- 179 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:39:18 ID:ft5ljqCO
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2>>594の続きなので、タイトルはそのままですが、陵辱ものではありません。
理由としましては、
1、このスレではリレーはOK。
2、投下からもう2年以上ほったらかしになっているので、最初の投稿者はもう忘れているだろう。
3、ここの所、陵辱ものが多いので、これはイカン!
4、やっぱりSHUFFLE!はハッピーエンドが1番!!
以上の理由からストーリーの方針転換いたします。
では、どうぞ。
男はネリネの菊門に突っ込んでいたバイブレーターのスイッチを入れた。
ヴヴヴヴヴヴッ!
「んんんんんっ?!」
突如訪れた刺激に、ネリネは身悶えた。
水をお腹にしこたま詰め込まれて苦しんでいた所に、この振動はたまったものではなかった。
振動が隙間を作るのか、水が少しずつ漏れ出している。
「んんっ、んううっ、んんんんんっ!」
ネリネの方は、極太バイブのもたらす振動で苦痛とも快楽ともつかない感覚に襲われて、激しく身悶えた。
「ふふふ、気持ちよさそうだね、ネリネちゃん。それじゃ……」
男はバイブの抜いた。
ぶしゃあああああっ!
「んうううううううっ?!」
勢いよく出る水の排泄感と開放感に、これまでにない快楽を感じてしまい、絶頂に達した。
「んううっ…」
噛まされた猿轡からは、唾液が流れてきた。猿轡は既にぐしょぐしょで、吸水力も限界を超えていたのだろう。
絶頂に達し放心しているネリネに、男は近づいてネリネの股間に手をやる。
ぐちゅり。
「んんんっ?!」
「ネリネちゃんのココ、もうこんなにぐっしょりだ。
さて、そろそろ貰おうかな。ネリネちゃんの処女」
男はズボンのベルトを外して、脱ぎだした。
(………い………や………稟………さ…ま………)
惚けてしまったネリネでも、何をされるかは分かってしまったのだろう。未だに自由である瞳からは止め処なく涙が流れていた。
- 180 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:40:51 ID:ft5ljqCO
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ドガァンッ!!
「ネリネっ!!」
勢いよく、ネリネを監禁していた部屋のドアが蹴破られ、稟が飛び込んできた。
「な、何だぁ?!」
ズボンに半端に脱いだ格好のまま、男は稟を見やる。
だが、それは致命的な隙となった。
「貴様ぁぁぁっ!!」
全裸で拘束されていたネリネを目にした瞬間、稟の怒りは沸点を超えた。
バキィッ!!
「げぶぁっ?!」
顔面を思いっきり殴られて、部屋の壁に叩きつけられる。
男には目もくれず、稟はネリネの拘束を解いていく。
「…稟……さまぁっ………」
拘束を全て解かれると、ネリネは力なく稟に抱きついてきた。
「うわぁぁぁん………」
泣き出してしまったネリネを抱きしめる稟。そこに、さっき殴った男が起き上がってきた。
「…ネリネちゃんから離れろよ、ネリネちゃんは僕のモノだぞ……」
その台詞を聞いた瞬間、稟の怒りがぶり返してきた。
「…ふざけるな、ネリネは物なんかじゃない」
ネリネを抱きしめたままだったので声は抑えていたが、身体は怒りで震えていた。
「それにね、僕のパパは大きな病院の院長だぞ! こんな事してタダで済むと思うなよ!」
- 181 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:43:40 ID:ft5ljqCO
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「ほぅ、ならどうするつもりかな?」
突如響いてきた第3者の声に、男はビクリとして声がした方に振り返る。
「な、何だ?! あんた誰だ!?」
「ネリネちゃんのパパだよ。君が今弄んでいた、ね」
魔王の言葉に、男は真っ青になった。ネリネの素性は知っていたが、ぶっちゃけネリネを調教してしまえば万事OKだと考えていた男は、それ以外の可能性を全く考えていなかったのだ。
対する魔王は涼しげに微笑んでいたが、その目は全く笑っていなかった。
真っ青になって固まってしまった男を尻目に、魔王は稟達に近づいていく。
「おじさん………」
稟は痛ましげな表情だった。樹の誘いを断ってネリネと帰っていれば、と考えていたのだろう。
魔王はそんな稟の心情を察し、微笑みを返してネリネを調べ始めた。
「ふむ、最後の一線は破られていないね。どうやら、色々と薬を盛られたようだけど……」
と、今度は部屋を見渡す。蓋が開けられた瓶を1つ1つ手に取っては、ふむふむと頷く。
「まあ、別に命に別状はなさそうだね。時間を置けば自然に抜けるよ」
「でもおじさん、早く薬を抜く方法はないいんですか!? ネリネが苦しそうなんですけど……」
「楽にしてあげられる方法ならあるよ」
「どうすれば!?」
「ネリネちゃんを抱いてあげて欲しい。盛られた薬はどうやら媚薬の類のようだから、抱いてあげさえすれば、ネリネちゃんを楽にしてあげられる」
「っ! でもそれじゃ…」
内容が内容なだけに稟は躊躇したが、
- 182 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:45:03 ID:ft5ljqCO
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「稟さまぁ……お願いします………」
潤んだ瞳で見上げてきたネリネを見て、稟は覚悟を決めた。
「…分かりました」
真っ直ぐに魔王を見据えた。
「流石は稟ちゃん、いい目だ」
「ま、待て、ネリネちゃんは僕のぎゃああああっ?!」
割り込んできた男は、バチバチと音を立てながら崩れ落ちる。
「君のような下賤の輩を私は認めないよ。ネリネちゃんがその身を許してもいい相手は稟ちゃんだけだからね」
男に見向きもせず言い放つと、魔法で念話を開始する。
相手は妻のセージだ。状況を説明して、頼み事をしている。
「…ふぅ、これで良し、と。じゃあ稟ちゃん、家まで飛ばすからネリネちゃんの事は頼んだよ」
「はい!」
魔王は転移魔法で稟達を魔王家へ飛ばす。
「さて……」
今度は男の方に向く。
「ひぃぃっ!?」
魔王から吹き付ける殺気に、完全に硬直してしまう。
「君にはこんな事をしでかしたことを、たっぷりと後悔させてあげよう………」
顔から笑みを完全に消し去り、魔王はゆっくりと男に近づいていった………。
- 183 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:46:45 ID:ft5ljqCO
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「ネリネちゃん!! 稟くん!!」
魔王家のリビングへと転送されてきた稟達に、ネリネの母・セージが駆け寄ってきた。
「事情はパパから聞いてます! 稟くん、ネリネちゃんの部屋に!」
「はい!」
ネリネを所謂お姫様抱っこで持ち上げると、セージの先導に従ってネリネの部屋に行く。
セージが開けた部屋のドアを通り抜ける際、セージが稟の肩を掴んだ。
「ネリネちゃんの事、お願いしますね、稟くん…」
黙って首を縦に振り、ネリネをベッドへと運ぶと、背後でドアの閉まる音がした。
「稟さまぁ………」
ベッドに横たえられたネリネは、顔を赤らめて稟を見上げていた。
「ネリネ………」
見上げてくるネリネにキスをする。ネリネは嬉しそうに頬を緩めてそれを受け入れた。
「んん…ちゅるっ…」
「んんっ?! ふむぅ、ちゅるっ…」
両手を首に回して舌を絡めてきたネリネに最初は戸惑ったものの、すぐに順応して舌を絡め返す。
しばらくディープキスをした後、ようやくネリネは両手を離した。
「稟さまぁ……私の初めて、奪ってください…。私を稟さまのモノにしてください。
稟さま以外の方には奪われたくありません……っ!」
涙を流して懇願するネリネに黙って頷きキスをすると、稟は自分の服を脱いで全裸になった。
そして横たわっているネリネに覆いかぶさるように、身体を持っていってネリネの豊満な胸に手を伸ばす。
むにゅっ。
「はぁんっ…」
自分の胸を揉む稟の手の感触に、甘い刺激が身体を走り抜けてネリネは嬌声を上げる。
しばらく揉んでいると、すっかり硬くなった乳首の先から液体が出てきた。
「あぅぅ……」
驚く稟に、恥ずかしそうに視線を俯かせるネリネ。
盛られた薬のせいなのだが、その影響で惚けてしまい男の説明が頭に入っていなかったので、訳が分からなかったネリネはいたたまれなくなった。
- 184 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:49:25 ID:ft5ljqCO
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そんなネリネの様子に、稟はネリネの頬を撫でて微笑みかけると、乳首に吸い付いた。
ちゅうううっ。
「はあああんっ!」
さらに高い嬌声を上げるネリネ。左右の乳首を交互に吸いながら、胸を揉みしだく。
「美味しいよ、ネリネの母乳」
稟の言葉に、ネリネは顔を赤らめながらも嬉しそうに笑みを浮かべた。
お世辞ではなく、実際にネリネの母乳は甘くて、いつまでも飲んでいたい、そう思わせるものがあった。
「でしたら………存分に召し上がってください、稟さま…」
ちゅうちゅう、と稟は一心不乱にネリネの乳首を吸い母乳を飲む。
「はああっ、あぁん、やあぁん……稟さまぁ、もっとぉぉぉっ!」
電気のように身体中を走り抜ける快楽に、ネリネは乳首を吸う稟の頭を抱きしめて懇願した。
稟は乳首を甘噛みし、もう片方の乳首を指で摘み上げる。緩急をつけながら攻めを速くすると、
「ひゃ、あ、あ、あん、あ、あ、ああああああああああんっ!!」
ビクビクと身体を震わせて、ネリネは絶頂に達した。
乳首を吸うのをやめてネリネと目を合わせると、とろんと瞳を潤ませたネリネは稟の頭を抱き寄せてキスをした。
- 185 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:50:46 ID:ft5ljqCO
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「んっ……はぁ、はぁ、はぁ……稟さま…私、稟さまのが欲しいです………」
稟は頷いてネリネの股を広げる。ネリネの秘所は充分な量の愛液で満たされていた。
稟の方も、かちかちに硬くなった一物をネリネの秘所にあてがい、挿入する。
ずぶ、ずぶ、ずぶ。
「あっ、あっ、あっ……」
ゆっくりと進めていくと、ふいに進入が止まる。そこがネリネの処女膜なのだと悟った稟は、一旦挿入を止めてネリネの腰をがっちりと押さえつける。
「ネリネ、一気にいくぞ」
ネリネが頷くのを確認すると、稟は手と腰に力を入れて一気に突き刺した。
ぶちぶちぶちっ!
「あぐううっ?!」
苦痛に顔を歪めるネリネを視界に納めながらも、ついにネリネの最奥に到達した。
「ネリネ、入ったよ」
「感じます…稟さまの熱いのが、私の中にあるのを……。
稟さま、動いてください…稟さまが思うがままに、私の中を………」
繋がった部分に見えた血に一瞬躊躇したものの、ネリネがそれを望んでいるなら、と稟はゆっくりと腰を動かし始めた。
ぐちゅ…ぐちゅ…ぐちゅ…。
「あっ、あ、あん……」
薬の影響か、既に痛みより快楽の方が勝っているようで、早くもネリネの声には甘い響きが混じっていた。
(ああ……熱い……稟さまが、私の中に入ってますぅ………)
稟の一物の熱を膣内いっぱいに感じたネリネは、さらにそれを感じるべく自ら腰を動かし始めた。
- 186 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:51:59 ID:ft5ljqCO
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「んんっ?! ネリネぇ……」
ネリネの腰の動きに、一物を刺激された稟は、射精感が少しずつ背筋から這い上がってくるのを感じる。
ネリネの細い腰を掴んでいた両手に力を込めて、自身の腰の動きを速めた。
ぱんっぱんっぱんっぱんっぱんっ!
「はあ、あ、あん、あぅ、あん、はあんっ…あ、熱いですぅ……稟、さまの、熱で…はあっ、とけちゃいそ…ですぅ……」
「俺、もだっ、ネリネっ…ネリネの、なかっ、熱くてっ、とろけそうだ…っ!」
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ!
淫猥な音を立てて股間をぶつけ合う2人は、迫り来る絶頂に意識を呑まれつつあった。
「はあ、あ、あん、あっ、あんっ…だ、だめですぅ、もう、わたしっ…!」
「ネリネ、ネリネ、ネリネっ!」
ネリネの名を何度も呼びながら腰の速度を限界まで上げて、ラストスパートに入った。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんっ!!
「ああ、あ、ああ、あああ、ああ、あああ、わた、わたし…はあっ、あ、あ、だ、だめぇ、だめぇ…ああああああああああんっ!!」
「ああぁっ、ネリネっ!! 出るっ、出すぞ!!」
一物を最奥へと突き込み、そこに固定した。
びゅるるるっ、どくっどくっどくっ!!
ほぼ同時に絶頂に達し、ネリネの子宮に子種を注ぎ込んだ。
「あ、あ、あつい、ですぅ…稟、さまのが、おなかの、なかにぃ、たくさんっ、はいって………おなか、いっぱいですぅ……」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……ネリネのなかもっ、あつくて、きもちよかったっ…!」
お互い絶頂の余韻に浸る。上がった息が整って落ち着いてくると、ようやく身体に力が入るようになった。
ネリネは起き上がろうとして、未だに稟の一物が入ったままの股間に変化がないのに気づく。
「稟さま……稟さまの、まだ固いんですね…」
「ううっ…すまん」
恥ずかしさのあまり、目を逸らす稟。
しばらくそのままだったが、何を思ったかネリネは両足を稟の腰に回してきた。
「ネリネ?」
「私…もっと稟さまを感じたいです……もっと稟さまの精液が欲しいです………」
「分かった。何度でも、ネリネが望む限り続けよう…」
ネリネの腰に再び手を添えて、腰を振り出した………。
- 187 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:53:21 ID:ft5ljqCO
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何度も、何度も、日付が変わっても交わり続ける。
心に在るのは、もうお互いのことのみ。
身体の繋がりが、心を繋ぐかのように、ひたすらに腰を打ち付ける。
ネリネの愛が稟を包み込み、稟の命の種がネリネを満たす。
空が薄明るくなった頃に、力尽きたように抱き合ったまま眠りについた………。
「んっ……」
閉じた網膜をチリチリと刺激する感覚に、稟は目を覚ます。
目の前には、日の光に照らされたネリネの寝顔があった。
あまりにも美しく感じたネリネの顔に手を添えた。
「んんっ……ぁ……稟…さま………おはようございます」
稟の手の感触で目を覚ましたネリネは、満面の笑みを浮かべた。
「おはよう、ネリネ」
見つめ合う2人。永遠に続くかと思われたその時間は、ノックの音で破られた。
コンコンッ。
『はいっ?!』
慌てて同時に返事をしてしまう。
ガチャ。
部屋に入ってきたのはセージだった。
「ようやく起きましたね、2人とも。もう午後の2時ですよ」
セージの言葉に、時計に目をやる2人。確かに2時を指していた。
ちなみに今日は平日である。
「うわぁっ!? 完全に遅刻…てぇか、もう学園終わる頃じゃあ!?」
「あわわわわっ…どうしましょう、稟さま!?」
すっかりパニクって慌てる2人に、セージは笑いながら落ち着くように言う。
「大丈夫です。今日は2人とも休みますって連絡は入れてありますから。
今頃パパが騒ぎにならないよう、説明に行ってますから安心してください」
騒ぎ、の単語に昨日の事を思い出したのか、ネリネが身を震わせる。
身体が密着していてすぐに気づいた稟は、優しく抱きしめてネリネの背中をぽんぽんと、あやすように叩いた。
「ネリネ、大丈夫だ。俺がここにいるから、ネリネの傍にいるから………」
しばらくそうしていると、ネリネも落ち着いてきた。稟の胸に埋めていた顔を上げると、稟と目が合う。
お互いの視線に惹かれるように、顔を近づけて………、
- 188 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:54:45 ID:ft5ljqCO
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「あのー…昨日あれだけヤッといてまだヤる気ですか、2人とも?」
弾かれるように顔を離す。
「まあ、シたいなら止めませんけどね、1回お風呂入って身体洗ったほうがいいですよ。
お風呂の用意は出来てますんで、2人で入ってらっしゃいな」
そう言うと、セージは2人の着替えを枕元に置いて出て行った。
「ま、何だ……せっかくだし2人で入るか」
「そうですね……」
着替えを手に取り、2人は隣室の浴室へと向かった。
無論、身体を洗うだけでは済まなかったのはいうまでもない。
浴室で肌を重ねた後、2人で浴槽に入っている所にシア達がやって来て大騒ぎになった。
事が事なだけに魔王は昨日の一件を秘密裏に処理したかったが、流石にネリネと親しい面々には隠すわけにはいかず、それを聞いて学園が終わった後すっ飛んできたシア達は、仲良く風呂に入っている2人を見てパニックになったのだ。
無論、身体を交えたこともセージからばらされてしまい、それを羨ましく思ったシア達は全裸になって稟に迫ったりと、大騒ぎが加速。
その場は何とか(稟もどうやったか覚えていないが)収めたものの、3ヶ月後にネリネの妊娠が発覚して、結局は土見ラバーズ全員と関係を持つことに。
婚約まで交わして、式は学園卒業後に神界で上げることが決定。
そして、事件から1年後………。
- 189 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:56:03 ID:ft5ljqCO
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「すぅ…すぅ…すぅ……」
揺り籠で眠っている赤ん坊がいる。女の子で名をリコリス。稟との間に出来た、ネリネの娘だ。
「うわぁー…可愛いー…」
「シアちゃん、リコちゃん寝付いたところなんで起こさないでくださいね?」
眠っているリコリスを近くで見つめていたシアは、ネリネに注意されて名残惜しそうに離れた。
そして稟に向き直って、
「稟くん! 私も赤ちゃん欲しいっす! 今日は頑張るっすよ!!」
稟を引きずって部屋を出て行く。ちなみにリコリスが眠っている揺り籠は防音結界が張られているので、少し離れればいくら騒いでも平気なのだ。
「シア! あたしだって欲しいんだからね! 抜け駆けは禁止よ!」
シアの双子の妹・キキョウも続き、
「私だって稟くんの赤ちゃん産みたいんです! 桜ちゃん、行きますよ!」
「わわっ、楓ちゃん、待ってぇ〜」
楓が桜を引っ張って追いかける。
「お兄ちゃ〜ん、私も〜」
プリムラも続く。
「ちょっと、ボク達も混ぜてよ!」
「稟さんの赤ちゃんを求めて…まままあ♪」
「稟お兄さんはケダモノとなって私達を…きゃきゃきゃあ♪」
さらに後を追う亜沙と、妄想の世界に入りながらもしっかりと追いかけるカレハとツボミの神族姉妹。
「私も負けてられないのですよ〜!」
最後に麻弓も続いた。
取り残された形になった、ネリネとリコリス母娘(おやこ)。ネリネはしばらく呆然としていたが、微笑んでリコリスを愛おしそうに撫でる。
「リコちゃん…兄弟が沢山出来そうですよ。お姉さんとして、立派に育ててあげますからね………」
優しく語り掛けて、騒がしくも楽しい未来に思いを馳せた………。
この日、神王家の一室からは女性達の嬌声が絶えることがなかったそうな―――。
おしまい
- 190 名前:ネリネ陵辱[sage] 投稿日:2008/11/04(火) 22:56:56 ID:ft5ljqCO
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陵辱ものを思わせる出だしから、危機脱出してラブラブエッチ、妊娠、出産、最後にドタバタハーレムエンドで終わりました。
未完のssを見つけて、ノリと勢いで続きを書きましたがいかがでしたでしょうか?
最後のドタバタハーレム結成は俺としてはSHUFFLE!らしいと思っています。
変態男があの後どうなったかは、あえて書きませんでした。これを読んだ皆さんが思い思いに裁いてください。