やって来ました夏休み！。芙蓉家の3人にシアとネリネ、亜沙とカレハに樹や魔王＆神王まで混ざっての海水浴へ。次々と水着姿で現れる女の子たちに、稟はドキドキ。ネリネに泳ぎを教えたり、亜沙の水着が流されたり、バーベキューでお腹も満ちて、すっかり海辺の夏を満喫した稟は、シアと並んでビーチマットの上でのんびりお昼寝。「2人っきりになりたいね」などと言い合いながらひと眠りして気がつくと、なんと海の上に漂流している！。必死で戻った海岸には人影はなく…いったいどうなってるんだ？

海水浴での遭難騒ぎ以来、急接近するシアと稟。その様子に盛り上がる神王は、プリムラ相手に「花嫁の父」の予行演習まで始める始末。その噂は巷に広まり、稟の周辺もザワつきはじめる。突然レポーターモードで大騒ぎする麻弓、樹には「後戻りできない」などと散々からかわれ、楓や亜沙たちも浮ついた様子。そんな中、稟はネリネの父親、魔王からの頼みで、ネリネと街に出かけることに。初めての2人きりの1日。あの日の公園のブランコに揺られながら、ネリネは自分の気持ちを稟に告げる。

補習終了！。辛い日々からやっと開放された麻弓は、稟たちのプールへの誘いもぶっちぎって、街に繰り出す。だが、喫茶店での支払いをしようとした時にサイフを落としていることに気づき、臨時アルバイトをするはめに。しかも、着替えの時にパンティが行方不明になり、さぁ大変！。一方、こちらも補習から開放された撫子先生。発見した麻弓のサイフを稟に預け街に出かけるが、ナンパ男や樹＆魔王の来襲に辟易し、マトモな男がいない！と亜沙にグチをこぼす。

夏休みも残り1日。稟とシアは優等生のネリネを先生代わりに宿題の最後の追い込みに入っていた。さらに追い詰められた様子の麻弓。バイトに精を出すカレハ、ナンパ中の樹。鍛錬に余念の無い撫子。亜沙は川原をお散歩中。変わらない平和な日常…だったはずが、異変は突然起こる。庭で楽しそうに水撒きをしていたプリムラが突然倒れたのだ！。うなされるプリムラを心配する稟に、魔王と神王は発熱の原因と彼女の身体の秘密を告げる。プリムラは「生命」の研究のために生み出された人工生命体だったのだ！