14 名前:プリムラ・プロローグ[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 01:54:47 ID:zNYlC/km
いつからだろう?
彼の背中を追っていたのは。
いつからだろう?
私が独りじゃなくなったのは。

きっと、最初から。
初めて会った時から、無意識に覚えてたのかもしれない。
恋という感情だと知らないまま…
15 名前:プリムラ・プロローグ[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 05:50:58 ID:zNYlC/km
チュンチュン─
鳥の囀りが聞こえる。
目をうっすらと開け、朝の光を感じる。

意志が完璧に覚醒したところで、のそのそと起き上がり、着替えるためにパジャマを脱ぐ。
同時にドアの外から、ノックと声が聞こえてくる。
コンコン─
「プリムラ、起きてるか?」
コンコン─
それが何度か続いた後
「まだ寝てるのかな?」
という台詞が聞こえてきた。
プリムラは着替えるところで、ノックが聞こえてきたのでそっちに意識を集中させてしまった。
もちろん、パジャマを脱いだまま…
「うーん…時間ないしなぁ」
そんな呟きがドアの外から聞こえてくる。
「入るぞ」
開くドア。
一糸纏わぬ姿のプリムラ。
凝視する稟。
沈黙。
「…」
「す、すまん!!その、なんていうか、起きてると思わなくて…」
稟は必死に言い訳をする。
だがプリムラにしてみれば、「なにをそんなに慌ててるんだろう?」という感じであり、また言葉より、稟に…正確には稟のある部分に興味を持った。
大きく膨らんだ、ズボンの中心。
プリムラはそこに目を奪われていた。
16 名前:プリムラ続き[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 06:34:45 ID:zNYlC/km
「…プリムラ、さん?」
何故か敬語になる稟。
しかし、その変化にもプリムラは気づかないようで、ずっと、稟のテントを見つめていた。
「…プリムラ?」
そのことにようやく気づいた稟は慌てて部屋を出ていこうとする…
が、世の中はそう甘くなかった。
慌てていたためか、出ていこうとした瞬間にプリムラに名前を呼ばれたためか、稟にはわからないのだが、稟は足を滑らせ転んでしまった。
そして稟の意識は途絶えた。
頭を強く打ったのだろう。
一部始終を見ていたプリムラは、慌てて駆け寄るでもなく、何が起こったのか考えるでもなく、稟に近寄っていく。
彼女の興味は、未だに膨らんだままの下半身にしかなかったのだ。
補足的余談だが、楓は今日は日直であり既に学校に行っている。
今家には二人しかいない。
もっとも、プリムラにはそんなことは関係ないのだが─
「……」
プリムラは稟に馬乗りになり、下半身に手を伸ばす。
そして…プリムラの目の前にあらわれた稟のそれは、存在を主張するかのようにそそり立っていた。
プリムラは、そっち系の知識もないため当然、稟のそれが何かも知らなかった。
だからだろうか、プリムラの手つきは射精を促すものではなかった。
まるで、新しいオモチャをいじるかのように…つついたり、握ったり、叩いてみたりした。
飽きはこなかった。
プリムラが"オモチャ"に何らかの刺激を加えるたび、それは太く、熱くなっていったから。
17 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/11/13(火) 06:35:49 ID:zNYlC/km
とりあえずここまで。
批判も甘んじて受け入れるつもりw

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