ライラック「シアちゃん、私からはこれをプレゼントするわ」
キュピーンッッッ
シア「・・・お母さん、それ・・・。」
一見すれば、4っの穴が穿たれたただの鉄の伸べ板に見える。
ライラック「フフフッ・・・。」
ライラックは目を閉じてクルクルともて遊びおえてシアに手渡す。
するとどうだ。シアの手の中にある物は、黒き光沢たたえる崇高な品物となっていた！
それは、黒ヒョウのごとくしなやかなラインを保ち、その軽さは羽毛のよう。
そしてその固さは金剛石よりもはるかに固き代物となっていた。
４つの穴は使い込まれてるのか、更に磨きが掛かってるようだ。

シア「これ、お母さんの一番のお気に入りの宝具、カイザーナックルっ１！」
ライラック「フッ・・・そんな名前、ついてたっけ・・・。」
そうっ、それこそ、歴代神王に伝わる真宝具、カイザーナックル！
真の闘士が装着すれば、一振りで空間を断ち斬り、
打ち抜けばその対象に無慈悲な穴を穿つと伝えられる
武闘系クラス、最狂の伝説宝具！

ライラック「・・・そう。これはね、ユー君から貰った大切な大切な婚約指輪・・・。」
サイネリア「それ、婚約指輪だったのっ！？」
ライラック「まぁ、ね。ユー君らしいでしょ？　でも、おかげで幾多の敵から身を守ってくれたわ・・・。」
シア「だめっ返すっ。」
ライラック「ダーメ。真の姿を保持したままってことは。そのコ、あなたを所有者と認めちゃったもの。もう片方も・・・はい。」
シア「お母さん」
ライラック「二対で一つ。離れ離れになっても、必ず互いを呼び引き合わせる優れ物よ。
そして、夫婦の絆による最終秘奥義は半端じゃないからねっ」

突っ込みどころ満載のカイザーナックル、いったい何が起こるのか！？
キキョウ「・・・いいなぁ・・・」
指をくわえてジト目のキキョウ。焦るライラックの明日はどっちだ！？

続かないW

>>342だけど。ちょっとだけエピローグ♪

ライラック「アイリス〜、本当に大丈夫？」
アイリス「……この鏡、嘘つかないの……見たの……」
サイネリア「きっと大丈夫よ。だって、それがラブだものっ（うっとり」
神王の三夫人はエアロビクスのユニフォーム姿で、息切れしてる
体操着（ブルマ仕様、提供魔王）な二人の愛娘を、
ドキドキハラハラと見守っていた。

ここは人界の自宅の一室。しかしお約束ながら空間歪曲結界で
ちょっとしたダンスホール並みの広さになっている。
ただ、どういうわけか、双子の愛娘の周りはブスブスと焦げてたり
へこんでいたりと散々な状態だった。

キキョウ「今度こそ・・・行くよっシアッ」
シア「いいよっ、キキョウちゃんっ」
三夫人「「「頑張ってっ」」」
シア・キキョウ（（コクッ））

双子はまるで合わせ鏡に映ってるかのように・・・不思議な踊りをはじめた。
いや、本当に不思議としかいえないっ。
年ごろの乙女がガニ股になったりバレリーナのポーズをとったりと
怪しげな動きをするのだから！。
そして二人は締め動作で、人指し指を突き合わせ叫んだっ

シア・キキョウ「「せーのっ、ふゅ〜じょンっ♪」☆」

この数日後、金髪の巫女服美少女戦士、スーパーリンリンシアちゃんが現れ、タキシード姿の稟とのラブラブなんとか拳を放ち
ご町無内の平和を守ったとかどーとかはさだかでない。

終劇

>>348
バカ野郎!そんな失敗したらデブになったり老けたりするような融合、
神王のおじさんは自分は魔王のおじさんとやっても娘にはやらそうとするわけないだろ。
ここは

キキョウ｢変身魔法、飴玉!!｣
シア、飴になったキキョウを飲み込み
シア｢神術最高禁術二神柱融合!!｣
か
キキョウ｢今からシアの中にいた時に見てたシアがやってた恥ずかしい事をばらしま〜す｣
シア｢ちょっとキキョウちゃん!!やめてよそんなこと!｣
キキョウ｢いいじゃない減るもんじゃないし｣
シア｢いいえ減ります!｣
キキョウ｢･･･何よ･･･｣
シア｢何っすか!?｣
手が発光しだす
シア｢あ、来た!｣
キキョウ｢行くわよシア｣
シア＆キキョウ｢｢ダブルシアた〜っち!!｣｣

とかの方が安全だろ。
まあ、前者は合体時間短いし一億分の一の確率で全く違うのになるというか･･･
そもそも通常バージョンでも原型をとどめているか怪しい(椅子のあたりは確実に継承してるだろうが･･･)し、
後者の場合、身体的特徴が合体した両者の中間になるから他の子とやろうとする気もするが･･･