364 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:45:15 ID:Ngl1FyoD
>>353-363
皆様よりの厳しいご意見・ご指摘、ありがとうございます。
やはり、自分では気づかぬ部分ばかりで、勉強になります。
以後、気をつけたいと思っております。

そして、性懲りもなく最終話を仕上げましたので、投下させていただきます。
皆様のご意見・ご指摘を考慮し、推敲したつもりです。
ご期待に添えるかどうかはわかりませんが、もしよろしければ、お読みください。
365 名前:楓×麻弓×稟 1/5[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:45:45 ID:Ngl1FyoD
最終話

「さて、それでは」
稟の自室にやってきた一行は、ベッドの上で相対していた。
稟の見下げるところ、恥ずかしさに縮こまる麻弓と、余裕で楽しそうな楓。
ちなみに、3人ともすでに何も着ていない。
「…ひゃ、あぅ」
「ぁ、んう」
稟の手が二人の胸へとのびる。
酒のせいか、感度のいい二人のそれは、すでに先を尖らせ稟の指を心待ちにしていた。
「すごいな。もうこんなにコリコリしてる」
素直な感想を述べる稟に、可愛い悲鳴で答える二人。
「あ、あぅんっ!い、んうぅー!」
「はぁっ、あぁっ!んあっ!」
左右で大きさの違う、マシュマロを楽しむ。
そのたび、そのマシュマロはいやらしく形を歪ませる。
「ふっ、あぁっ…か、かえっでっあ!」
「んあぁっ!まゆ、みちゃぁっん!」
二人も、お互いを求め、体を寄せ、唇を重ねる。
手も自然と、あいているもう片方の胸へとあてがわれる。
その姿を見て、稟は胸から手を引き、下へと攻撃を開始した。
すでに愛液で煌く二人のそこに、手をのばす。
「ひゃぁっ!」
「あぁっあぅ!」
淫らな花弁に触れたとたん、大きな嬌声が上がる。
「うわっ…ぐちょぐちょだ。…しかもあとからどんどん出てくる」
二人の膣からあふれ出た愛液は、稟の指を伝い、ベッドのシーツを汚してゆく。
そこで、ぷっくり膨れる部位を発見した稟は、それを親指で押しつぶす。
その間も、指は花弁から奥にかけて出し入れを繰り返し、刺激を与え続ける。
ぐちゅぐちゅぴちゃぴちゃ
「はっ、あぁっぁあん…ふっ、うぅぁ!」
「あ、はぁっ!!いい、いいですぅー!ひゃぁっ!」
一方その前方では、二人が胸を引っ掴み、揉みしだきあっている。
そんな様子を見、頃合いだと感じた稟は、手を止め、二人に視線を送る。
突然の停止に、一瞬戸惑いの表情を見せた二人だったが、すぐに状況を判断し、嬉しそうにうなずく。
「おいしく食べてくださいね♪」
とは、楓の言葉である。
稟はお言葉に甘え、おいしく頂くことにした。

とはいっても、二人一緒には相手をすることができないので、片方ずつとなる。
楓の粋な(?)計らいで、麻弓からとなった。
しかし、麻弓を相手するのは、稟と楓の二人である。
そしてそれは、必然的に稟が下で楓が上という構図になる。
「な、なんで二人?」
「なんでって、そりゃぁ、なぁ?」
楓に回答権を譲る。
「私が暇になっちゃいますし〜」
当たり前のように答える楓。
「あ、そうですか…」
もう、この受け答えに慣れてしまった麻弓。
楓が、にこやかに言う。
「だから、全部預けちゃってください」
その言葉を聞き、稟の方に顔を向ける。
そこには、同じように微笑む大好きな人が。
その人が、口を開く。
366 名前:楓×麻弓×稟 2/5[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:46:22 ID:Ngl1FyoD
「麻弓、いいか?」
「…うん。きて」
そして、秘所にモノがあてがわれ、それが徐々に進入を開始する。
「う、…あぁっ、はいっって、くるぅぁぁぁあ!」
「くっ、キツイなっ!」
中は、入ってきたモノを押しつぶさんとするかのごとく、稟のモノに纏わりつき、蠢く。
そこで、進入が止まる。
「っっつあっ!あ、い、一気にぃ!来て!」
涙目の麻弓の言葉にうなずき、腰を一気に突き入れる。
「うっ、あぁあっっつーーーぅ!!」
それと同時に、痛々しい悲鳴がこだまする。
「入ったっ、けど、大丈夫か?」
気遣う稟に、できるだけ明るい声と顔で答える。
「っん、ちょっと、痛いけどっ。だい、じょうぶ!っつあ!う、うごいて!」
シーツを握りしめ、強がる麻弓。
「っ、わかった」
その表情に多少後ろ髪をひかれながらも、ゆっくり腰を引く。
そして、再び奥までゆっくりと埋没させる。
「あっ、ああ、あぅあ、いっ、ふぐっ、ひゃぁっ!」
中で性器同士が擦れるたび、悲鳴に近い声が上がる。
それでも、少しずつ、甘い声色が混ざりはじめている。
「じゃぁ、お手伝いしますね」
そう言った楓が、麻弓の胸へとのび、新たな刺激を加える。
「い、ひゃっ、あっ、うんっ、あぁぁ!はっ、ふうぅ!」
同時に中の締め付けが、威力を増す。
その快感に、抑えていた腰のスピードが、自然と上がりだす。
「ふっ、あ、ああっ、…ああんっ!い、いぃっ、よ!もっと、もっとぉ」
「はぁ…はぁ…はぁ」
しかし、はじめての膣内の締め付けはきつく、稟は早々と限界を迎えようとしていた。
スピードが、さらに上がり、ピストン運動も大きくなってゆく。
肉体同士がぶつかる音、結合部で混ざる愛液の音、二人の息遣い。
そんないろんな音が、響いていた。
「はぁっ、はぁっ、ま、まゆみっ、ごめんっ、そろそろ…くっ」
迫る射精感に堪えかね、言葉を発する稟に、麻弓も答える。
「うんっ、はぁっあっ、あぁっ!いい、っよぉ!なかに、…んんっ!なかにぃ!!」
そのまま、二人は絶頂へと上り詰める。
「あ、あぁっ、あああっ、いいぁっ、んんぁぁっ!!」
「はぁ、はぁ、はぁ、…くっ、で、でる!」
どぴゅっ、びゅくくっ
「あ、あっ奥、あ、ああぁぁあぁぁぁぁっ―――――!!!」
その絶叫とともに、麻弓も大きくビクついて、果てた。
麻弓の奥深く、稟によって大量の白濁液が放出される。
367 名前:楓×麻弓×稟 3/5[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:47:25 ID:Ngl1FyoD
「はぁ、はぁ…っはぁ…大丈夫か?」
今日2度目の気遣う声。
その声に、弱々しくも、嬉しそうな声で。
「はぁーっ、はぁ…お腹が、稟くんで一杯なのですよーぉ」
「ふふっ、麻弓ちゃん嬉しそう」
楓が、そばに寄り添ってきながらつぶやく。
稟は苦笑しつつ、麻弓から自分自身を引き抜く。
「あっ、ん」
引き抜かれたモノは、しかしまた元気を取り戻し、屹立している。
と、横にいた楓がそのイチモツを掴み、顔を近づけた。
「んむっ、…れろっ…あむ」
「っく、か、楓?」
稟のそれを口に頬張り、舌を使って残った愛液や精子を舐めとる。
そして、甘えた声と下からの目線で言った。
「今度は、私、ですからね?」
楓も積極的になったもんだなぁ、なんてぼんやり考えていると、楓が自らベットにあおむけで倒れた。
それを合図に、そのまま楓に…、と思ったのだが、ふとそこで思いとどまる。
「…稟くん?」
不思議そうに見つめる楓。
そこで稟は、あえて、ちょっと回復してきた麻弓に声をかける。
「時に麻弓よ」
「んー?なぁーにぃー?」
未だ惚けた顔で、稟に顔を向ける。
「今日はお前が楓の相手をしてたわけだよな?」
「? そうだけど?」
と、ここで稟が考えていることを悟り、ニヤリ、と笑う。
「ということは、楓の弱点、なんてのも、分かったんだよな?」
「…うん。しっかり把握したわよぉ〜」
「え?へっ?!えぇ?!」
今度は、楓対稟・麻弓という構図。
「しっかり上の相手をしてやってくれ」
「おっけー。任せなさいなのですよ!」
オロオロしている楓を放っておいて、さっさと準備を進める。
「楓、いくぞ?」
「え、え?あ、あの…あんっ」
言葉を無視し、楓の中へ挿入を開始する。
同時に、麻弓も胸への攻撃を始める。
368 名前:楓×麻弓×稟 4/5[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:48:00 ID:Ngl1FyoD
「ひゃっ、あぁぁっ!!はぁぅ!ひんっ!んんあぁっ!」
その急激な快感の波に、悶える楓。
稟は既にピストン運動をはじめ、麻弓は先ほどのように、乳首を吸う。
「あ、あっ、あんぁっ!ひゃぁぁぅぅっ!」
「はぁ、はぁ、ふっ、はっ」
「んむ、ちゅぅ、はむ」
肉体のぶつかる音と、愛液の混ざる音と、胸を吸う音と、ひときわ大きい喘ぎ声と、息遣いの音と。
先ほどより多彩な音が、響き渡る。
中は、愛液でぐちょぐちょになって滑りを良くし、それでもモノを離さんとばかりに蠢き、締まる。
胸は、充血し、それをつぶされを繰り返し、転がされ、甘噛みされ、手によって形を歪ませる。
ぐちゅ、ぐちゅっ、ぱんっ、ぱん、ちぃう、ちぃうー、ギシギシ
「ふふっ、気持ちイイ、楓?」
麻弓が笑顔で問う。それに。
「あ、ひゃぅっあい、あっいい、きもち、いいでっすぅぁ!!」
悩ましげな表情を浮かべながら、快感に溺れる楓が答える。
稟も、こちらは慣れたもので、楓の敏感なところを、緩急をつけながら的確に突く。
ただ、いつもより攻撃箇所が多い分、絶頂に近づくのも早かった。
楓の膣が、稟のモノから精子を搾りだそうとするかのように、キュウキュウ締め付けてくる。
それはだんだん、強い締め付けへと変わり、互いの擦れる性器は快感を生み出し続けた。
「はぁっ、あぁんぃいっ、あ、あっ、り、んくぅっん!わ、わた、し、もぅ」
「くっ、楓、俺も、っつあ!」
「お二人とも、そのままイッちゃえ!」
その言葉につられるように、二人は高みへと加速する。
腰を打ちつけるスピードはどんどん上がり、精一杯自分自身を楓の奥深くに突き付ける。
楓も、稟の動きにあわせ、腰を動かし、今以上の快感を貪る。
「ひぃんっ、あぁあふ!!やっ、あぁっ!だ、だめぇっ!」
「…っく!あ、だめだっ!」
その二人同時の言葉とともに、稟は楓の最奥部に自分を突き入れる。
「くぅっ!」
「あ、あっやぁっ、あっあっああああああああぁぁ!!」
どくっ、どくっ!びゅるるっ
そして、稟は自分の欲望のすべてを、楓の奥深くへと解き放った。
楓も、大きく反り返った後、ぴくんぴくんと痙攣を繰り返し、絶頂から下ってくる。
369 名前:楓×麻弓×稟 5/5[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:48:37 ID:Ngl1FyoD
「はぁ、はぁぁ、ふぅ。大丈夫か?」
その声に、うっとりしながら楓が答える。
「はふっ、あん、…稟くんの、温かいのがいっぱいですぅ〜」
こっちはこっちでこういう答えか、とまたもや苦笑しつつ、自分を楓から引き抜く。
「あーっ、んう」
最後に小さくビクつく。
「ふふっ、楓も嬉しそうねー」
横で、麻弓が楽しそうに笑いながら言う。
「気持ちよかった?」
その問いかけに。
「はい♪」
笑顔での返答。
その笑顔は、本当に幸せそうで。
それが、今までは辛かった。
そう。今までは。
<でもね…>
麻弓は、楓がまだまだいけそうなことを確認したうえで、稟に近づく。
そして、猫なで声で稟におねだりする。
「ね〜ぇ、稟くん。私たちもまだまだ元気なことだし、もう一回しない?」
その要求に、楓も身を越して乗る。
「私も賛成です♪」
二人のそんな姿を見て。
<これから大変だなぁ…>
とか何とか思いつつ、承諾する稟だった。
そのまま第2ラウンドへと突入する。

そしてその夜は、かなり遅くまで、女性の嬌声が絶えなかったそうな。


おしまい


○おまけ○
連休明け…
「稟くんっ!!今週末はウチに来てほしいっす!」
「こっちはメイド服で出迎えるわよっ!!」
「いえっ!この前シアちゃんは稟様に来てもらっているはずです。だから、今回は私の家に是非!」
「お兄ちゃん、私もネリネの家でメイド服着て待ってるからねー!あ、それとも水着がいい?」
「ちょっとちょっと、僕たちもいるんだけどなー。稟ちゃん、今週末お菓子の試食かねて来ない?!」
「まままあ♪もうすでに夜のことを前提としてお誘いするなんて、亜沙ちゃん大胆ですわぁ」
…目の前で繰り広げられる、争奪戦。
それを、他人事のように眺める、俺。
そして、横には。
「稟…羨ましい限り…というかそれを通り越して憎しみが勝ってるよ。この俺様が今にも噴火しそうになるなんてっ!…殴っていいかい?!天に届くほど強くっっ!!!」
「あはは…」
「ごめんねー。全部喋っちゃったー♪」
血涙を滝のように流す樹と、この争奪戦の火付け役二名。
いや、正確には情報を漏らしやがったのは約一名なのだが。
「…何故自ら喋ってしまったんだ?」
ゲッソリしながら聞く。
「だって、問い詰められたんだもん。それに、この方が戦いがいがあるっていうか、面白いじゃない♪」
「本音は後者かーーっ!!」

まぁ、こんな感じで、スリルと愛に満ちた、面白おかしい毎日を送っております今日この頃。
俺に、安息という名の極楽は訪れるのだろうか…。


ほんとうに、おしまい
370 名前:ぽんちょ[sage] 投稿日:2007/05/13(日) 00:52:13 ID:Ngl1FyoD
以上です。

これで最後です。
長期間にわたり、駄文を書かせていただきました。
読んでいただいた方に、感謝申し上げます。
そして、少し調子に乗りすぎたような気がします。
すいません。

それでは、皆様のご期待に添えますよう願いつつ。
失礼させていただきます。

 [戻る]