- 451 名前:335[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:31:04 ID:LIcZV6fY
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1週間も間が空いてしまいましたが、なんとか後編もできました。
期待にそえるか分かりませんが、投下させてもらいます。
- 452 名前:とある秋の休日(後編) 1/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:31:54 ID:LIcZV6fY
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「……ん、……で……。」
耳元で誰かの声が聞こえる。
楓が起こしに来たのか?
「んん〜楓……、あと5分……。」
「……。」
……なんか変だ。
いつもなら、ここで楓が何か返事をするはずなのに、今日はそれが無かった。
それに、声も違っていたような……。
覚醒しきっていない頭でそんなことを考えていたら、急に鼻をつままれ、口に何か柔らかいものが当てられた。
「ん……?」
その行為に違和感を抱いた俺がうっすらと目を開けると、
「ん……。」
目の前にカレハさんの顔があった。
しかも、俺の口にあてられていたのはカレハさんの唇で、何で朝から、などと思ったのもつかの間で、俺はすぐに息が苦しくなってしまった。
「んーんー、んーーー!!」
「あ、やっとお目覚めになりましたのね。」
俺が息苦しさに耐えられずジタバタすると、俺が起きたと分かったせいだろうか、カレハさんも手と唇を離してしまった。
うーん、これならもう少し我慢してもよかったか?
「稟さん、おはようございますわ。」
「あ、おはようございます。」
そんなことを考えていた俺だったが、カレハさんがいつも通りの笑顔で挨拶してきたので、そんな考えはひとまず置いといて、俺も挨拶を返した。
「ところで、どうしてカレハさんがここにいるんですか?」
俺はさっきから感じていた疑問を発したのだが、なぜかカレハさんは狐につかまれたような顔している。
だが、俺が何を言っているのか分かったらしく、軽く笑って、
「まあ、稟さん勘違いしてますのね。ここは私の家で、稟さんは昨日泊まっていかれたのですわ。」
そう教えてくれた。
……あー、そういえばそうだったな、すっかり忘れてた。
「それにしても、カレハさんって随分面白い起こし方してくれましたよね。」
「そ、それはその……。」
カレハさんは急に顔を紅潮させ口ごもってしまった。
「えーと、何か言いにくい理由でも?」
「そ、そんなことはありませんわ。その……。」
「その?」
「……稟さんが私と楓さんを勘違いしていらしたので、それでつい稟さんに意地悪をしたくなってしまいまして……。」
カレハさんの声は少しずつ小さくなっていったが、なんとか最後まで聞き取ることができた。
- 453 名前:とある秋の休日(後編) 2/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:32:44 ID:LIcZV6fY
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えーと、それってつまり、
「……楓に焼きもちを妬いちゃった、ってことですか?」
「…たぶん、そうだと思いますの…。」
カレハさんはそれが恥ずかしかったのか、顔を紅くさせて俯いてしまった。
…やっぱり、こんな場合は勘違いした俺が悪いんだろうか?
「その…すみませんでした。」
「いえ、稟さんの責任ではありませんわ。あれは、私が思わずやってしまったことですし…。」
俺が謝ったのは逆効果だったらしく、カレハさんはいっそう縮こまってしまった。
こ、これは何とかしないとヤバイ。
「い、いえ、俺は全然気にしてませんって。むしろ、朝からカレハさんのキスで起こしてもらって、ラッキーって思ってるくらいですか…。」
「……そうなんですの…?」
「ええ。おかげさまで、今日の勉強にも身が入りそうですよ。」
「そう言って頂けると、私も嬉しいですわ。」
どうやら、この一言が本当に嬉しかったらしく、カレハさんの顔にはいつもの笑みが浮かんでいた。
この件は、これでオッケーだな。
「そういえば、今何時ですか?」
カレハさんが起こしてくれたということは、よほど寝坊したのかもしれない。
時間が気になったので、カレハさんに聞いてみると、
「それでしたら、枕元に目覚まし時計がありますのよ。」
カレハさんはわざわざ目覚まし時計を取って、俺に渡してくれた。
時計が示していた時間は、ほぼ俺の平日の起床時刻だった。
「あのう、休日ですし起こすのが早かったでしょうか?」
「いえ、休日といっても明日の追試の勉強もしなきゃいけませんし、丁度いい時刻ですよ。」
実はもう少し寝てたかったのだが、勉強をしなきゃならないことを考えると、これくらいだろう。
「よかったですわ。それでは、朝食の準備もすぐできますので、リビングにきてくださいませね。」
「分かりました。」
そう言ってそのまま部屋を出て行くと思いきや、カレハさんはドアの辺りで足を止め、俺の方に振り向くと、
「そういえば、大事なことを言うのを忘れてましたわ。」
急にそんなことを言ってきた。
「何ですか?」
「いえ、稟さんの寝顔って、意外と可愛らしいんですのね。」
少しだけ顔を紅くさせてそう言って、カレハさんは部屋からでていってしまった。
……今のは、褒め言葉だったんだろうか、……それとも……。
しかし、いくらカレハさんだったとはいえ寝顔を見られてた、ってのは随分と恥ずかしいもんだな。
そんなことを考えながらベッドから下り、俺もリビングへ行くことにした。
- 454 名前:とある秋の休日(後編) 3/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:33:34 ID:LIcZV6fY
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「それじゃあ、始めましょうか。」
朝食を終えた俺は、早速勉強することにした。
「稟さん、やる気満々ですわね。」
「ええ。早く終われば、それだけカレハさんとゆっくりできますからね。」
まあ、動機としては不純かもしれないが、せっかくの休日を勉強だけで終わらせるのは、正直もったいない。
それに、多少の楽しみがないと、途中でギブアップしかねない。
「ふふっ、でしたら私も頑張った稟さんに何かご褒美をあげないといけませんわね。」
「え、何か貰えるんですか?」
俺としては、カレハさんとゆっくりできれば十分だったので、カレハさんの提案は良い意味で俺の予想外のものだった。
「そうですわねぇ……、それではこの後の小テストで稟さんが満点をとられたら、私が稟さんのお願いを一つきいてさしあげますわ。」
「それは十分魅力的ですけど、条件も厳しいですね。」
たしかに、それだけできれば明日の追試への準備も十分と言えるだろう。
とはいえ、満点となると簡単なことではない。
「いえ、難しさは昨日の物と同じくらいですから、ちゃんとやれば無理ということはありませんわよ。」
「…それなら、なんとかなるかもしれませんね。やれるだけ、やってみますよ。」
それから、俺はカレハさんの説明を一言も聞き漏らさんばかりの集中力で臨み、今はカレハさんに小テストの答えあわせをしてもらっているのだが、
「まぁ。」
カレハさんが声を漏らした。
それは、驚きとも落胆ともとれるもので、少しだけ満点の自信があった俺は一気に不安に駆られてしまった。
「やっぱ、駄目でしたか……?」
俺が恐る恐る聞いてみると、
「いえ、その逆ですわ。」
カレハさんは笑顔で答えてくれた。
「それってつまり……。」
「ええ。満点ですわ。」
- 455 名前:とある秋の休日(後編) 4/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:34:23 ID:LIcZV6fY
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そう言ってからカレハさんが見せてくれた答案には、一つもバツ書かれていなかった。
もちろん、何度確認してもそれは変わらないままで、ようやく満点を取ったという実感が湧いてきた。
「稟さん頑張りましたものね。」
「いえ、むしろカレハさんのおかげですよ。」
もしも、一人でやっていたら絶対にできるはずがない。
だからこそ、カレハさんのおかげだと俺は心の底から思えた。
「ところで、稟さんはどんなご褒美がいいですか?」
「あ、そういえばそうでしたね。」
カレハさんがなにかご褒美をくれるというのは覚えていたが、何をお願いするかは全く考えていなかった。
数分考えた後、一つ思いついた俺は、あることを確認することにした。
「そういえば、ツボミちゃんは何時ごろ帰ってくるんですか?」
「確か、午後になるといっていましたわ。」
カレハさんの返事を聞いてから時計を見ると、まだ11時だった。
「それじゃあ、……。」
面と向かってお願いするのが少し恥ずかしかったので、カレハさんの耳元でそっと囁くと、
「え、えええええっっっ。」
カレハさんにしては珍しく、大声を上げて驚かれてしまった。
「あ、あの…稟さんは本当にそれがよろしいんですか……。」
「ええ、本当です。」
カレハさんが顔を真っ赤に染めて聞いてきたので、俺もきっぱりと断言した。
カレハさんは、顔を紅潮させたままモジモジとしていたが、
「わ、わかりましたわ。それでは少々お待ちくださいませね……。」
そう言って部屋を出て行った。
どうやら、俺のお願いはきいてもらえるらしい。
- 456 名前:とある秋の休日(後編) 5/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:35:23 ID:LIcZV6fY
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「お、お待たせいたしましたわ…。」
待つこと数分、部屋を出て行ったときほどではないものの、顔を紅潮させたカレハさんが戻ってきた。
さっきまでと変わっていることといえば、カレハさんの服装が私服からフローラの制服になっていることだ。
というのも、俺のお願いが『フローラの制服を着たカレハさんとエッチしたい』だったからで、ひとまず着替えてはくれたようだ。
「ほ、本当にこの格好でその……するんですの?」
まさか、こんなことをお願いされるとは思ってもいなかったんだろう。
カレハさんは、もう一度確認するかのように聞いてくる。
「ええ、しちゃいます。」
「ど、どうしてこの服なんですの?」
「その服を着たカレハさんとしたくなったからです。」
「こ、答えになって、ん……。」
俺としてもそうとしか言えないので、これ以上うまく説明することはできそうにない。
しかし、カレハさんは俺の答えでは不満足らしいので、少し卑怯な気もするが俺はカレハさんを抱きしめ、その口に俺の唇を重ねた。
俺の突然の動きに、カレハさんは驚いたものの、すぐにおれを抱きしめてきた。
しばらくそのままでいた俺たちだったが、やがてどちらともなく唇を離し互いに見つめあっっていたが、
「もう、稟さんってばずるいですわね。」
先に口を開いたのはカレハさんだった。
「このようにされては、私何も言い返せませんわ。」
「それは同意してもらった、って考えていいんですよね。」
俺は尋ねるというより、確認するかのように問いかけた。
「ええ、それでかまいませんわ。」
相変わらず顔は紅潮したままだが、カレハさんは笑顔で答えてくれた。
「それじゃあ、遠慮なく……。」
「あ、稟さん、その前に…。」
「ど、どうかしましたか?」
いざ、と思ったら急にカレハさんにタイムをかけられてしまった。
何か、問題でもあるのか?
「その…、もう一度キスをしていただけませんか?」
「ええ、もちろんいいですよ。」
正直、拍子抜けなお願いではあったものの、俺はカレハさんの希望通りその柔らかい唇にキスをした。
「ん…。」
「これでいいですか?」
何もせずただ唇を合わせただけのキスだったが、
「ええ、それでは後は稟さんのお望みのままに…」
- 457 名前:とある秋の休日(後編) 6/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:36:15 ID:LIcZV6fY
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同意も得られたことなので、カレハさんをベッドに寝かせた俺は、早速カレハさんの胸に手を伸ばし、少し強めに握ってみた。
「んっ…。」
カレハさんの口から小さな声が洩れたが、俺は気にせず胸を弄り続けることにした。
俺が手を動かすたびに、その柔らかな胸は形を変え様々な表情を見せてくれる。
「どうですか、カレハさん。何かリクエストありますか?」
「ふぁ…、い、いえ…気持いですわ…、そのまま続けて……あんっ…。」
「わかりました。それじゃあ…。」
俺は一旦手を止め、服の胸の部分をずり下ろした。
服の下から現れたブラは、カレハさんのイメージ通りの清楚な物で、既に見慣れているはずなのに、しばし目が釘付けになってしまった。
とはいえ、ずっと見続けるわけにもいかないので、改めてブラ越しの愛撫を続けることにした。
「ああ……、はあ……、…んんっ……。」
しばらく続けていたら、指に違和感を覚えた。
手をどかしてみると、ブラの真ん中がいつの間にか控えめに盛り上がっており、その下に少し固いものの感触があった。
「カレハさんの乳首、もう固くなってきましたよ。」
俺が意地悪そうに、その突起を指でつつきながら言うと、
「稟さん…んあっ……目ざといですわ…。」
カレハさんは、少し拗ねてしまったらしく横を向いてしまった。
「いえ、そんなことはありませんって。だって…。」
俺はそこまで言いかけてから、ブラをずり下ろすと、予想通りそこには固くなり、ツンと上を向いている乳首があった。
「こんなに自己主張されたら、気付かないなんてことまずありえませんよ。」
俺がそう言いながら撫でたり、舌で舐めたりして重点的に刺激を加えていたら、ピンクの突起はいっそう固くなってしまった。
「ふぁぁぁ……、り、稟さん…胸だけでなくて、……別のところも…。」
やがて、胸への重点的な愛撫に耐えられなくなったカレハさんは、自分からおねだりをしてきた。
「わかりました。それじゃあ……。」
俺は左手と舌で胸を愛撫し続ける一方で、右手をカレハさんの太ももに伸ばした。
「ひゃぁっ。」
「やっぱりカレハさんの肌スベスベですよね。撫でるだけでも満足できそうですよ。」
無論、カレハさんが言った別のところとは、もっと上のほうなのだろう。
しかし、ちょっと意地悪したくなったので、右手はただ太ももを撫でるだけにした。
- 458 名前:とある秋の休日(後編) 7/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:37:04 ID:LIcZV6fY
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「あ、あんっ。す。少しずつ…気持ちよくなって…はあっ…きましたわ…。でも……。」
「でも、どうしたんですか?」
俺が意地悪そうに聞き返すと、カレハさんは羞恥でいっそう顔を紅潮させると、
「も、もっと…上のほうも……。」
自分で直接言うことが恥ずかしかったらしく、婉曲的におねだりをしてきた。
「う〜ん、もうちょっと撫でたかったんですけど仕方ありませんね。じゃあ、次は…。」
「ひゃうっ。」
折角ここまで焦らしたので、最後までもったいぶってからカレハさんの秘所に触れると、そこはしっとりと濡れてしまっていた。
「カレハさんのあそこ、もう濡れてますよ。胸だけで随分と感じちゃったみたいですね。」
「そ、そんなこと…あふっ…言われると……んあっ……恥ずかしいですわ…。」
そのままカレハさんのショーツに手を入れ、秘所を直接愛撫する。
すると、散々焦らされたせいか、カレハさんの秘所から一気に蜜が溢れ始めた。
「やっぱりカレハさん、すごく感じてたみたいですね。ちょっと触れただけなのに、もう大洪水ですよ。」
「ふぁぁ…、り、稟さんが…ああっ……焦らし続けたからですわ……。」
「それじゃあ、焦らせちゃったお詫びに、もっと気持ちよくさせてあげますね。」
俺は胸への愛撫を中断し、ビショビショになってしまったカレハさんのショーツを脱がせ、カレハさんが脚を閉じれないよう手で押さえつけた。
いわゆるM字開脚になったことで、俺はカレハさんの秘所をじっくりと観察することができた。
「いつ見てもカレハさんのここって、綺麗ですよね。目が離せなくなりそうですよ。」
「そ、そんなにじっくり見られては恥ずかしいですわ……。」
そうは言うものの、空いている手で秘所を隠したり、俺の視線をずらそうとしないということは、俺に見られてもいいということなのだろう。
とはいえ、俺としても見るだけで我慢できるはずも無いので、おもむろにカレハさんの秘所に舌を伸ばした。
「ひゃあんっ、り、稟さんそこは…。」
「平気ですよ。カレハさんを気持ちよくさせてあげるだけですから。」
今度は、両手でカレハさんの秘所を広げ、その中へと舌を入れた。
舌を動かす度に蜜が舐め取られるが、すぐにそれ以上の蜜が溢れてくるので、俺の口の周りはカレハさんの蜜まみれになってしまった。
「すごいですね、舐めれば舐めるほど、蜜が溢れてきますよ。」
「そ、そんなこと…はあっ…言わないで……んんっ…くださいませ…。」
「でも、気持いいんでしょう?」
「は、はい……。」
カレハさんが弱々しく肯定したので、
「それじゃあ……。」
「ああああっ…。」
今度はクリトリスへと舌を伸ばすと、カレハさんが一際大きい声を洩らした。
- 459 名前:とある秋の休日(後編) 8/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:37:50 ID:LIcZV6fY
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そのままクリトリスへの愛撫を続けようとすると、
「り、稟さん…。」
カレハさんに声をかけられたので、舌を触れる寸前で静止させた。
「どうしたんですか?」
「そ、その…私もう我慢できなくて……。」
「欲しいんですか?」
俺はカレハさんが何を言おうとしているか分かっていたが、あえて聞いてみると、
「…はい。」
カレハさんは顔を真っ赤にさせて頷いた。
そこで、今度は俺が仰向けになり、カレハさんには俺のモノの上に跨ってもらった。
「この体勢はいつもより恥ずかしいですわね……。」
「そうですか?せっかくのご褒美なんで、カレハさんにリードしてもらいたいだけなんですけど。」
「そ、そうでしたわね。私から言い出したことなのですから……。」
どうやら、自分が動くということに軽い抵抗があるみたいだったが、
「……そ、それでは、いきますわね。」
カレハさんは意を決しそう言うと、俺のモノを握り自らの秘所にあてがった。
「ん……。」
そして、少しずつ腰を沈めていったが、十分に濡れていたカレハさんの膣は、易々と俺のモノをのみこんでしまった。
「はあっ、ぜ、全部入りましたわ…。それでは、動きますわね。」
カレハさんは腰を少し浮かせると、すぐに再び腰を沈めた。
「ううっ…、い、いつもより締め付けがきついですね…。」
「はああっ、稟さんのものが…んんっ…、もう奥に…当たってますわ。」
カレハさんが上になってするという行為は、俺にもカレハさんにも予想以上の快感を与えてくれた。
しかし、俺からはカレハさんと繋がっている部分がスカートに覆われ、見ることができなかった。
「カ、カレハさん、これを持って…。」
「は、はい分かりましたわ…。」
そこで、カレハさんにスカートを持ち上げてもらうと、俺のモノがカレハさんに飲み込まれている様子が丸見えになった。
「そ、それでは続けますわね…。」
ゆっくりとだったが、カレハさんの腰が再び動き始めると、俺のモノはいっそう締め付けられてしまった。
「わ、私の中…んんっ…、稟さんで…いっぱい……ですわ…。」
よほど感じてしまったのか、カレハさんの腰を動かす速さが、少しずつ速くなってきた。
- 460 名前:とある秋の休日(後編) 9/15 [sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:38:35 ID:LIcZV6fY
-
それは、同時に俺に与えられる快感も増大するので、
「くううっ、…も、もう少しスピード落とせませんか…。」
このままでは、すぐに耐えられなくなる、と感じた俺はカレハさんに少しスピードを抑えてもらおうと思ったのだが、
「だ、駄目…ああっ…ですわ…。気持ちよくて…はうっ…止められませんわ…。」
快感の虜となってしまったカレハさんは、逆にスピードを上げ続けている。
「わ、私…こんなに気持いいのは……はあっ…初めてですわ……。」
その証拠といわんばかりに、カレハさんの膣からは蜜が溢れ続け、いやらしい水音もいっそう大きくなってきた。
「くうっ…カ、カレハさん……俺も…。」
「え……、きゃあっ…。」
上半身を起き上がらせた俺は、そのままカレハさんに抱きついた。
「り、稟さん急にどうしたんですの…?」
「すみません、おれもう我慢できません。」
「え…ああっ…。」
もっとカレハさんを感じたい、そう思った俺はカレハさんを下から突き上げ始めた。
「わ、私も…はあっ…負けられません…わ…。」
カレハさんも、負けじと腰を動かし続ける。
しかし、カレハさんが動くだけでも耐えられそうになかったにも関わらず、俺も動き始めたことで、一気に限界となってしまった。
「カ、カレハさん…俺…そろそろ……。」
「はあっ…私も…もう……。」
「そ、それじゃあ…、どっちが先にイかせられるか…んっ…競争ですね…。」
「ああんっ…ま、負けせん…わ…。」
そして、俺とカレハさんはラストスパートに突入した。
だが、それも長くは続かず、
「わ、私…ああんっ……もう……んっ…。」
カレハさんが、一足早く限界に達しそうになった。
「う、俺ももう…」
とはいえ、俺ももう限界だったので、最後の一回と言わんばかりに突き上げると、
「はっ…あっ…、あああああぁぁぁぁっ!!」
カレハさんが絶頂に達してしまい、急に膣が締め付けられると俺も耐えられなくなり、
「で、出ますっ!!」
「きゃああああああっ!!」
カレハさんの膣内に発射してしまった。
……って、今なんか変な声がしなかったか?
俺が恐る恐るドアの方に視線をやると、
「ううっ、痛いです〜。」
ツボミちゃんが部屋の中に倒れこんでいた。
- 461 名前:とある秋の休日(後編) 10/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:39:19 ID:LIcZV6fY
-
「ツ、ツボミちゃん?」
予想外の乱入者に、思わず叫ぶと、
「え、ええっ、ツボミちゃん?」
カレハさんもつられて、ドアの方を向きツボミちゃんの姿を見ると、慌てて俺のモノを抜き、下りてしまった。
すると、ちょうど顔を上げたツボミちゃんと目が合ってしまい、部屋の中に気まずい空気がたちこめた。
そのまま誰も一言も発することができず、固まっていたが、
「そ、その…。」
やがて、カレハさんがの一言が沈黙を破った。
「た、確かツボミちゃんの帰宅は午後のはずでは…?」
「せ、せっかく稟おにーさんが来てるんだから、早く帰って来ちゃった…。」
「そ、そうなんですの…。」
ひとまず、ツボミちゃんがここにいる理由は分かったが、質問が続かなくなると、またもや沈黙が訪れた。
このまま黙り込んでいる訳にもいかないので、俺は最も重要であろう質問をすることにした。
「ねえ、ツボミちゃん。」
「な、何ですか…?」
「ひょっとして、ずっと覗いてた?」
この一言に、ツボミちゃんは、いっそう顔を紅潮させると、
「そ、そんなことありませんって。思わず、お姉ちゃん羨ましいな、なんて考えながら魅入っちゃってたなんてことは、……あ。あうううぅ……。」
焦ったせいだろうか、弁明するどころか本当のことをこぼして、そのまま俯いてしまった。
俺としても、こんな状況ではどうすればいいかさっぱり分からないのでいたら、
「そ、その…ツボミちゃんも…、稟さんとこうすることに興味があったんですの…?」
「……う、うん…。」
カレハさんがとんでもない質問をし、ツボミちゃんからもとんでもない答えが返ってきた。
その一言に焦ってしまった俺とは対照的に、カレハさんはじっとしていたが、
「り、稟さん…その…。」
顔を紅潮させてはいるものの、真剣な表情で俺を見つめ、
「ツ、ツボミちゃんも…その…抱いてあげていただけませんか…?」
「…って、えええっ!?」
「お、お姉ちゃん!?」
とんでもないお願いをしてきた。
「そ、その…、ツボミちゃんも私と同じくらい稟さんのことが好きですし…、この状況ではそうしていただくことが一番だと思いますので……。」
カレハさんは顔を真っ赤にさせながら、説明を続けた。
「も、もちろん、ツボミちゃんや稟さんが嫌でないのでしたら、の話ですが…。」
「…お、俺はツボミちゃんがいいって言うなら構いませんが…。」
カレハさんの言う通り、この状況ではそれしかない、と思った俺は覚悟を決めそう言ってからツボミちゃんの方を向くと、
「……稟おにーさん……お願いします…。」
同じく、顔を真っ赤にしたツボミちゃんにそう言われてしまった。
……どうやら、覚悟しなければならないようだ。
- 462 名前:とある秋の休日(後編) 11/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:40:05 ID:LIcZV6fY
-
そうして覚悟を決めた俺とツボミちゃんは、ベッドの上で向かい合っているのだが、
「……どうして、カレハさんもいるんですか?」
「は、恥ずかしいよ、お姉ちゃ〜ん…。」
なぜか、カレハさんがツボミちゃんの肩に手を乗せながら、その後ろに付き添って?いた。
「い、いえ…。私でしたら、ツボミちゃんに何かアドバイスできるのでは、と思いまして。……それに、私だけ見られるというのは不公平だと思いますの。」
…カレハさんの表情から察するに、どうやら本音は後者のようだ。
とはいえ、どうこう言っても仕方ないので、俺は改めてツボミちゃんの方に向き合い、
「それじゃあ、本当にいいんだね?」
改めてツボミちゃんに確認した。
「は、はい…。お願いします……。」
「…分かったよ。それじゃあ…。」
ツボミちゃんの意思を再度確認した俺は、まずその胸に手を伸ばした。
「きゃあんっ…。」
「ツボミちゃんは、自分の胸に触ったことある?」
「は、はい…ちょっとだけ…。」
それを聞いた俺は、多少強めに力を込めその胸を愛撫し始めた。
とはいえ、まだ発育途上のツボミちゃんの胸は、掴むというには少々ボリューム不足だったので、揉むというよりはこねくり回すようになってしまった。
「ふああぁぁ、あ、あたし胸ちっちゃいから…稟おにーさん…つまんないですよね…。」
「そんなことないって。小さいなら大きくなる過程を楽しめるし。」
そう言って、ツボミちゃんの服をはだけると、ツボミちゃんの年相応な可愛らしいブラがあらわになった。
「は、恥ずかしいです〜。」
「んー、でも、この後もっと恥ずかしいことをするわけだし。」
俺ツボミちゃんの言葉を軽く流してブラに手を伸ばした。
ブラの中央で少しだけ盛り上がっていた所があったので、軽く刺激を加えると少しずつ隆起が大きくなってきた。
「ツボミちゃんの乳首、もう固くなってきたよ。」
「り、稟おにーさんがエッチなことするからで…んっ…。」
しばらく、ブラ越しにそのコリコリした感触を楽しんでいた俺だったが、やがて直に触れたくなってしまった。
そこで、一旦手を止めブラをずり上げると、ツボミちゃんの控えめな胸が現れた。
「うう〜、心の準備ができる前にしないでください〜。」
「ごめん、ごめん我慢できなくて。その代わりに、お詫びとして…。」
俺はツボミちゃんの乳首に下を伸ばし、そこを重点的に攻め始めた。
「り、稟おにーさん…んんっ…そこは…んつ…。」
「ツボミちゃんってば、そんなに声を抑えなくてもいいんですのよ?」
「だ、だって…んっ…そんなこと恥ずかしくて…。」
俺もさっきから感じてはいたが、ツボミちゃんはどうやら声を出すのが恥ずかしいらしい。
- 463 名前:とある秋の休日(後編) 12/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:40:50 ID:LIcZV6fY
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「仕方ありませんわね。すみませんが、稟さんはそのまま続けていただきますか?」
「え?別に構いませんが?」
カレハさんが何か思いついたようなので、俺はひとまずカレハさんの言うとおりにツボミちゃんへの愛撫を続けることにした。
「お、お姉ちゃん…ん…何を…するの…んん……。」
「こうするんですの。…えいっ。」
「ひゃあんっ…。」
カレハさんは、急にツボミちゃんの下半身へと手を伸ばした。
そんな予想外の刺激を受けたツボミちゃんの口からは、これまで抑えられていた声が流れ出した。
「まあ、ツボミちゃんやっと声を出してくれましたのね。」
「あんっ…お、お姉ちゃん…ああっ…ずるいよ…。」
「仕方ありませんわ、ツボミちゃんが素直になってくれないんですもの。」
「あうんっ…だ、だめぇ…ひゃん…気持ちよくて…。」
「ツボミちゃん、随分感じてるみたいだね。それじゃあ、俺もそろそろ…。」
俺は胸への愛撫を止め、今度はツボミちゃんのスカートの中を覗き込んだ。
ツボミちゃんの秘所はすでに蜜でグショグショになっており、すでにショーツからこぼれ始めていた。
この濡れ具合から察するに、ツボミちゃんは俺とカレハさんの行為を覗いていただけで濡らしてしまっていたようだ。
「こんなに濡れてるし、もう脱がしちゃうよ。」
「え、そ、それは駄目です…。」
俺がツボミちゃんのショーツに手をなばそうとすると、それを止めようとツボミちゃんも手を伸ばそうとしたが、
「えいっ。」
「きゃっ、お姉ちゃん!?」
一足先にカレハさんに手を掴まれてしまった。
おかげで、俺はそのままツボミちゃんのショーツを下ろすことができた。
「これがツボミちゃんの…。」
「うう〜、稟おにーさんに見られちゃった…。」
ツボミちゃんのあそこにはまだ毛が生えてなく、秘所からは蜜が溢れ続けていた。
「こんなに綺麗なんだから、そんなに恥ずかしがらなくてもいいと思うけどな…。」
「あ、あんまりじっくり見ないでくださいね…。」
「見るのが駄目なら…。」
俺は両手をツボミちゃんの割れ目に入れ広げてから、その中へと舌を入れた。
「ひゃあんっ!り、稟おにーさん……、そこは…ひゃう…。」
俺が舌を入れると急に蜜があふれ出した。
その量は、さっきのカレハさんの比ではない。
「ツボミちゃん、こんなに感じたんだね。」
「は、はい…。ですから…ああっ…お願いします…。」
「これだけ濡れてれば十分だけど…、本当にいいんだね。」
俺は改めて最後の一線を越えることに対する念押しをしたが、
「はい…。あたしも稟おにーさんと一つになりたいんです…。」
ツボミちゃんが笑顔で答えてくれたので、俺もその思いに答えることにした。
- 464 名前:とある秋の休日(後編) 13/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:41:35 ID:LIcZV6fY
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俺が自分のモノを出すと、それは一度だしたばかりだというのに、すでにそそり立っていた。
そして、それを初めて見るツボミちゃんの目は釘付けになってしまっている。
「り、稟おにーさんのすっごく大きいですね。本当にあたしの中に入るんでしょうか?」
「まあ、入るとは思うけど…。」
ツボミちゃんはカレハさんとは年は離れているが、身長はカレハさんと大差があるわけではない。
なので、決して入らないということはないと思うが…。
「稟さん、どうかしたのですか?」
急に考え込んでしまった俺を不思議に思ったのか、カレハさんが声をかけてきた。
そのカレハさんはというと、ツボミちゃんを見守るかのようにその後ろにいた。
「いえ、大したことじゃありませんから。それじゃあ、ツボミちゃんいくよ?」
「は、はい…。あ、でも…あたしが、痛がっても途中で止めないでくださいね。」
「え、でも…。」
「いえ、できれば痛いのは一回で済ませたいので…。」
「わかった、約束するよ。」
俺はそう言って、俺のモノをツボミちゃんの秘所にあてがうと、少しずつ挿入を始めた。
「くうっ、きつい…。」
ツボミちゃんの膣は俺の予想以上に狭く、容赦なく俺のモノを締め付けてきた。
「んんっ…稟おにーさんのが入ってきます…。」
一方のツボミちゃんはというと、やはり初めてということもあってすでに痛がっていたが、すぐに先端に何か当たって挿入が止まってしまった。
しかし、さっきツボミちゃんに頼まれた通り、俺は躊躇うことなく突き入れると、
「ああああああっっっ!!」
何かが裂ける感触と共に、ツボミちゃんが悲鳴をあげた。
「ツ、ツボミちゃん?」
「へ、平気ですから…続けてください……。」
ツボミちゃんの目尻には涙が溜まっており、とても平気そうには見えなかった。
とはいえ、さっきの約束もあるので俺はゆっくりと挿入を進めた。
「な、なんとか入った…。」
視線を下にやると、俺とツボミちゃんの結合部からは、ツボミちゃんの初めての証の鮮血が流れていた。
「は、はぁ…んん……。」
「ツボミちゃん、よくがんばりましたわ。」
カレハさんがそう言ってツボミちゃんの涙を拭うと、ツボミちゃんの表情も少しだけ和らいだ。
「り、稟おにーさん、あたしの中どうですか…?」
「す、すごくきつくて、これだけでも耐えられなくなりそう…。ツボミちゃんの方は?」
「まだ、痛いんですけど、…すごく嬉しいです。」
ツボミちゃんは痛みをこらえて、俺に笑いかけてくれた。
「で、でも、稟おにーさんは動かしたいんですよね…。……少しだけならいいですよ。」
「え、でも…。」
「少しだけなら耐えられますし、気持ちよくなれると思うんです。それに、稟おにーさんに気持ちよくなって欲しいですし…。」
「それじゃあ、少しだけ……。」
俺はツボミちゃんの厚意を無駄にしないよう、ゆっくりと引き抜いてから再び押し込んだ。
- 465 名前:とある秋の休日(後編) 14/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:42:34 ID:LIcZV6fY
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「ん…ああっ……んんっ……。」
やはりまだ痛いらしく、ツボミちゃんの顔が再び苦痛でゆがんだ。
「平気ですわ、稟さん。」
どうすべきか悩んでいた俺に、突然カレハさんが声をかけてきた。
「え、何かあるんですか?」
「はい、こうすれば少しは痛みが和らぐのではないかと。」
そう言うとカレハさんは、ツボミちゃんの胸に手を伸ばし、愛撫し始めた。
「ツボミちゃん、いかがですか?」
「お、お姉ちゃんの手が…ああっ…気持ちよくて…はあっ…少しだけ痛みが…紛れるかも…。」
確かに、ツボミちゃんの声からは少しだが喘ぎ声が混ざり始めてきた。
「り、稟おにーさん…あうっ…大丈夫……ああっ…です…。」
ツボミちゃんもそう言っているので、改めて注挿を開始するとさっきほど苦しそうな声ではなかった。
それを確認した俺は少しずつ速度を上げていった。
「んんっ…稟おにーさんがあたしの中で…あうっ……動いてる…。」
とはいえ、ツボミちゃんの膣の締め付けは全く弱まらず、動かすたびに射精感がこみ上げてきた。
「あぁっ……す、少しずつ…気持ちよくなってきました……。でも…あたし…はあっ…もう…。」
「イっちゃいそう?」
「は、はい……ひゃうっ…。」
「カ、カレハさん、俺もそろそろ耐えられなくなってきたのでもう少しだけお願いします。」
「はい。分かりましたわ。」
「そ、それじゃあ、ツボミちゃん、いっきにいくよ。」
「わ、分かりました…。」
俺がそのまま注挿の速度を上げると、カレハさんも胸への愛撫をより激しくしてくれた。
おかげで、ツボミちゃんも痛みも和らいでいるらしく、表情から苦痛の色が消えかかっていた。
「だ、駄目です…。あたし…もう…。」
「お、俺ももう…。」
もう耐えられなくなった俺は、ぎりぎりまで引き抜いてから、最後の一突きをすると、
「出る!!」
「ひゃっ!あああああぁぁぁっ!!」
俺がツボミちゃんの奥深くに放つと同時に、ツボミちゃんもイってしまったらしく、身体を大きく反らしていた。
「ツボミちゃん、大丈夫?」
「は、はい…。あたしの中、稟おにーさんでいっぱいです…。」
「そっか、よかった…。」
- 466 名前:とある秋の休日(後編) 15/15[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:43:20 ID:LIcZV6fY
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それから、名残惜しい気もするが、俺はツボミちゃんから引き抜いて近くのティッシュを数枚取った。
「あ、もう抜いちゃうんですか…。」
「俺としては、このままでもいいんだけど、それだとこぼれるからね。」
そう言ってから、もうこぼれ始めているツボミちゃんの秘所にティッシュをあてこぼれないようにした。
「うう〜、恥ずかしいですよ…。」
「まあ、さっきまでしてたことに比べれば、全然恥ずかしくないと思うけど。」
俺はそんなツボミちゃんのささやかな抗議を聞き流しつつ手を動かし続けた。
「そ、それでも恥ずかしいものは恥ずかしいんですよ〜。お姉ちゃんも、稟おにーさんに何か言ってよ〜。」
「こればかりは、しかたありませんわね。稟さん、私とした後も必ずしてくださりますもの。」
「お、お姉ちゃんまで…。」
「まあまあ、そんなこと言ってる間に終わったよ。」
俺は、ティッシュをそのまま丸めて近くのゴミ箱に投げ入れた。
「とはいえ、もうツボミちゃんとするなんて、本当予想外だったな。」
「あ、あたしだって稟おにーさんとそ…その、もうし、しちゃうだなんて思いませんでしたよ…。」
ツボミちゃんはそう言うと、顔を真っ赤にさせてしまった。
「とはいえ、これで稟さんが私とツボミちゃんと関係を持ってしまわれたということは…。」
「そうなると…。」
カレハさんとツボミちゃんは、そのまま何か考えているようだ。
ま、まさか……。
「まままあ、そうなると、姉妹そろって稟さんに、まままあ。」
「きゃきゃきゃあ、それじゃあずっと3人一緒で…、きゃきゃきゃあ。」
「…しまった。」
最悪なことに、二人そろって幸せ絶頂な妄想モードに入ってしまった。
しかも、どちらかが声に出せば、もう一人がそれで更なる妄想を始めるので、どうやっても止められそうにない。
結局、二人の妄想が止まったのはそれから数時間後だったが、二人とも依然幸せそうな表情をしていた。
翌日の追試はもちろん合格点をとることができた、のだが…、
「つ〜ち〜み〜く〜ん、昨日は随分とお楽しみだったそうじゃない。」
「稟、殴っていいかい。太陽に届くくらい天高く。」
帰ろうとしたら例の二人が不吉極まりない声で呼び止められ、そのまま土見くん報告会なる羞恥プレイに連れ去られてしまった。
後日亜沙先輩から聞くところによると、月曜のカレハさんは朝から幸せ絶頂モードで、それが麻弓にばれて根掘り葉掘り聞かれてしまったらしい。
天国のお父さん、お母さん、どうやら俺の日常は、更なる受難にみまわれるようです。
- 467 名前:335[sage] 投稿日:2007/05/21(月) 21:44:08 ID:LIcZV6fY
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以上です。
駄文・長文失礼しました。
作者が言うのもなんですが、80さんやぽんちょさんのSSに比べ3Pシーンがしょぼすぎる…。
どうやら、自分はえちぃSSに向いていないようです。
最後が投げやり気味ですが、これはカレハ先輩以外のキャラをあまり最後に出したくなかったためです。
また書くときがあったら参考にしたいので、ご意見・感想等ありましたらお願いします。
それでは、これにて失礼させていただきます。