297 名前:逆襲のKKK[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 15:30:41 ID:Br7mqtTC
注 これはレイプ物です。
  設定はアニメ版を採用しています。
  これは読む人を選びます。読むときは気をつけてください。

亜沙が凜と付き合って数日が経過したある日の事。
このカップルは校内一有名なカップルとなっていた。
神にも魔王にもならずにそのアイドルすら蹴って凡人を選択した男と。
校内では亜沙先輩は楓に比べて人気ではない。
ファンクラブの有無からもそれは分かるだろう。
だからシアとネリネと楓を蹴ってまで、
亜沙先輩に走った土見にみな驚いたのである。
そこからこのストーリーは始まる。
 そこでKKK団では、恐ろしい計画が始まっていたのである。
「何だ!!あの女は!!
あの女は楓様を応援していて料理を教えていたのではないのか!!」
「これではまるで騙まし討ちだ!!」
「こんな姑息な手にやられた楓様があまりにも不憫すぎる」
「土見は嫌いだが、あれは酷すぎる!!」
そこにNNNとSSSの代表がドアを開けて入ってくる。
本人達とは違って、この団体は非常に仲が悪い。
普段はお互い争いを繰り広げているのだがやはり似たもの同士。
心の奥で感じるものは同じなのであろう。
だから代表者自らが敵地の中央に入ってくる。
当然、KKKの団員がざわめき出す。
「お前ら邪教徒の教祖がこのKKKの集会にやってくるとは何事だ!!」
団員を代表して教祖が問いかける。
「待つのである。我々に」
「お前達と敵対する気はない」
珍しく、NNNとSSSの団長は息がピッタリであった。
「お前達だって分かっているはず」
「我々が天誅を下す共通の敵を」
この呉越同州ペアが言っていること。
土見という共通の敵が居ても団結できなかった二人が団結して
排除しようといった共通の敵。
「我らが信仰するリシアンサス様を」
「我らが信仰するネリネ様を」
「まるで自分の引き立て役の用に扱ったあの女は絶対に許さない!!」
二人は声を合わせていった。
周りからはおぉと歓声が沸いていた。
「お前達……」
「いままでのことは忘れよう」
「今、我々は手を取り合うべきなのである」
「あの緑売女に天誅を!!」
「ちょっ〜と待ったぁぁぁ!!」
そこに筋肉質の男が駆け込んでくる。
「おまえはPPPの!!」
「そうとも。PPP。義によって助太刀いたす!!」
「おぉ!!」                      

そう。恐るべき計画とは襲撃先の変更とあの4団体の団結であったのだ。
3人集まれば文殊の知恵、
この計画がこうもうまくいくとは誰も思ってなかったのである。
298 名前:逆襲のKKK[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 15:31:27 ID:Br7mqtTC
「それではまずNNN、SSSは土見の家に襲撃をかける。」
「それでは楓様に被害が!!」
「なぁに。いままでの結果からうまくいくとは思ってない。
どうせリシアンサス様とネリネ様の魔法で倒されるのが落ちだ。
それに注意を徹底しておく。ようはそこは時間稼ぎに過ぎない。」
「そこで我々KKKの本隊があの緑女を襲撃する。ここが非常に重要なのだ。」
「だが、あの女は運動神経が…」
「なに。我々は奇襲をかけるのである。それに病み上がり。
たいしたことではないのである。」
「SSS、NNNは数人づつに分けて襲撃したほうがいいのでは?」
「そうだな。まとめてやられたら陽動にならない。
戦力を小出しにして時間を稼ぐ。
目標は土見を倒すことではなくリシアンサスとネリネにこっちを見てもらうことだ。」
「あとはあの緑女の場所は我々KKKが独断で変更する。
また陽動作戦にKKKは参加しない。」
「なるほど。場所を吐かれたら助けに来られるからな。数回、変更したほうがいいだろう。」
「だが、SSSとNNNの指揮をとるのは誰だ?」
「私が指揮は執ろう。」
親衛隊長が自ら名乗り出た。彼は土見にそこまで深い憎しみはもっていない。
だがあの亜沙の件については深い悲しみを憶えているのである。
「なるほど。どの団にも属していない親衛隊長が指揮ですか。思白い。」
「分かった。指揮下に入ろう。」
「あの緑売女がカレハと一緒にいた場合は?」
「それは僕にまかせてもらおうかな?」
すると二人の男が出てきた。
「ミリタリー大下!!」
「違うんだな。今の僕はコードネーム ケルヴィムなんだな。」
「部下のデュナメスなんだな。」
「この麻酔弾で横にいるカレハは狙い打つんだな。」
「目標ははKKKがなんとかしてほしいんだな。」
「お前達。お前達の命は俺が預かった!!」
「それぞれの信ずる正義の為に!!」
ここにいた人が全員で叫び、心に誓ったのである。
299 名前:逆襲のKKK[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 15:32:06 ID:Br7mqtTC
今回の作戦は全員がやる気であった。
そう。誰しもが己の信じたヒロインを騙したと思い込んでる
亜沙先輩に憎しみをぶつけているのであった。

そして作戦当日。
土見の家の前
土見は付き合った後もネリネ、シア、楓を連れて家を出ている。
過激な親衛隊から相互に守りあえるようにするためである。

「マグナム堺、参上!!
ふっふっふ。土見。ここから一歩も歩けない体にしてやるぜ!!」
「あの、そこを通してくれませんか?」
楓が堺に話しかける。普段の彼なら撃沈されるところである。
だが、今の彼は違う。楓のためを心から思ってこの作戦に参加しているのである。
そう。彼は亜沙先輩に天誅を下すことが楓にとっての幸せだと思っている。
だから彼は一歩も引かなかった。
「ダメです。楓様っ、今日限りはお許しください!!」
目に涙を浮かべながら突っ込んでくる堺。
鏡で自分の顔を見たときに楓様にさよならは言ったはずだ。
だがそれでも辛いのである。
「ぐぁぁ」
ネリネの魔法攻撃を食らって倒れる堺。
だが、彼の闘志は消えていなかった。
「たとえ、俺が死んで灰になっても、俺は絶対にそこを通さない!!
絶対に」
執念で体を動かそうとする堺。しかし体は動かなかった。
その様子に怖気つく4人。
「何かこの連中、いつもに増してヤバくないか?」
「気をつけていきましょう。狙いは稟様です。」

「チャリンコ山口 参上!!」
「あなたも懲りない人ですね!!」
即様、ネリネの魔法攻撃を受ける。
だが、彼は執念で回避したのである。
「土見覚悟!!」
玉砕覚悟で突っ込んでくる山口。
彼も自分の正義の為に命を賭けたのである。
だが、その突撃はシアにカットされる。
思いっきり自転車の上から投げ出される。
強烈な打撃が彼を襲う。
もしかしたら骨がいったかもしれない。
だが、彼はもう言うことを聞かない足で土見に向かってくる。
さながら戦車に立ち向かう一人の兵士のようだった。
「土見ぃぃぃ!!」
「なんだこりゃぁぁ!!」
覚悟を決めた男に圧倒されるかのような土見。
だが、それも適わない。
シアの鞄攻撃を食らって彼は息絶えたのである。
「今日はいったい何の日だってんだよ。」
「さぁ?」

そして、土見は数々の妨害にあいながらも亜沙先輩との待ち合わせ場所にたどり着く。
だが、そこには彼女はいなかった……。
300 名前:逆襲のKKK[sage] 投稿日:2008/12/13(土) 15:32:51 ID:Br7mqtTC
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