっあ、あああああぁぁぁぁ!!」
「んうっ、あぁぁっ!だめぇぇっ、あぁぁんんあぁぁあああ!!!」
一際大きな叫び声ともとれる嬌声を二人してあげ、そして、高みを上り詰める。
ビクンっびくんっ、と体を震わせ、快感の余韻に浸る。
なおも快感を求める体が、自然に腰を動かし、残骸のような快感を与えてくる。
相手が動くだけで、体が反り返る。
「はぁ、はぁっ…はぁぁっはぁ。…かえでぇ」
「ふー、っはぁ。ふぅーー。…まゆみちゃぁん」
そうして見詰め合ったあと、どちらからともなくニッコリ微笑み、キスを交わす。
「ん、…」
「んむぅ…」
そのまま、二人はカーペットの上に倒れこんだ。
300 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:26:53 ID:OClDeT+v
時計を見れば、時刻は午後10時。
稟が出て行ったのが8時前だったから、かれこれ2時間ほど頑張っていたことになる。
いまだ裸のままで、楓と麻弓は寄り添うように、ソファを背もたれに床に座り込んでいる。
「ふふっ、麻弓ちゃんかわいかったですぅー」
「んもうっ、そんなこと言わないでよっ!思い返すと火が出そうだわ!」
実際、真っ赤になりながら、でも幸せそうに麻弓が語る。
と、ここで楓が時計に目をやる。
「…そろそろ稟くんが帰ってきますね」
「あーー!!そうだった!稟く、…じゃなくて土見君のことすっかり忘れてた!」
がばぁっ!と勢いよく立ちあがる。
「やばいじゃない!早く着替えないと!っていうかいろいろ処理とか☆◇〒!!」
「まぁまぁ、落ち着いてください。麻弓ちゃん」
やけに冷静な楓が、麻弓を座らせる。
「…別に、いいんじゃないですか?そのままで」
「えぇっ!!そんなわけな」
「『稟くん』っていう呼び名」
「え?」
それは、思いがけない提案。
「『稟くん』って、呼べばいいんじゃないですか?もう、苗字で呼ばなくても」
「で、っでも、べつにそんな関係でもないし、そう言うキャラでも、ないって、言うか…」
生まれたままの姿であることも忘れ、胸の前で指をツンツン突き合わせて、いじける麻弓。
「でも、好きなんでしょう?稟くんのこと」
「うえぇっ?!え、いやっ、そんなことは」
「好きなんでしょう?」
「……はい」
やっぱり、長い付き合いだと分かっちゃうかなぁ、なんて心中つぶやく。
「なら、いいじゃないですか。それに、稟くんはもう『麻弓』って呼んでくれてるじゃないですか」
「っそ、それは、…そうだけどぅ」
イマイチ煮え切らない麻弓。それを、楓が最後の一撃で後押しする。
「名前で呼び合うのは、信愛への第一歩、ですよ!…大丈夫!稟くんなら、何も言いませんよ」
「…ホント?」
「はい。むしろ、名前で呼ばれる方が好きだと思います。それに、稟くんも麻弓ちゃんのこと、かなり好きだと思いますよ」
「……ほんとぉー?」
先ほどより、数段疑い深い目と、声色。
しかし、そんなことはなんのその、楓ははっきり言い切る。
「はい。稟くん、麻弓ちゃんのこととか話してるとき、生き生きしてるんです。楽しそう、っていうか。…ちょっと、羨ましいですね」
少し、悲しそうな色合いを出す楓。
それに反抗するように、慌てて意見する麻弓。
「なら、私のほうがもっと羨ましいわよ。一緒に住んでるし、一緒に御飯食べられるし、いつでもお喋りできるし、り、…稟くんの愛を一人占めだし、毎夜、その、なんだし…」
最後のほうは、ゴニョゴニョ何やら呟いている。
その様子を眺め、嬉しそうに言う。
「だったら今日は、一緒に稟くんに愛してもらいましょう」
「え、えぇぇぇぇ!?!」
あからさまに驚く麻弓。一方の楓は、何やら気合いが入っている。
「こんな気分になっちゃったんですから。誰も見てません。やったもの勝ちですよ」
あまりにサラッと言い放つ楓に、おずおずと、麻弓は聞く。
「…でも、楓は、…いいの?」
それに対し、またもやサラッと言い放つ。
「はい。どちらにせよ、神界で結婚することは決まっちゃいましたし。実際、土日は稟くんよくお招きされますよ?シアちゃんやリンさん、亜沙先輩に。最近では、カレハ先輩のところにも行ってました。…まぁ、帰ってきたあとは、おねだりしちゃうんですけど」
楓は、てへっと笑ってみせた。
その笑顔が、すっごく幸せそうで、麻弓には羨ましかったし、同時に辛かった。
しかし、それも、ここで終るのかも知れない。
でも、本当にいいのか。まだ気持も伝えていない自分が。
そのような葛藤を脳内で繰り広げ、踏ん切りがつかない麻弓。
「そ・れ・にぃ〜」
と、楓がエロエロモード全開の表情に切り替わる。
301 名前:楓×麻弓[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:27:23 ID:OClDeT+v
「ひゃうっ!あっ!」
途端、楓の指が未だ敏感な麻弓の秘所をとらえ、中へと侵入してきた。
中で、ゆっくりと指が開け閉めされ、かき回される。
「あ、あぁっ!んん!か、かえでぇ!」
「ふふっ。ここも、こんなになって、稟くんを欲しがってますし。もちろん…」
そう言って、麻弓の手を導き、自分のを触らせる。
「あんっ!…っふう!ほらぁ、わたしのも、稟くんを、あっ!求めてます」
快感に再び溺れだし、ボーっとしている麻弓の秘所をクチュクチュしつつ、自分のは麻弓の指を導いて自ら弄る。
「んっ、だから、んあっ、ふっ、稟、くんに…あっ、貰ってもらいましょ、おぉっ!」
「あ、ひゃぁん!…あうっ、あはっ!」
そして、一通り弄って共にぴくぴく小さく痙攣し始めたころ、動きをやめ、指を引き抜く。
そこから掛かる粘液を指にからめ、麻弓の口へと運ぶ。
自然に口をあけた麻弓に、指を舐めさせ、自分も麻弓の指を舐める。
そして、最後に、問う。
「ね?」
それに対し、頬を染めつつ、快感に未だ浸っている麻弓は、けれど、しっかりと。
「…うん」


「さてと」
さっきの余韻でボーっとしていると、楓が伸びをして、立ち上がった。
いまだに裸ではあるが、内股に愛液が光って見え、エロさを引き立てていた。
しかし、今の麻弓には、美しく見えた。
「稟くんを出迎える準備をしましょう」
楓は、そのままどこかへ歩いていこうとする。
「何か、準備するようなことあるの?…あ、カーペットとか?」
たしかに下を見ると、愛の証が点々としていた。
しかし、楓はかぶりを振る。
「いいえ。ちょっと、取ってくるものがありまして」
あえて内容を言わない、その含みのある言い方に、何となく嫌な予感を覚えた。
「何をするのですかー?」
平静を装い、楓に尋ねる。
すると、楓はさも楽しそうに笑い、そしてトコトコと麻弓に近付いてきて、しゃがみ込んだ。
そして、麻弓に、これからのことを、誰も聞く者もいないのに、耳打ちした。
「実は」
ゴニョゴニョゴニョゴニョ
「え、えぇえっぇぇぇ?!?!や、やるの、それ?!ホントに?!?」
驚愕の表情の麻弓、終始楽しそうな楓。
そのあと、楽しそうな、いちゃつく様な、可愛い悲鳴のような、女の子二人の声が芙蓉家に響き渡る。

そして、その準備タイムが終った頃。
稟が帰ってきた。


つづく…。
303 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/05/06(日) 01:32:28 ID:OClDeT+v
以上でございます。

いやぁ、もうちょっと短くなる予定だったんですが、書いてるうちにどんどん広がっちゃいました。orz
16KBもある文章、わし書いたことないぞ!
今度は、短くできるように頑張ってみます。

次回、稟くん乱入でセコンドも真っ青、魅惑のリンボーダンスを踊ったり踊らなかったり。(嘘)
一応、あと2回で終わる予定してますので。

では、駄文長々と失礼いたしました。
皆様のご希望に添えたことを願いまして、次回の構想を練ります。
ご意見、ご感想等いただければと思います。
次回は、もう少し早くうpしたいと思います。
それでは!

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