139 名前:名無し ◆85siVFU0r. [sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:05:01 ID:TCkkGXzT
できたー!
シュチュエーション考えたら話長くなった。

今から投下するからレスは控えてね。
140 名前:ウェアヴォルフリング1/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:07:22 ID:TCkkGXzT
ここは芙蓉家のお隣、フォーベシィこと魔王様の、そしてネリネの家である。
麻弓「しっかしいつ見ても大豪邸よねぇ…」
稟「俺の家、と言うより芙蓉家の三〜四倍軽くあるからなぁ…」
樹「楓ちゃんの家だって狭いわけじゃないから余計に広く感じるね。」
さすが魔王の棲居、といったところか。その広さも去ることながらそこから漂う気品は一般家庭とは全く別物であった。
麻弓「一度でいいからこんな家に棲んでみたいのですよ…」
稟「考えるだけ無駄だ。俺たち一般人には程遠い場所だぞ」
余りに広すぎて落ち着かない…。ここで一人で暮らした日には発狂してしまうかもしれない。
麻弓「えー?土見君夢ないのねぇ。私はこういうトコでドレスなんか着て優雅にお茶を楽しみたいのですよ♪」
樹「麻弓はどちらかと言えば、藁葺き屋根の小さな小屋に日本茶の方が似合いそうだね」
麻弓「緑葉君は、その小屋の隣にある小さな鶏小屋が似合うと思うのですよ♪」

とまあ、いつものやりとりをやっている訳なんだが…
稟「おいおい、ここであんまり騒ぐんじゃないぞ。この家の主は今不在なんだから」
実はネリネも魔王のおじさんも出払っている。魔王のおじさんは仕事、ネリネは現在買い物中である。
もっともシアと楓もそれに付いていっているのだが。
つまり今、この屋敷には俺、麻弓、樹の三人だけなのだ。
麻弓「しっかし、リンちゃんもドジよねー。ティーパーティー開くって言ってお茶っ葉準備し忘れるなんて」
稟「普段、魔王のおじさんが食材を買ってくるからな。不在だから気付かなかったんだろ」
というわけで、シア、楓、ネリネの三人は買い物に行ってしまい今は紅茶待ちなのであった。
樹「それにしてもネリネちゃん達はまだかい?稟。」
稟「樹たちが来る直前に出ていったからなぁ…。まだ時間がかかるんじゃないか?」
まあ、留守番として俺が残されたわけだが。来たら誰もいなかった、なんてことになったら困るだろうし…。
141 名前:2/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:09:10 ID:TCkkGXzT
麻弓「それじゃ、まだ時間かかるわね…あたし、ちょっと…」
そう言うと麻弓はすくと立ち上がり、部屋を出ていこうとドアに手をかけた。
稟「おい麻弓、どこにいくんだ?あまりウロチョロされると困るんだが…」
ネリネからこの二人の見張り役を頼まれてるんだよな。特に麻弓は何をするか分かったもんじゃない…
麻弓「ハァ…、土見君。こういうとき乙女には聞かないものなのですよ…」
稟「は?」
ん?なんかまずいこと言ったか俺?
麻弓は明らかに狼狽したような表情だ。困惑した俺を見ながら樹は呆れていた。
樹「稟は時たま恐ろしく気が利かないね…、こういうときは黙って送り出すものだよ」
稟「へ?い、いや麻弓が余計な事しないか心配でさ」
樹「…まあ、その気持ちは分からないでもないけどね。麻弓、行っていいよ」
麻弓「さすが天下の緑葉樹、こーゆー事には気が利くのですよ♪」
そう言うと麻弓はパタンとドアを閉じてパタパタとどこかへ行ってしまった。
稟「樹、いったい…?」
樹「女性が男性と居たくないときなんて失恋したときかトイレと相場は決まってるだろう?」
稟「あ…」
樹「まあ、天下の麻弓=タイムは何をしでかすか分からないからね。稟の気持ちも分からないでもないけど」
しまった…、後で麻弓には謝っておこう…



稟「で、やっぱり麻弓の帰りが遅いわけだが」
樹「…ついていくべきだったね」
幾らなんでも30分はかかるまい。そろそろネリネたちも帰ってくる頃だ。
樹「余計な事をするまえに連れ戻した方がいいだろうね」
稟「ハァ…そうだな、探しに行くか」
やはり麻弓は麻弓であるということなんだろう。やれやれ…

稟「おーい、麻弓ー」
屋敷内を歩きながら呼び掛けてみるが返事はなかった。
樹「そっちはいたかい?」
稟「いや、トイレの方は?」
樹「流石にこれだけの時間入ってたって事はなかったよ」
稟「参ったな…、靴もあるから外に出たわけじゃないようだし……ん?」
廊下の隅にあるドアがキィキィと音をたてていた。あそこか?
142 名前:3/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:10:21 ID:TCkkGXzT
稟「麻弓?居るのか?」
ドアを開けるとそこは少し薄暗い倉庫のようだった。?「ウゥ…」
呻き声の様な声が聞こえるが声の主の姿は見えない…いったい?
樹「どうだい、稟?居たかい?」
遅れて樹が入ってきた。
途端、バタバタと「何か」が走り出す音が聞こえた。
稟「なぁ!?」
?「がぁぁぁあ!」
樹「うわぁ!?にぎゃあーー!!」
ドカァッ!
稟「樹!?」
その「何か」は、一撃で樹をのして、次には俺に襲いかかってきた。
稟「わあぁぁぁ!?ぐっ!?」
ドシーン!
その「何か」に完全にマウントポジションをとられ身動き一つ取れなくなってしまっていた。
ヤバい!両腕も取られちゃってるし…!やられる!?
稟「くっ!」
グッと目を瞑って次に来るであろう痛みに備えた。が…
ペロペロ
稟「うひぃ!?」
痛みではなく頬におかしな感触が走る。
慌てて目を開くとそこには見慣れた人物の顔が目の前にあった。
稟「ま、麻弓!?おま、なにして…!?」
麻弓「クゥ〜ン♪」
目の前に居るのは確かに麻弓、なのだが目の色はいつものオッドアイではなく金色だった。
さらに特筆すべき特徴がある。
稟「み、耳がある!」
麻弓「わぅ?」
まあ、耳があるのは当たり前なのだが頭部の有り得ない位置から別の耳が飛び出ていた。
どうやらこれは犬耳のようだ…。コスプレ…?
稟「…麻弓、いつの間にそんなジャンルに目覚めたんだ?」
麻弓「わん♪わんわん♪」
稟「だあぁ!だめだ、話しにならん!」
どうすりゃいいんだ、この状況…
麻弓「クゥーン、クゥーン…」
稟「お、おい、麻弓っ!?」
麻弓はお構い無しに俺の胸元に頬擦りをしている。……これはこれで可愛いかも…
樹「どうやら魔法か魔具の影響らしいね。ご丁寧に尻尾までついてる」
稟「樹!気付いたのか!た、助けてくれ!」
いつの間にか起き上がっていた樹はシゲシゲと麻弓を観察していた。
樹「これはこれで萌えるかも…」
稟「まて、とにかく助けろ」
なに考えてんだ、コイツは…。いや、可愛くないわけじゃないけど…。
樹「ハイハイ、ほら麻弓。稟から離れ…」
麻弓「グルルルルル…」
樹「……え?」
明らかに樹に対しては敵意を剥き出しにする麻弓。あれ?まずいんじゃないか?
稟「樹!逃げ…」
樹「うわぁぁぁ!」
麻弓「があああぁぁぁぁぁ!!!」
言うが早いか麻弓と樹の追いかけっこが始まった。
樹「ま、待ってくれ麻弓っ!話せばわかるぅぅぅぅ!」
麻弓「グルル…わぅ!!わぅ!」
樹「ヒィィィィィ!」
…本能レベルで嫌われてるんだろうな…
143 名前:4/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:11:46 ID:TCkkGXzT
樹と麻弓は廊下中を走り回り未だに追いかけっこの決着は着かずにいた。
このままじゃまずい、とにかく樹を助けないと!
稟「麻弓っ!!」
俺の声にピタリと麻弓が止まりパタパタと麻弓が近寄ってきた。
麻弓「わぅ、わんわん♪」
なんだか俺にはなついてくれてるようだ。それなら…
稟「お座り!」
ビクッ
麻弓は少しビックリしてお座りのポーズをとっている。上手く行ったようだ。
麻弓「く、クゥ〜ン…」
稟「よしよし、いい子だ。」
優しく頭を撫でると麻弓は気持ち良さそうな表情で甘えた声をだした。
麻弓「クゥーン、わぅ…♪」
樹「やるじゃないか、稟。犬でも飼ってたのか?」
稟「ああ、ずっと昔にね」
こうやって見るととても可愛らしい「犬」だった。…変な趣味に目覚めてしまいそうだな。
樹「俺様にもやらせてくれないかい。はい、麻弓。お・手♪」
ガブッ

樹「ぎゃあぁぁぁ!」
…もうこの嫌われっぷりはだめかもワカランね。
稟「はい、お手」
麻弓「わう♪」
稟「はい、おかわり」
麻弓「わう♪」
稟「よーし、良くできたな。………ん?」
麻弓の指には見慣れぬゴツい指輪がつけられていた。
よく見るとなにやら狼の装飾が施されていて、高い魔力を持ちそうな魔具だと言うことが一目で分かった。
稟「これか……よっ、と」
麻弓「わぅ?…」
微細な光を放ちながら麻弓の犬耳と尻尾が消えていく。
どうやら元に戻っているようだ。
稟「大丈夫か?」
麻弓「う…?土見君……?あたし…?」
稟「どうやら元に戻ったみたいだな…それはそうと、その…取り敢えず衣服を整えてくれないか?」
まあ、あんだけ動き回ったりしたわけだし…、俺がさせたこととはいえ「おすわり」のポーズのままだしな…。
い、いかんシマシマが見える。目線は逸らしておこう。
麻弓「え?・・・きゃあああぁぁぁaaamg1a55dふじこjg!!」
麻弓は現在の状況をやっと把握し先程までの雄叫びにも似た悲鳴を上げた。

144 名前:5/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:12:55 ID:TCkkGXzT
稟「で、何で俺がひっぱたかれなきゃいけないんだ…」
俺の頬には赤々とモミジのマークが入っていた。
麻弓「仕方ないのですよ、つい反射的にやっちやったんだから」
そういう麻弓はかなり不機嫌そうだ。俺のせいじゃないだろう…
樹「で、この指輪はなんだい?麻弓」
樹が指輪をいぶかしげに見つめていた。
さっきの麻弓の犬化の原因らしいが銀色の狼の装飾が施され瞳に黄色い小さな宝石が嵌められていた。
麻弓「そこの宝石箱に入ってたのですよ♪まあ、やはり乙女は指輪をつけてみたくなるといいますか?」
稟「ただの興味本意じゃないか…」
樹「まあ、普通の人なら他人の家の倉庫に勝手に侵入しないしね。」
稟「ああ、入るとしたら泥棒とネズミくらいだ。」
麻弓「うぅ〜、あたしは泥棒やネズミと同レベルなのですか〜…」
泥棒したなら人間失格だと思うぞ…。とにかく元の位置へ戻しておこう。
稟「樹、箱を取ってくれ。」
樹「これかな?ん、箱になにか書いてあるね…ウェ、ア…ヴォルフ、リング?」
ウェアヴォルフリング?
えーと、訳すと、「闘狼の指輪」かな?……実はこれヤバイ物なんじゃ………

麻弓「ホイッと♪」
稟「ん?」
なんか指につけられたような?・・・・まさか
樹「バ、バカ!麻弓!何してるんだ!」
自分の手を見やると先程のゴツい指輪がつけられていた。
麻弓「いや〜、土見君の犬耳姿を見てみたいと思って♪」
だ、ダメだ、意識が、失わ、れて…
稟「………グ……」
麻弓「ぐ?」
ビキッビキッ!
稟「グオオオオォォォォ!!!」
麻弓「ぎゃーー!な、何よこれぇ!?」
稟の耳が魔族の様に伸び顔に黒い紋様が浮かび上がった。
髪や爪まで伸び、もはや誰が土見稟だと言っても信じない程に容姿が変わってしまった。
樹「麻弓ッ!逃げるぞ!!」
麻弓「あ!ちょっと引っ張らないでよぉ!!」
こうして恐怖の鬼ごっこ第二弾が開始された…

145 名前:6/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:14:28 ID:TCkkGXzT
樹「こっちだ!」
麻弓「ハァハァ、え、土見君追っ掛けて来ないよ?」
どうやら知性は低くなっているらしいがこちらをずっと凝視しているところを見ると友好的ではなさそうだ。
稟「グルルル…」
ゆったりとしたスピードでこちらに向かって歩いてくる稟は体の変化に慣れていないようだった。
樹「いくら元が温厚な稟だからってあの状態じゃ理性があるとは思えない!とにかく外に逃げよう!」
麻弓「わ、わかったのですよ!」
屋敷が広いからとはいえ玄関の距離がこんなにも遠く感じたのは二人とも初めてだった。
麻弓「出口よ!早く!」
二階から降りてやっと玄関が見えたその時――
ズゥンッ!
目の前に稟であったものが降ってきた。
麻弓「きゃあぁぁぁ!」
樹「なんだって!?あ、あの渡り廊下から飛んできたのか!?」
二階とはいえ魔王宅の吹き抜けにある渡り廊下から稟がジャンプでやってきたのだ。
とても、人間の身体能力とは思えない。
稟「グルルルルルル・・・」
樹「麻弓!逃げ…」
バシィッ!
樹「ウゴッ!?」
麻弓「緑葉君!?」
軽く振ったように見えた稟の腕は樹を吹き飛ばし、またしても樹は一撃の元にのびてしまった。
麻弓「ちょ、ちょっとやめてよ土見君…」
ジリジリと後ずさる麻弓に稟は一瞬で飛び掛かった。
稟「ウガァァァ!」
麻弓「いやあぁぁぁ!」
ドサッ!
麻弓「イタタタ…へ?」
なんと麻弓は稟に組み伏される体制にされていた。先程と全く立場が逆転していたのだ。
麻弓「いやっ、離して!」
振りほどこうとするが麻弓の力ではどうこうできるレベルではなかった。
それを確認してか稟の金に変わった瞳が妖しい輝きを帯びる。
稟「ガルルルル…!」
ビリビリィッ!
麻弓「いやぁ!やめてぇ!」
どうやら闘争本能だけではなく性欲までも解放されてしまった稟は麻弓の衣服を破り始めたのだ。
露になった麻弓の体は小刻みに震えていた。そこに稟は舌を這わせていく。
麻弓「嫌、いやぁ…やめて…」
今にも泣き出しそうな麻弓は必死に稟の舌の動きに堪えていた。
146 名前:7/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:16:10 ID:TCkkGXzT
ガチャ
ネリネ「ただいまもどりまし…た?」
シア「どうしたのリンちゃ…?!」
楓「麻弓ちゃん…?」
三人の目にはあられもない麻弓の姿と誰だか分からない男性の姿が映っていた。
麻弓「助けて!みんな!」
その言葉で事態を把握したシアとネリネはすぐさま魔力を解放させた。
ネリネ「麻弓さんを放しなさいッ!」
シア「今助けるよ!麻弓ちゃん!」
カッ!シュバァッ!
ネリネ「え…?」
二人の手元から閃光が走ったがそれは稟の目の前で屈折し分散していった。
シア「なんなのあの有り得ない魔法障壁…!?」
稟自身の魔力素養ははっきり言って高くない。それを極限までリングが高めているのだ。
稟「グルルル…」
楓「まさか、り、稟くん…?」
髪がのびて分かりにくくはなっていたが、顔は間違いなく稟のものであった。
ネリネ「そんな、ど、どうして稟様が」
シア「あんな姿になってるッスか!?」
麻弓「土見君の右手についてる指輪を外して!!犬か何かの!」
実際には狼なのだが麻弓には分からなかったらしい。
稟の興味の対象は既に新しく入ってきた三人に変わっていた。
稟「グルルルルル…ガアァァァ!」
ドカァ!
稟の攻撃により床が吹き飛んだ。
ネリネ「きゃぁぁ!」
シア「ま、魔法も効かないんじゃ抑えられないッス〜!」
シアとネリネは慌ててその場から飛び退いたが楓だけがその場に取り残されていた。
いや、わざとその場に残ったのだ。
楓「…稟くん…」
ピクッ
稟の様子が変わった。まるで怯えているようだ。
楓「…なんで恋人の私を差し置いて麻弓ちゃんに手を出してるんです…?」
ビクッ!
さっきまで荒々しかった稟がどんどん縮こまっていく。
楓「……お座り!」
稟「わぅ、わう!」
楓「お手!」  稟「ワン!」
楓「おかわり!」稟「ワン!」
楓「はい、よく出来ました♪」
先ほどまで誰も手をつけられなかった稟を楓が一蹴してしまったのだ。
シア「か、カエちゃん凄い…」
麻弓「さすが飼い主ね…」
ネリネ「…違うと思うのですが」
ともかく第二次決死の鬼ごっこは稟の敗北で終了した…。

147 名前:8/8[sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:17:33 ID:TCkkGXzT
稟「む…?」
う…?なんだ…?体が動かない?
稟「!!!むー!むー!」
麻弓「あ、やーっと起きたわね」
稟「まむみ!?むむめめむめー!」
なんと俺の体はロープで細かく結ばれていたのだ。ご丁寧に口まで。
麻弓「さーて今から吊るすのですよ♪」
吊るす?何いってんだ?ま、まさかこれは…。
稟「えみむまい!?」
麻弓「察しがいい子は嫌いじゃないのですよ♪」
ちょっとまてぇ!?俺何かしたか!?
樹「乙女の柔肌を狙うケダモノにはちょうどいい罰なんじゃないかい?」
稟「それま、おまめま!」樹「失礼なこと言うじゃないか、稟。俺様は寧ろ麻弓を守ろうとしたナイト様だよ」
樹はヒビの入った眼鏡をずりあげてそう答えた。
こいつが言うと妙に説得力が無くなるなぁ…。
樹「まったく、麻弓の掴み所の無い断崖絶壁に欲情するなんぶげらぁ?!」
あ、吹っ飛んだ。
麻弓「エビ二匹目ゲットなのですよ♪」
シア「ま、麻弓ちゃん…」
ネリネ「やりすぎじゃないですか…?」
俺は一匹目確定なの?は、楓がいるじゃないか!!楓、助けてくれ!
楓「麻弓ちゃん、手伝いますよ♪」
・・・は?
いやまて楓お前何を言ってああ、樹を結ぶのを手伝うってことか。
麻弓「それじゃ土見君を吊り上げてもらうのですよ♪」
楓「はい、喜んで♪」
俺の人生オワタ…

アッー!…

この日、魔王宅に二つのエビフライが吊るされることとなった。
148 名前:名無し ◆85siVFU0r. [sage] 投稿日:2007/05/19(土) 00:19:14 ID:TCkkGXzT
終わりッス♪
結んだのは麻弓で吊るしたのは楓ですw

よければ感想下さい。

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